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日だまりに座ってサラダを食べた.
hemp oil...たっぷりの green salad.....しあわせ

 

お家の電球を全部変えた.
太陽のフルスペクトラムと同じ七色光線の穏やかなピンクの光.
その上、かなり長い間使うことができる省エネ電球 ありがたい.
この星のグリーンシーンはひごと進化している.

近頃....ひごと募る思い. サスティナブルなライフへの気持ち、
じわじわを通り越した感じでグゥーングゥーンと引っ張り込まれていく想い.



weekend に、数年ぶりのお山に帰ってきた.
桃と沙羅が産まれた山、10年以上の時を過ごした山.

むかし住んでいた頃から、
床下には ラトルスネーク(ガラガラヘビ)の家族が同居していた.
その蛇は私が初めて山に住みはじめた時に、
家のすぐ近くにあるまん中に裂け目の入った大きな岩の中に住んでいて、
私の夢にでてきて、山の守り神だと告げた.
同じ蛇なのか、違うのかはわからないけれど、
私が家族をもったくらいから、 家の床下に住んでいて、時々顔を出す.

久しぶりの山の家は、草とブッシュで道なき道の奥、ネズミたちの住処とかしていた.
むかし住んでいた頃からの顔なじみたち....
1メートル半くらいの山の主、黒光りするラトルスネークも、
私たちの久しぶりの時間を出迎えてくれた


山に暮らしていた頃は、 半自給自足の暮らし....
そこは長野県くらいの大きさの森がシャスタ山までつづく、メンドシーノ国有林の中.

田舎暮らしをしているというわたしたちに会いにきてくれた友人は 口を揃えていう、
ここは country life じゃなくって、wilderness.
たくさんのネイティブアメリカンの友人ですらいう、
僕らもむかし昔はこういう暮らしをしてた、と.

でもね、そのたびに思っていたの. ここの暮らしは昔じゃなくって最新だってね.

わたしたちの住んでいたヤートは、
モンゴルのパオが木でできた6角形のまあるいお家だった.
角のない住処というものは、常にエネルギーや気が循環するので、
能率的だし、滞りがない.

噂によると、もうすでに5次元である金星では、
みんなまあるいモンゴルのパオに似たかたちの家に住んでいると 聞いたことがある.

小さなソーラーパネルで、毎日のほんの少しの電気をまかなっていたし.
最初の頃のケロシンとキャンドルの夕べもよかったけれど、
循環ということを考えると、 太陽の光で循環するライフというのはとてもいい.

森を散歩して薪をひろい、 ストーブにくべてパンを焼き、
その炭を七厘に移してご飯を炊いていた.




火をおこすのが大好きだった. ストーブに火をつけるときに、
決して紙を使うことがなかった.
松ヤニを見つけて、それを細く裂いたものをスターターにして、
松ぼっくりを使った.
風の流れを見極めて薪を微妙に並べるのが大好きだった
.自然の動きになれてくると、火はたちまち燃え上がる.

薪ストーブの炭は、 掘りごたつの中に置いた、セラミックで創った入れ物に移し、
冬の山小屋を足下から暖めてくれていた. 頭寒足熱....
その方法が、なによりのお気に入りだった.
気持ちよすぎて、コタツから出たくなくなるのが玉にきずだけど
.熱というものの原理は常に下から上に上がっていくので、
お家の中の一番下にある掘りごたつという日本の知恵にはすごいものがある.
縄文人も、半地下の住居に住んでいたらしいし.
コタツ布団の中、半地下の宇宙....では、
遠赤外線で暖められた、わたしたちの心臓から一番遠い足さんたちの中、
気持ちよくなった血液がぐるぐると身体を巡る.
炭が灰になったあとも、暖ためられたコタツ布団は夜じゅう、
わたしたちに暖かい余韻を残してくれる.

最後の炭が灰になると、 それを使ってお皿を洗ったり、歯磨きしたり
... トイレや畑にまいたり. 最後の最後まで循環する暮らしだった.

もちろんトイレは、お外にあって、穴を掘った中にバケツを入れて、
そこに2本の木の板を通し、そこにしゃがむ、日本式.
しゃがむというこのかたちは、排泄に抜群な効力発揮してくれる.
子供を産んだ時も、もちろん日頃から日々鍛えていた、このポーズだったし.
完全なオーガニックのすばらしい肥料は後に畑の肥やしとなる.

トイレはお家のお外、一番大好きな場所にあって、
最高のメディテーションな場所.
まわりを香りのよい ベイローレルの樹々に囲まれていて、
いつもベイのさわやかな香りに包まれている.

出かけるときに、それぞれがガラスのコンテナーに
お水を入れてもっていって、ようが済むとお水で洗っていたので、
トイレットペーパーフリーのうえ、とてもクリーンだった.
手動ウオッシュレットなのだ.


日のあたるデッキには、 ソーラーオーブンなるものがあったので、
お天気のいい日には、そこにお芋を入れておくと太陽熱で
おいしく調理されていた.ご飯も炊けるし、パンも焼ける.
 夏のストーブを使えない季節には、お世話になりまくった.

