この曲のキーとなるのは"Demons(悪魔)"ですが、

歌の中では明確に説明してくれていません。

どうやら、"本性"という言葉が当てはまりそうですが、

瞳の奥に潜んでいるそれは、一つではないようです。




ーーーーーーーーーーーーーー








When the days are cold
And the cards all fold
And the saints we see
Are all made of gold

毎日が冬のような厳しさで
カードを投げて、ゲームを降りてしまい
聖者だと思っていた人が皆
金にまみれていた時



When your dreams all fail
And the ones we hail
Are the worst of all
And the blood’s run stale

あなたの夢がみな破れ
俺たちがその夢をバカにして
もっと悪い事に
自分の情熱がすっかり冷めてしまった時

※”the blood’s run stale”は”血が腐る”という意味。心臓が止まれば、新鮮な血が廻らなくなり、死んでしまいます。自分の夢が破れて、周りにもバカにされていくうちに、ついに自分自身も、その夢に対して心が通わなくなってしまった、という事です。



I want to hide the truth
I want to shelter you
But with the beast inside
There’s nowhere we can hide

俺は真実を隠したくて
本当の自分をかくまった
けれど中には猛獣がいて
俺たちの隠れる場所はない

※”you”とは”あなた”ではなく”本当の醜い自分”の事。傷つきたくないから、本当の自分を押し殺す。けれど、自分の中にいる自分は、本当の醜い自分の事を一番よく知っていて、自分からはそれを隠す事が出来ないのです。

※”the beast”も、後で出てくる”demons”も同じような”化け物”ですが、ニュアンスは微妙に違います。
 “beast”=実際に生きているものを指す
 “demon”=空想上の生き物を指す。得体の知れないもの全般
      を指す場合もある。
 自分の内面”the beast”は醜く、凶暴ですが、正体は分かっています。一方、自分の瞳の中に住む”demons”は、自分でもその正体を分かっていません。どちらが恐ろしいかは明白です。



No matter what we breed
We still are made of greed
This is my kingdom come
This is my kingdom come

どんなに自分を良くしようとしても
結局みんな欲の塊なんだ
これが俺の正体なんだ
これが本当の自分なんだ

※”kingdom”は”王国"という意味ですが、つまりは”自分が支配している領域”という事です。ここでは、自分が一番よくわかっている自分の内面、という事になります。



When you feel my heat
Look into my eyes
It’s where my demons hide
It’s where my demons hide
Don’t get too close
It’s dark inside
It’s where my demons hide
It’s where my demons hide

俺の燃え上がる情熱を感じた時
瞳の中をのぞくといい
俺の瞳には悪魔が潜んでて
今にも暴れ出そうとしてるんだ
近づきすぎないでくれ
中はとても暗くて危険なんだ
俺の瞳には悪魔が潜んでて
あなたを引きずりこもうとしてるんだ

※”demon”は空想上の生き物としての”悪魔”という意味の他に、”絶えず自分を苦しめるもの"という意味があります。いわゆる”悪魔のささやき"というやつです。また”demon”は他に、”とてつもなく情熱を燃やす人”を指す事があります。



When the curtain’s call
Is the last of all
When the lights fade out
All the sinners crawl

カーテンコールが止んで
全てが終わった時
スポットライトの光を落とせば
全ての罪人が姿を現わす



So they dug your grave
And the masquerade
Will come calling out
At the mess you made

そいつらはあなたの墓を掘り
あなたに幻を見せて
自分自身を見失わせようとしてる



Don’t want to let you down
But I am hell bound
Though this is all for you
Don’t want to hide the truth

あなたを失望させたくないけど
俺に近づくと危ないんだ
全てはあなたのためだけど
本当の事を隠したくはない

※”hell bound”は”地獄(hell)行き(bound)”。転じて、”とても危険な状況に陥っている人”を指します。



No matter what we breed
We still are made of greed
This is my kingdom come
This is my kingdom come

どんなに自分を良くしようとしても
結局みんな欲の塊なんだ
これが俺の正体なんだ
これが本当の自分なんだ



When you feel my heat
Look into my eyes
It’s where my demons hide
It’s where my demons hide
Don’t get too close
It’s dark inside
It’s where my demons hide
It’s where my demons hide

俺の燃え上がる情熱を感じた時
瞳の中をのぞくといい
俺の瞳には悪魔が潜んでて
今にも暴れ出そうとしてるんだ
近づきすぎないでくれ
中はとても暗くて危険なんだ
俺の瞳には悪魔が潜んでて
あなたを引きずりこもうとしてるんだ



They say it's what you make
I say it's up to fate
It's woven in my soul
I need to let you go

人生は自分で切り開ける、って言うけれど
俺は結局運命で決まってると思う
俺の魂にまとわりついて離れないんだ
だからあなたと一緒にいられないんだ



Your eyes, they shine so bright
I want to save their light
I can't escape this now
Unless you show me how

あなたの瞳は輝いていて
俺はその輝きを守りたい
あなたが教えてくれなければ
今度は運命から逃げられそうにない

※”their light(あなたの瞳の光)”は、自分の瞳の”dark(暗闇)”と対比して歌われています。主人公は自分の内面や運命についてよく分かっているからこそ、”あなた”から距離を置こうとしています。けれど同時に”あなた”だけが救いの光でもあるのです。



When you feel my heat
Look into my eyes
It’s where my demons hide
It’s where my demons hide
Don’t get too close
It’s dark inside
It’s where my demons hide
It’s where my demons hide

俺の燃え上がる情熱を感じた時
瞳の中をのぞくといい
俺の瞳には悪魔が潜んでて
今にも暴れ出そうとしてるんだ
近づきすぎないでくれ
中はとても暗くて危険なんだ
俺の瞳には悪魔が潜んでて
あなたを引きずりこもうとしてるんだ




ーーーーーーーーーーーーーー


No.11 Radioactiveにも、近づくと危ない人が描かれていますが、不敵な笑みを浮かべる"Radioactive"の主人公に対し、"Demons"の主人公はそんな自分に苦悩しています。でもそうやってもがき苦しむ事でつかめるものは、きっと自分の役に立つのでしょう。