人それぞれ親切の解釈は違うんだろう。
スーパーで買い物をしていたとき。
買い物を済ましてレジへ向かった。
レジ付近には、コロナ禍の名残だろうがレジごとの整列位置が記されているところがある。
整列順の2番目の人は大抵、レジ近くに陳列してあるトイレットペーパーやお米の棚あたりに並ぶことが多い。そうすることにより、レジと陳列棚の間の動線が確保されお客さんがスムーズに動くことができる。コンビニなんかもレジ付近には並ばないようにと整列位置が記されている。
そんななか、私は整列位置に従い会計の順番を待った。並んだレジでは先に1人会計してる人がおり、2番目の整列位置に私は並んだ。
そして前の会計が終わったのでレジに進んだ。
そのタイミングでカートを押しているおばさんが私の前を横切ろうとした。お互い同じタイミングで動いたため、ぶつかりそうになったので
私はとっさに止まった。
そして、おばさんを先に通らせようと
「どうぞ、どうぞ」
私は手でジェスチャーを出した。
するとおばさんは、ゆっくり感謝の会釈をしたと思ったらそのままレジに進んでしまったじゃあないか。
私はおばさんに駆け寄り、
「すいません、そういうことじゃあないんです。」
おばさんは勘違いに気づき、慌ててレジから出て並び直した。
レジ係の方はこの一連の出来事を知らないため不思議そうな顔でこっちを見ている。
けして高齢者いびりをしたわけじゃないですから。
改めてコミュニケーションって難しい。