ゴールデンウィークにペットショップの中古品コーナーを見てみると、パワーボックス9000と10000の2台セット1500円という恐ろしい値段を発見しました。
ただ、家には9000が稼働中…
色々手をかけて修理をしましたが、たまぁ~に水漏れがまだあります
稼働中の9000は予備にして、10000をメインにして、濾過力アップしたいな…しかし、付いてくる9000はいらない…しかし使えそうな9000を捨てるのもしのびない…
家族が「水漏れしてる方を捨てれば?」
しかし、色々手をかけ、分解修理をしてきた9000をポイするのも…しかし、二台を予備として保管…
店員さんに、「一台売りになりませんか?」
店員さん「洗っていませんし、二台持って行って欲しいので…1000円で!」
「買った!」
で、2台と、付属品を持って帰りました。
付属品だけでも1000円は安い!
確かにホースは水垢だらけで、10000の方にはモーターユニット内部にまで砂が入り込んでいました。
ホースに布っきれを押し込んで、押し出し濾過器も磨いて綺麗にすると、かなり綺麗になりました。
購入から日が浅い様なじょうたいでした。
10000を使うので半日ほど水で試運転している水漏れチェック
ろ材はバクテリア等の問題があるので、そのまま使うとして、やはり手間暇かけ修理してきた9000を捨てるのは忍びない…
連結できないかな?と色々観察していたら、10000のOUT側と9000のIN側のバルブタップが同じではないですか!
で、

連結完了
10000側で吸い上げ、9000側で吐出です。ポンプは10000一台だけの運転で、9000より1w高いですが、循環能力のアップを優先させました。
…ここからが悪夢の始まりです
飼育水をポンプでひたすら呼び込んで…いざ!コンセントON!
意気揚々と回りだすポンプ!勢い良く9000側へ流れ出す水!ダバダバダバと溢れ出す水!
エライコッチャ!9000のコンセント側の側面から漏水です!
古い9000だからか?動かしたから隙間ができたのか?色々調べても溢れ出す水…こりゃいかん。
ということで、急遽新たに購入した9000の漏水チェック、30分くらいで終了してろ材を入れ替えて再度ON!…ダバダバダバ…同じ場所からの漏水です
これは何か別の原因があるぞ?ということで、考察開始…で気付きました
10000から9000に送り込む…つまり9000は正圧(➕圧)なります。パワーボックスのポンプが水を吸い上げ吐出するタイプなら、濾過槽は負圧(➖圧)になるはず。濾過槽を満水にして、吐出側から水が出ないと送水しない…ということは、水を送り込む(押し出す)タイプではない。
と仮定して、10000側のコンセントを抜き、9000側のコンセントを差し込んでみると…なんと!漏水がピタッと止まったではありませぬか!
循環能力アップはなりませんが、大幅に濾過力をアップさせる事に成功しました。2倍以上ですw
確かに、10000→9000は強い力で小さい吐出側に流れるので、より正圧になり、溢れ出しやすくなるのてでしょう
ちなみに、ポンプ2台運転させても水漏れはしませんでしたが、電気代と、やはり正圧が怖いので、10000側は停止に。今度、10000側のインペラーを外して通水しやすくするつもりです。
10000のろ過材は下から、100均のウール、2段目、3段目には入っていたリングろ材、一番上に麦飯石と活性炭、ろ過材ボックスの蓋の上、インペラーの下に石を吸い込まないように上部ろ過のマットを敷きました。
コトブキさんのホームページでは、「パワーボックスの連結は構造上出来ません」と記載されています。される方は自己責任で……
写真は一晩運転して水漏れ確認する為に、タライを受けています。
コトブキさん、増設濾過槽出しませんか?w