本日 第二弾
旦那さんが仕事の日は 家でゴロゴロしている私ですが、
この頃 プチプラの方々を非公開でフォロしているのと同様に
自分の病気を見つめ返す意味で
今まで目を背けてきたメンタルヘルスの方も お気に入りにいれています
私の病気は、ロナセンを飲まないといけない病気ですが、
長年ロナセンを飲むと 舌が蛇のように勝手に動き出すジスキネジアという副作用に悩まされ
副作用止めを処方されても 一向に 舌の動きが止まる気配もないので、
今はシクレスト舌下錠に変更してもらっていますが
2010年10月に頭の中の言葉に操られ
夜勤で寝ていた旦那さんの目をかいくぐり 裸足で外に出て
近所の車の中で裸になり、そのまま道を歩いていたようで
幸い目の前が病院だったので保護され、
警察に送検され檻に入れられ そのまま総合病院の閉鎖病棟に強制的に送り込まれました。
この病気になる前は、常に人に監視されてると感じる前兆があったんですよ。
でも、その話を家族にしても信じてもらえなくて、
『心配し過ぎ』『気のせい
』『あるはずがない
』などと
今まで普通の生活をしてたので、その言葉は取り合ってもらえず 私を励ましてくれてましたが
、
今 思えば それが幻聴・幻覚の症状で はじまりだったのですが
その頃の私には(家族も)そんなことには無知の状態で
少し心配症だったママが輪をかけて心配症になった 子供達も不安を隠せないようでした。
とうとう自分の脳から発せられる言葉のまま操られることになってしまった私は
強制入院させられた日から障碍者になってしまいました
どういう手順で、旦那さんに連絡がいったのかは分かりませんが(身元に繋がるものをもってない)
そこからが 家族の戦いでした。
医師に最初に尋ねられた事は『寝てませんね』という言葉でした。
『いや毎日寝てますよ』そう答えても
『体は寝てても 脳は寝れてないんです。自覚してください』と。
当時 天井からも監視されてる気がして、天井をのこぎりで切り人がいないか
を確かめた名残
閉鎖病棟の鍵のかかってる個室にいた時の私は、
何故急に こんなところに押し込まれたのか分かりません
毎日 奇声をあげて 時に静かにし 早くここから出してほしいと毎日 懇願しました。
1,2か月経った頃
やっと家族との面会も、閉鎖病棟にある公衆電話の使用も許可され
テレホンカードで家族や友人に電話をかけました。不安だからお見舞いに来てほしいと。
本来 家族以外の面会は駄目だったのですが、友人1人だけ許可されました。
そこから退院までが長かった・・・・
同じ閉鎖病棟にいる患者さんをみては違和感を感じ、私もそんな風にみえてるのかなと悩みましたが
毎日 家族が車で40分の病院までお見舞いに来てくれてたので
旦那さんや子供達も大変だったと思います。感謝
お薬の時間になると 看護婦さんの目の前で飲まされ 飲んだかを口の中までチェックされます。
薬を飲むと 意識が朦朧とするので 薬の時間が嫌でたまりませんでした。
退院した私は、今までの生活と一変。
とにかく水場が怖く 台所・洗面所・お風呂・トイレが苦痛で仕方なく
お風呂も1か月に一回入れれば良いような状態、
安心できるお布団の上が私の居場所。ほぼ寝たきりでした。
総合病院で受診をうけてる5年間ほどは 常に旦那さんに付き添われ一緒に診断をうけました。
そんな病気になってしまった私に 旦那の両親が激怒し
私の実家に離婚の話を叩きつけにいきました。いわゆる三行半
その頃から食事も旦那さんが買ってくれば食べる。忘れてれば食べない。
そして薬の影響なのか浮腫みもひどく痩せては太ったり・・を繰り返しました
当時 地元では精神では名門だった病院の医院長に ずっと診てもらってたのですが、
その頃は 舌の異常を訴えても ロナセンはやめてくれませんでした。
医院長もまた病んでしまい病院から病院へ転院していき
それに従って 私も病院を変える事になったのですが
最後は病院自体をお辞めになられ、その時に臨時担当医になったのが今の女医の先生ですが
ロナセンだけは飲みたくない・・・・・という私の意向をくみとってくれ
今まで飲んできた薬分かると聞かれたので
『名前は分からないけどパッケージみれば分かる』と言うと 薬のカタログをみせてくれ
『これは飲んだことがある』『これものんだことがある
』と副作用の出る薬を除外していき
今のシクレスト舌下に変更してくれました。
私は 人からみると普通にみえるようです
それが この病気の良し悪し
『人から見ると普通より元気そうにみえちゃうから、自分の病気の事はつたえるようにしてね』
と、女医さんから言われました。
普通に過ごせてればいい。
無理をしてはいけない。
卑下しなくていい。
焦って将来の不安をかんじなくてもいい。・・常に医師に言われてる言葉ですが、
『一生治らないと思うから そのつもりで付き合ってね』と医院長にも言われてましたが、
まず女医さんからも同じことを言われました。
でも今は病院へも ひとりで行けるようになり引きこもり癖は治らなくても元気です
障碍者になってしまったことで けんもほろろに激怒していた旦那の両親も、
今でも『病気の事は理解できない』と言ってますが、
負荷をかければ 脳が寝れないので 『静かに暮らしてればいいよ』と言ってくれるようになりました。
毎日同じペースで
人がいれば安心できます。なので、旦那さんの休みの日は楽しみで仕方ありません
来週も病院
診察日を延ばしてあげたいんだけど睡眠薬だけは1ヵ月単位でしか出してあげれないから我慢してね
・・という医師の言葉通り
今月は金曜が5週間あるので、月2回になりました
病院まで行くのは遠いから大変だけど頑張ります