中高年精神障がい者のお仕事探し

中高年精神障がい者のお仕事探し

休職期間満了により自然退職となって無職に。
まだまだ働きたいので、お仕事探し中。
このブログでは中高年精神障がい者の就職活動について書いています。
(2022年9月より記載内容とタイトル変更)

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2022年末で再就活を初めて約3ヶ月たちました。

 

  見えてきた本当の現実

 

未だ就職活動中です。

何社か不採用になって強く実感してきた50代障害者の再就職の難しさ。

覚悟はしていましたが、思っていた以上に厳しいです。

 

障害者向け転職エージェントも利用しましたが、紹介できる会社がなくなってフェードアウトされました。

エージェントさんが言うには、「10社当たって1社合格するくらいのレベル」と言われましたが、ほんと?

そんなもんじゃないでしょう?

 

  障害者であることの影響

 

障害者採用の募集数は、通常の採用と比べると0.5%くらいの印象です。

はっきり言って、障害者採用で希望の条件(給与・休暇・残業・通勤)に合う募集は殆どないです。

 

大きい会社ほど障害者採用に積極的な印象がありますが、それでも1社で採用1~数人ですからね。

採用人数は少ないし、大都市部に多いので、電車通勤になりがち。

電車通勤は通勤時間が長くなるし、精神的な負担が大きいので、できれば避けたい。

 

それにまあとにかく、給与が低い。

しかも、昇給率が健常者とは別になっていることがあるらしいです(ハローワーク談)。

 

  作戦を考えた

 

一般募集している会社の中には、「障害者積極採用」としている会社がたまにあります。

ハローワークによると、障害者採用とまでは行かないけれど、採用には応じる。という感じだそう。

障害者採用には設備とか配慮とか、それなりにハードルがあるみたい。

なるほど。一般募集にはそういう中途半端なものもあるのか。。。

 

そこで、2本立てで行く作戦を考えました。

1.障害者採用で応募する。

2.精神障害者であることを宣言して一般募集に応募する。

 

2については、ハローワークの求人であれば、ハローワークの人が問い合わせてくれます。

 

  応募してみたら

 

一般募集も視野に入れることで、求人検索の幅が広がりました。

まずは、昔取引のあった同業数社に応募してみました。

過去の実績を当てにして、どこか拾ってくれるだろうと思っていたのですが、甘かった。

同業数社はことごとく不採用。面接すらたどり着けません。

不採用理由を聞くと、

「経歴はいいんですけど、配属先がありません」だそう。。。

 

並行して他にも応募しましたが、これも書類選考で不採用。

不採用の理由は、

あなたに見合うポジションがありません。とか、

募集要項の経験(作業実績)がないので無理です。とか。。。

つまり、過去の実績ではなく、年齢、経験、の2つが大きな理由です。

 

  50代転職者に求められるもの

 

どんなに良い会社に勤めようと、輝かしい実績を残そうと、

それは単なる武勇伝であり、昔話で受けとめられます。

 

障害はさておき、50代の就職に求められるのは、超即戦力です。

募集している仕事が明日からできるかどうかです。

50代に成長は必要ありません。ていうかできません。

教えてもらったらすぐにできること。これが重要です。

 

だから、設計、プログラミングなどのPCや専門ツールを使うのがメインの仕事をしてたのであれば、

老化していく頭が進化していくツールを使えなくなり、過去の実績が役に立たなくなります。

「以前はこうでした」と言っても、「ああそうですか。で、どうしたら良いでしょう」「・・・」で終わってしまいます。

つらいですね。

 

50代の就職で武器になるのは、

フォークリフトとか、製造現場での経験とか、運送業とか、体を使った経験があると強いです。

介護や病院関係などの人不足が慢性化している職業の経験や資格も強いです。

調理系の経験や資格も強いです。

 

結局のところ、職人系の経験と実績があれば、50代でも求人はあります。

 

自分にはその経験も資格もない。

だからつらい。

加えて精神障害を持っている。

 

  では今後どうするか

 

就職が困難なのは分かりました。

過去の実績は当てにしません。職務経歴書は立派に書きますけどね。

 

今のところ、不利を補う対策はないです。

資格を取るのに費やす時間が短ければ資格取得も検討しますが、何ヶ月もかけて勉強するのは時間がもったいない。

資格が取れるとも限らないし。

 

しばらくは数打ちゃ当たるの精神で行こうと思います。

 

「実現は難しそうだな」と気づいたのなら、夢なんていつあきらめてもいい。

軌道修正して新たな夢とともに歩き続ければいい。

深刻になり過ぎてはいけない。

<アントニオ猪木 最後の闘魂 より>