イソギンチャク飼育について、購入する前に必ずしていただきたい事があります
「水質検査」
です。
「水質検査?試薬高いでしょ?」
「しなくても飼えてるブログあるよ」
もちろん、私も知っていますし、最初はまるで上記のままイソギンチャクを購入していました。
結果
ハタゴイソギンチャク2匹、イボハタゴイソギンチャク2匹、サンゴイソギンチャク2匹、シライトイソギンチャク1匹、ウメボシイソギンチャク3匹
を死なせました。
その時の水質データです
アンモニア→0ppm
亜硝酸→0ppm
硝酸塩→40~50ppm
ハタゴ、イボハタゴは一週間「で」昇天
その他は1ヶ月~3ヶ月以内に
ハードコーラルを購入した際に、初めて水質測定をしました
「奇跡でも起きない限り、水質測定せずにイソギンチャク飼育は出来ません」
と思って下さい。
奇跡なんですよ。自分の水槽でも簡単に出来るなら、奇跡ではありませんし、水質検査品も商品として成り立っていません。
イソギンチャクを購入する前に、水質検査をして
アンモニア→0ppm
亜硝酸→0ppm
硝酸塩→(推奨)10ppm以下
であることを確認してから購入してください
硝酸塩に関しては、
「任意で0ppmに出来るスキルと環境」
を
ハードコーラル、ミドリイシは敷居が高いですよね
アンモニア~硝酸塩にだけで言えば、イソギンチャクも同じレベルが求められます
イソギンチャクは積極的に捕食活動をしてくれる分、その他の部分では楽なのですが。
硝酸塩が高い数値のままだと、最初は調子良く見えても、ある日突然不調になったりします
「原因不明」となるわけです
イソギンチャクは驚くほど膨らみ、驚くほど縮みます
その体内に流れるのは、全て「飼育水」です
↑
と書けば水質は清浄の方が良いですよね
イソギンチャクを購入する前に、
↑
これ、購入してください
メーカーはどこでも良いのですがw
ペーパータイプのもありますが、使った事がないのでなんとも。
試薬タイプの方が正確な数値が把握できますので。
ペーハーやリン酸塩……といった部分もありますが、イソギンチャクに関しては気にしてません……が、気にした方が良いのかな?w
まあ、硝酸塩を低く保つ過程で、そこまで逸脱した数値にはなりにくいかとw
↑
まもなく4年になるシライトかセンジュかオオサンゴイソギンチャクですw
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3年3ヶ月になったハタゴです
ハタゴに関しては水流やエサで不調になった時期もありましたがw
とにかく、
「水質良けりゃ購入しても直ぐには死なない」
です
試薬タイプの試薬は高いです
写真のタイプで7~8千円、ハタゴすら買える価格です。
「給料手取り月一万のオイラにゃ高すぎる」
この8千円あれば、その他の生体や、それこそハタゴが買える……と思うのが、マリンアクアリウムをし始めた頃に陥る罠です
結果、潤うのはショップばかり……
それに命ですからね