【手術当日(2014.11.12)】

12時30分頃からの手術。

手順としては、大まかに、麻酔→執刀→骨頭を切除→人工関節のカップを骨盤にはめ込み固定

→人工関節を大腿骨にはめ込みセメントで固定→人工の骨頭とカップを合わせる→執刀部を縫う

股関節の軟骨がすり減って右足が数mm短くなっていたので、この手術で3mm伸ばしました(^^;

 

・ 手術室に入り、手術台の上に仰向けになります。

・ 様々な測定機器端子を装着した後、まずは硬膜外麻酔(手術後の痛みを軽減するための鎮静剤等を入れるためのチューブ挿入)、その後に全身麻酔をかけるのですが、一瞬で意識がなくなりました(こわ〜)。

・ 上記の手順で手術(正味2時間弱で、準備から病室にもどるまで約3時間とのこと)

・ 何時間後かわかりませんが、病室で目が覚めました。付き添いは妻と妻の母親。

・ 手術当日は、ほとんど身動きがとれず、寝たきり(脱臼防止のため)。

尿管カテーテルが入っているので、知らぬうちに排尿。

・ さすがに、切った部位が痛いので、座薬(鎮痛剤)を処方してもらいました。

・ 高血圧症で薬を服用しているほどで、日常生活時は140/90、入院時は120/85程度でしたが、何かのショック状態のせいか70/40と血圧がグーンと下がった時がありました。看護師さんの適切な処置ですぐに回復しましたが、まあまあありがちなことらしいです。

 

これで、手術当日は終了。

 

人工股関節置換術後。このレントゲン写真を見れば、脱臼しやすいことがわかる。

 

【人工関節の説明】

 

      

 人工股関節の一例  使用したSCステム 使用した910メタルボール 使用したCLHOカップ

 

★ 金属なので、もし空港の保安検査場(X線検査)で引っかかったら、下記の証明書を見せるようにと人工関節手帳を持っていますが、関西国際空港では引っかかりませんでした。

また、Co-Cr-Mo(コバルト-クロム-モリブデン)合金を使用しているので、MRI検査も可能です。