私はベンチャー企業で人事をやっていた経験がある。
ちょうど、堀江さんがTVにでて、いろんなITベンチャーが次々と上場していた頃。
ITバブルの終焉が近づこうとしていたとき、売り上げ=営業マンの頭数だった我社は、
市場の飽和化、サービスの劣化の中で、新しいビジネスを生み出すことも忘れ
まだITバブルの余韻に酔っていた。
そんな折、営業現場でどんどんつみあがっていく月の予算が8000万、9000万、1億と毎月の中で上がっていく中で、30名のメンバーの大所帯のマネージメントと東京支店の営業ノルマと、世の中のスピードとまるで、自分を見失いかけていた。
そんな折、次のステップを探して、企画の仕事をしようと思ったり、なんだかんだり退職を含めてあえいだ頃にお声がかかった人事部への異動。
採用担当として、女性営業マン・営業マネージャーが人事って、見せ方的に引きになるからとのことで、ネゴネゴネゴネゴで移動が3ヶ月で決まった。
採用なんてやったことがないところから、採用計画たてて、母集団形成などはじめた。
ITベンチャーは、世の中から注目されている割には、認知が低く、優秀な学生にリーチができなかったため、
「起業家マインド」を持った学生にいかにリーチするかを頭をひねって考えていた。
色々やった施策の中で、社長や取締役のコネクションを使って、若手起業家を6名集めた、パネルディスカッションを企画した。
そんな折に、某IT企業の社長が話してくれた話が、今でも印象に残っている。
「30代までの時間を秒数で数えたことがあるか?」
何度も何度も繰り返したことば。
焦り。
めまぐるしいスピードの中で、私はまた自分のスピードではなく、大きな流れに巻き込まれ流されていくようなトランスに陥る。
あっという間に30になるのがものすごく恐い。
気づいたら・・・というのは嫌だ。
そんなことをよく考える。
ただ、半年前と違うのは、焦りで眠れなくなることがなくなったこと。
というか仕事が忙しすぎて、寝てないからか。
明日も大型案件の再訪がある。自分の提案内容が、日本中の人の目に触れる、世の中にでるかもしれない。
衝動。