180%笑顔 | 多重人格者が出来るまで

多重人格者が出来るまで

解離性同一性障害の記録を残すブログです。

ちわーっす。
心機一転して初めてのカウンセリングに行ってきやした。

台風並みの暴風雨が吹き荒れるとか予報で出ていたこともあって、
「自然の力も治療を止めようとしておる^q^」と厨二くさいことを考えていましたw
(というか先生にも伝えたw)

でも実際風は強かったものの、行き帰りに大きな影響はないかったので良かったです。
いや・・・16本傘?の骨が折れましたけども。あはは。



で、今回のカウンセリングは初の試みをしました。

毎回H先生だけでなくMさん
(H先生の奥様で、この方もカウンセラー)
も一緒にカウンセリングしてくれるんですけど、今回は途中からH先生と2人きり。

Mさんが居なくなるって聞いて、すごく焦りましたよ。

「うはw先生と2人きりとか、まじオワタ\(^o^)/」って。

先生にも伝えていますが、私はH先生が苦手です。

真意が見えなくて、今まで誰にもバレなかった私の本心を見破る。
それどころか私の知らない、気付かない私まで解ってしまう人だから。

普段、相談されることの多い私は相手の言わんといている事や、
気持ちを読み取ることが得意。

真逆なんですよ、先生は。



それでMさんが出て行った後、

「本当の○○が見たい」とか何とか言って。

「とりあえず黙って。」と。


”どうせい!って言うのだ・・・。”と思いましたよ。


私は

「何も変わらないって。」
「何を望んでるの?」
「期待には応えられないってw」
「この雰囲気ほんと無理」
「あー・・・。もう、何か眠くなってきた^q^」

とか悪あがきを繰り返してましたが、先生無言。

ちょっとは反応してくれるけど、すぐ「黙って。」と言う。


私は溜息ついて、ホント寝ちゃおうかと思いましたが寝れない。
何故なら先生が傍にいるから。
寝たら先生に何されるか判らないし。(研究材料としての意味で)

すると先生、
「寝れないでしょ?それは当然だよ。」と。

判ってて言ったんかーーーーーーーーい!w

とツッコミたくなりましたけど、そこはもう苦笑するしかなかった。

でも、笑った時気付きました。


”あ、今素だわ。”って。


素の私は笑う時に口角を吊り上げる笑い方をするんです。
鼻で笑う感じ。人を馬鹿にした失笑みたいな笑い方。
冷静だし、口数も多くない。声のトーンもかなり低い。

所謂、「何この人?性格悪くない?」と言われる典型。

父からは「何その仏頂面。」とか言われますし、旦那様には「何怒ってるの?」とか言われます。
怒ってる~については父にも言われます。

もちろん、怒ってないんです。

外面営業中の時は無意識に好印象を与えるような自分になってしまうらしく、その反動が家で出るんです。

怒ってないのに怒ってると言われるなら怒ってないように装うしかない訳で。

いつしかその切り替えがおかしくなっていたのかも知れませんね。


大好きなMさんが居なくなったことで
”Mさんが好いてくれる私”でいる必要がなくなった。

先生は苦手だし、どう思われたって構わない人だし。


だから素が出せたのかもしれません。


でもその素の私が出た事に先生はいたく喜んでまして。

「次は最初から2人きりだなー。」
「笑顔見ると辛いんだよね。」

ニヤニヤとほくそ笑んでおりました。なんなんだ一体。

「○○の笑顔は180%の笑顔だよ。対人恐怖の強い人こそ、ずっと笑う。他の怒るとか泣くとかのイメージが出来ないくらい、ずっと笑顔でいる。それが対人恐怖の典型。」

そう言ってました。


確かに普通の人達同士だって分かり合えないのに、私の事を判ってもらえるとは思ってない。

”むしろ私のことなんて理解出来るはずない”と思ってる。

そして”解ってもらえなくて良い”と思ってる。

何故なら、”期待するだけ無駄”と諦めている部分があるから。


だって今まで何度信じて裏切られたか。

信じやすいけど、根底のところで信じきれないのは母親に裏切られてるからだろうけど。



まぁ、そんな形で今日のカウンセリングは無事終了。



しっかり治療する為にも仕事頑張らねば!