Vというアルファベットは英語では [vi:]と読みます。
日本語では「ブイ」と言います。「ヴィー」「ヴィ」と言うこともあります。
ラテン語では「ウー」
フランス語では 「ヴェ」
ドイツ語で「ファオ」
イタリア語で「ヴ」「ヴィ」
スペイン語で「ベ」
ポルトガル語で「ヴェー」
インドネシア語で 「フェー」
オランダ語も 「フェー」
「ブイ」と読む国はないのに、どうして日本語では「ブイ」と言うのでしょう???
ずうーっと気になっていたので、
調べてみました。
ネットを検索したら、どうも福沢諭吉に関係があるらしい・・・
ということで、福沢諭吉全集を見たら、ありました!
福沢諭吉は1860年に「華英通語」という辞書を出版しています。
福澤 諭吉は天保5年12月12日(1835年1月10日)生まれなので、1860年といえば25歳。
その若さで、すごいですね~。
この中で、アルファベットにカタカナ音をつけている表があるのですが、
vが「ヴヰ」となっています。
ここから、「ブイ」になったのではないか、と思うのですが、どうでしょうか。
wは「ダブリュー」ではなくて「ダブルユー」となっています。
aは「エ」
dは「ヂー」
jは「ゼー」
rは「アル」
tは「チー」
xは「エキス」
yは「ウハイ」
と表記してあります。