日本式の暮らしぶりだったので、
露天に牛が水を飲む為の大きなドラム缶を置いて、
薪で沸かして お風呂にしていた.
お風呂の横にちょこんと座って、 薪をくべながらポケッとしてる時が大好きだった.

だんだんと感というものが発達してくるのだが、 風がどう流れるのかを読みながら、
瞬間に次の薪をたしてゆくという遊びがなによりの大好物だった.

お風呂につかり、天の川から流れ落ちる流れ星を数えたり
地球の回る音を聞きながら、眠りについた日々.

そんなこんなで10年以上を暮らした山だったけれど、
沙羅が1歳半のときに、街に降りてきた.


久しぶりの山に戻って、源点(原点)に返った気がする.
それらは、長い間、魂の中、暖められてきたものでもある...
覚醒した星の文明.....

山に暮らしていた時に求めていたこの星全体での平和は、
今、街に暮らしながらも引き継がれている.

サスティナブル(永続可能/ちゃんと循環している)な、この星の在り方.


山から下りて、ここバークレーという街に暮らすいま、
もちろん暮らし方も、自然と変わる.

でも、その根底を流れるものは、変わらないから..
ここにこう暮らす時でも、暮らしはとてもシンプル .
いまさら複雑な暮らしは、とてもできない.

しゅんかん瞬間に、ここに居て、自分の動きや思い、
していることに意識的でいられない暮らしというのは、
生きているという感覚から遠く感じてしまうから.

今の街の暮らしの中でも、 ストレスフリーで地球と共に楽しめる 
life style を、日々、探求している.

その暮らしからはほとんどゴミが出ない.
今暮らしている街、バークレーは世界中で一番ゴミの少ない街



買い物はローカルのファーマーが集まるファーマーズマーケット.
週に3回、場所を変えて行われている



そこにゆく時はもちろんマイバック、 ヘンプでできた野菜ぶくろ持参でゆく.
プラスティックバックだって、洗って干して、使い回す..




野菜くずはコンポストにする. お肉は食べない.
誰かが作ってくれたときには、ありがたく頂くけれど.
基本的にお肉を食べるということが、
この星にどのように関わっているかを知ってしまったいま、
食べるなんて、考えられない.
お肉と一言で呼んでいるけれど、 もともとは生きている動物さん、
わたしたちの仲間.

その動物を食べる為に育てるのに必要な、今のシステムは、
実はガソリンをばらまいて走り回る車よりも、
もっともっと、この星の自然環境を痛めつけているのだ.

家畜を大量生産する為に与えるケミカル.
そのえさとなる穀物を大量に作らなければいけない為に、
大量に使われるケミカル.そのケミカルがこの大地に浸透してよごす土壌とお水.

むかし山でゴートミルクの為にヤギを買いたいと言ったときに、
山暮らしの先輩である清香がいった.
ヤギを一匹育てるのに、どれくらいの野菜を育てなくちゃいけないかを知ったら、
ヤギを飼うのをやめて、その野菜を食べようときっと思うよって、ね.
そして、そのとおりだと思った.

ガソリンを使わない為に車にのらないということより、
とても簡単に意識的に変化できるものに、食の転換、食の連鎖がある.


これは、そのシステムがわかりやすいので、ご紹介します.






戦争や核がこの星から無くなったら、ほんとにたくさんのことが変化して、
自由になることができるよね

そういうことが、少しづつ変化して、進化している今日この頃だけど、
できることは、まず家庭の中から...日々の暮らしの中から
....意識的になることから、はじまる

わたしたちは、みんなで一つだから. 小さな想いの一つ一つ、小さな動きの一つ一つが、
全体であるこの星の今を作っているのだもの.

ベジタリアンになることともう一つ...
気になっているのが、ヘンプという植物の持つ力.
ここ数年、ヘンプのオイルばかり食べているし、
お洋服も、タオルもシーツも、 全部ヘンプ....
とにかくこのヘンプのもつ波動がなんとも心地よいのだけれど.
実は他にも思うところがあるの.

このヘンプをもっとエブリデーライフの中に浸透させることによって、
この星がかなり楽に生きられるようになると云うこと.

本来のヘンプの持つ力というものは、 それだけで、
かなり自然にこの星が営まれるだけの恵みを包する.
聖なる波動もさながら、その育つ過程や創られる過程での在り方は、
たくさんの不自然なケミカルからも解放されて、母なる大地を癒してくれるのだ.
ヘンプシード、その種を使う、ヘンプオイル.
その茎を使うヘンプペーパー.ヘンプの衣料. 葉や種を使うヘンプの医療
ありとあらゆるものの代替えとなる可能性に飛んでいる.
代替えどころか、本来そういうものとして、 この星に与えられた恵みなのだもの.

そんなミラクルプランツには、土地の波動を浄化する力がものすごくあるらしい.
たった一本植えるだけで、その辺りの土の質から,
空気などの波動が大きく変化するという.
山から帰って来てから、 そこでヘンプを育てたいという気持ちがむくむくしてるの.
といっても法律を犯すわけにはいかないので、はやく解禁になってほしいものです.

Hemp is Hip, Hot and Happening

そんなとき、ちょうどいいなって思っていたご本があって、


大島に住む中山康直さんの書いたご本 「麻ことのはなし」(評言社)...お薦めです.


may peace prevail on earth