「彼女たちが泊まるホテルに行ったら」 | ☆ichiのブログ☆

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ドイツとの準々決勝の前日、
ナデシコの選手たちが泊まるホテルに挨拶に行きました。

試合の開催地が、僕が住む
ブォルフスブルクだったからです。

ホテルに行ったら、
「せっかくだからみんなの前で話をしてよ」という流れになって。

「えっ、僕Tシャツとジーパンですよ!」
と返したんですが、
結局みんなが集まる部屋に行くことになりました。

僕が何か話すなんて
おこがましいんですが、
こう言わせてもらいました。

「優勝するために、ドイツはいつか倒さなければいけない相手だと思います。
それが早いか、遅いかだけの話。
頑張ってください!」

それで終わるかなと思ったら、
佐々木則夫監督が

「じゃあ、何か質問は?」
と選手たちに投げかけて。

するとボランチの阪口夢穂さんが手をあげてこう言ったんです。」

「好きな女性のタイプは何ですか?」

みんな大爆笑してましたね。

僕は冷や汗をかきながら

「頑張っていれば、どんなタイプの人でもいいです」
って答えました。

すごくアットホームな雰囲気で、

試合前日に本当にリラックスできていると感じました。


試合を観て、1番驚いたのが最後の最後のところで
みんな体を張っていたこと。

だから、次の日の練習で僕もすごく体を張った(笑)。

彼女たちなら、ここはスライディングに行くよなとか思いながら。

決勝は合宿地のホテルで観ました。

優勝が決まったときは、
言葉では言い表せないような不思議な感覚になりました。

僕にとっとは悔しさであったかもしれないし、

羨ましいという感情だったのかもしれない。

いろいろ複雑な気持ちが混ざり合っていた。

自分がサッカー選手だからだと思う。

ナデシコはいきなりW杯優勝に手が届いたのどはなく、

五輪で4位になったり、
着実に段階を踏んでいた。

僕たち男子も、まずは段階を踏んでいくことが大事だと思っています。