本記事ではポケモンカードを描かれているイラストレーターさんを紹介します。
今回に紹介するのは、森井ユカ氏です
どのようなポケモンカードを描いているか
森井ユカ氏の作られたポケモンのカード
氏は、イラストレーターではなく造形作家です。
焼くことで固まるFIMOという樹脂粘土を用いてポケモンのフィギュアを作成し、それを現実の風景の中に置いて撮影した写真をカードに使用しています。
造形を作る技術も素晴らしいですが、(森井氏以外の専任スタッフさんの仕事かもしれませんが)フィギュアを配置する場所を選ぶセンスやフィギュアが映える写真を撮る技術も高いと感じます。
特にスノーハザードに収録されているヤバチャはヤバいと思いました。個人的には、今回の新弾クレイバースト&スノーハザードの中で1番のお気に入りのカードです。
本物の紅茶のティーカップの並ぶ中に配置されたヤバチャはオシャレであり、「ポケモンは実在する」と強く感じさせてくれます
新しいポケモンカードです✨こうちゃポケモンのヤバチャを焼いて固める樹脂粘土で作りました。目や口も粘土を細~くのばして作りました。彫り込む必要がある場所以外は全て指だけ使っています😉ポケモンカードゲーム「スノーハザード」に入っている、カモよ!?#ポケモンカード #スノーハザード pic.twitter.com/ByJtrPMqHg
— 森井ユカ Yuka Morii (@yukayuka) April 15, 2023
他の作品も可愛いものばかりです
新しいポケモンカードです✨うにポケモンのバチンウニを焼いて固める樹脂粘土で作りました。どうですかこの勇ましい表情!(ああ…バチンウニもウニも大好き…💕)
— 森井ユカ Yuka Morii (@yukayuka) April 3, 2023
😉スターターセットexピカチュウ「ex&パーモット」「スペシャルセット」に入っているよ、よろしくね!#ポケモンカード pic.twitter.com/IRLEarqeDa
私は別の作家さんの作った樹脂粘土作品を何点か持っていますが、何年経っても色落ちやひび割れの劣化もせずにいます。
ですが、更に年数が経てば少しは劣化しますし、細かい造形は壊れやすくもあるので、製造直後の一番良い状態をポケモンカードに記録するのは、とても良い事だと思います
森井ユカ氏の造形の特徴
ポケモンが実在するように思わせることがポケモンカードの目的の1つです。
立体の造形を現実の風景に中に置くことで、その本当にいる感じを表現することができています。
FINOは好きな色を混ぜることで自由に色彩を選ぶことができ、ポケモンの鮮やかな色合いを表現するのに適しています
また、非常に細かい部分まで作りこまれており、その気になればかなり細く伸ばせる粘土という素材を使いこなしていると感じました
森井ユカ氏のオリジナル作品
氏は可愛らしい動物などの造形を様々な場所で発表されています。
例えば、全日空の機内誌『翼の王国』では「ニッポン47妖怪さんぽ」という連載で、素敵な妖怪も沢山作られています
全日空の機内誌『翼の王国』で森井ユカの新連載『#ニッポン47妖怪さんぽ』が始まりました!全日空に乗られる方はぜひぜひお持ち帰りください。
— 森井ユカ Yuka Morii (@yukayuka) October 1, 2022
10月号の第1回は、完全立体で造形した妖怪キジムナーと一緒に沖縄を訪ねる旅。webからも全てお読みいただけます!→→https://t.co/05FmgnKOr5#翼の王国 pic.twitter.com/vsnoGRO9Yc
森井ユカ氏は粘土による造形の普及活動もしており、小麦粘土を用いて簡単に猫の置物を作れるキットを販売されています。
https://mugenneko.stores.jp/

