子供は無理。諦めなさい。 | 多重人格者が出来るまで

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解離性同一性障害の記録を残すブログです。


そう言われました。

涙が止まらなかった。

『どうして?』

それしか浮かばなくて。


夢にまで見た幸せな家庭を持つことが絶望的という現実に、ただただ涙を流すことしか出来なかった。





“今まで子供を産むために治療に来た人はいない”

“皆苦しくて自分のためだけに来てるんだよ”

“治療する理由が軽い”




と。




“DIDになる子供を産むか、子供を諦めるかしかない”




ねぇ、私が普通の幸せを望んだことがいけなかったの?



普通に・・・。


ただ普通に憧れて、でもその普通は私にとって叶えようと望むべきことじゃなかったのかも知れない。


旦那様を巻き込んで、旦那様の家族を巻き込んで、自分の親さえも巻き込んで。

与えるのは絶望だけ。


だったら何で夢をみさせるような出会いを与えたんですか?


何でこんな残酷な事するの?


私ひとり傷付くなら痛くなんてなかった。


旦那様も旦那様の家族も優しくて理解あるから、辛い。


『こんな出来損ないの嫁なら要らない。』

そう言うような人であれば良かった。



それなら傷付くのは私だけで済んだのに。




ねぇ、どうして・・・?