東日本大震災の翌2012年、大震災の犠牲者の鎮魂を願い
花火2万発を打ち上げるイベントが
震災1年を翌日に控えた3月10日夜
仙台市泉区のスキー場で開かれたらしい
仲の良かったご夫婦が口論をしてしまい、
初めて「行ってらっしゃい」も言わずに御主人を送り出してしまった
その日に彼は津波に飲まれて帰らぬ人となってしまった・・・
かの震災の被害者である初老の御婦人の言葉から始まった企画
この記事をとある人のメッセージ欄のようなもので見かけたとき
私はそういう人がいるのということは、うらやましいなという
気持ちも感じた
今もその気持ちは同じ
それだけ大切な人がいるということだから
戦争や震災で大変な思いをしているわけではないけれど
人はやはり何らかの切なさを背負って生きていくんだろう
3月11日に思い出す切なさ
何もできないけれど3月11日という日を忘れず
思いをはせることは続けられる