人間の矛盾性とは? | rerax_japanのブログ

rerax_japanのブログ

いまさら聞きづらい質問や、日々の妄想的な雑感。

総序より


ここにおいて、我々は、善の欲望を成就しようとする本心の指向性と、これに反する悪の欲望を達成させようとする邪心の指向性とが、同一の個体の中でそれぞれ相反する目的を指向して、互いに熾烈な闘争を展開するという、人間の矛盾性を発見するのである。存在するものが、いかなるものであっても、それ自体の内部に矛盾性をもつようになれば、破壊されざるを得ない。したがって、このような矛盾性をもつようになった人間は、正に破滅状態に陥っているということができる。ところで、このような人間の矛盾性は、人間が地上に初めて生を享けたときからあったものとは、到底考えられない。なぜかといえば、いかなる存在でも、矛盾性を内包したままでは、生成することさえも不可能だからである。もし人間が、地上に生を享ける以前から、既にこのような矛盾性を内包せざるを得ないような、運命的な存在であったとすれば、生まれるというそのこと自体不可能であったといえよう。


以上



破滅状態に陥った、というのはアダムエバの時のことでよいのでしょうか?

生まれながらに善と悪の指向性があるならば、私は生成されないと言うことです

よね。

ここで言う矛盾っていったい何のことなのでしょうか?