「あれ?」


ジュンスがつぶやく


少し目が慣れてきた


目の前をゆっくりゆっくり泳ぐ大きな魚


この部屋の中は大きな水槽のようで・・・


いや、むしろ海


ここは深い海の底のようです


泳いでいるのは深海魚


ああ


そうか


ユチョニ兄は魚になったんだ


潜って


潜って


日の光も届かないほどに


深く深く


冷たく暗い場所まで


そしてついには海の底


さびしくはないのだろうか


ぼんやりする僕の目の前に


さっきの魚が戻ってきた


ゆっくりとした動き


そうか


ここは


怖い魚がいないから


ゆっくりでも大丈夫なのか



一瞥もせず通りすぎる


もしかして僕たちが見えていないのか?


目は退化してしまっているのだろうか?


目のない魚に


太陽の光は眩しすぎる?


太陽の下ではもう暮らせない?




とりあえずこの部屋にはジュンスしかいないらしい


いったん廊下に出る


どうしたらユチョニ兄に会えるだろ


「任して」


ジュンスの「任して」はあてにならない


どうせ気合いとか言うんでしょ


「思い出した」


「古い映画にあった」


映画?


「トトロのところに通して、お願いっ!」



あぁ、あの映画


「ユチョンのところに通して、お願いっ!」


バンッ


ジュンスが思いっきりドアを開ける


けどやっぱり誰もいない


はぁ、肩の力が抜ける


「チャンミンもやって」


えー


「やってよ~」


頼まれれば頼まれるほどやりたくなくなる


「チャンミンならできる!」


うーん


「お願い!」


じゃあ


コホン、と咳払いを一つして背筋を伸ばす


「ユチョニ兄のところに通してください、お願いしますm(_ _)m


一礼


ドアノブを掴む


ちらっとジュンスを見ると、コクンとジュンスが頷く


カチャッ


ドアを開けると


そこは真っ暗だった


申し訳ございませんっ!


一つ、お話、飛んでました!!!


アップし忘れたらしい


ごーめーんなーさーい


と言うわけで、11と12の間の一話を載せます


読みにくくてごめんなさくて


明日には11の後ろに突っ込みます













明晰夢(めいせきむ、英語:Lucid dreaming)とは、睡眠中にみるのうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている[1](Wikipediaより)










ユチョンに夢で会うために、ユチョンの写真を枕の下に敷いて寝たチャンミン


日頃の睡眠不足のおかげで、さっそく眠りにつけたようです


思い通りに夢で会えるでしょうか




これは夢?


僕は今夢を見ているのでしょうか


ここは・・・


わかりました


ユチョニ兄の家


大きな窓


明るい日差しが差し込みます


静かです


リアルです


これが明晰夢


ああ


このドアを開けると


コンコンコン


「どうぞ」


失礼します


お久しぶりです


「パンガパンガ」



なぜ?


「俺も写真を枕の下に入れてみただよ」


「やっぱり会えたね~」



まて


おい


そこにいたのはジュンス


じゃこれはジュンスの夢か?


それともユチョニ兄の夢に僕とジュンスと二人が入り込んでるのか?


ユチョニ兄はどこ?


ってか


ってか


ってか


まさかと思いますけど


どんな写真を選んだんですか


「もちろん五人だよ」


うわ


ややこしくなっていく予感しかありません