こんばんは。
暖かかったけど雨、雨、雨
やだね~
さて、プロミュージシャンもいいけど通常作業もしっかりやらねばなりません。
リペアも溜まってきたし。
頑張ろ。
本来塗装に入って次のをガンガン進めたいところなんですけ~ど~、クラシックギターが…
ショップさんの方と打ち合わせしながら詳細を決めてるんですが塗装にきて手工品はセラックがいいと言う事になってしまいました。
ギターに興味が無い方の為にセラックとは…
むかーしからギターの塗装に使われている塗料でラック貝殻虫の分泌物を精製して作られる物です。
今の原産地は中国やインドで精製は日本が一番品質が良いそうです。
精製が日本?と思われたアナタ!
実は身近なモノなんですよ。
天然物で無毒無害、食品や化粧品、医薬品などに使われています。
食品だとアーモンドチョコの艶だし、化粧品では口紅等のグロス、医薬品はカプセルのコーティング。
貝殻虫の分泌物…
ウンコ?
よくわかりません。
塗料としてはセラックフレークをアルコールで溶いた物をタンポ塗りで薄く何度も塗り重ねていきます。
特徴としては水分に弱く、油分に強い。
セラック塗装のギターは汗で白濁してくることもよくあります。
塗料としてみると意外と安価でスプレーガンや設備を必要としない、アルコールなので臭気もほとんどしないなどアマチュアからプロまで広く使われています。
問題点という訳でもありませんけど微妙に誤解もされているようにも感じるところがセラックは薄い塗膜が良い、薄い方が音が良いと思われているところです。
私が見た限りちょっと薄過ぎ。
本来塗装は外気の水分から木を守る、傷付き難くするというのが第一の目的だと思います。
亡くなった坂下先生からもそう教わりました(笑)。
余りに薄い塗膜では普通に衣服での擦れなどでも剥げてしまいます。
ビィンテージクラシックギターのセラックは結構しっかり塗ってありますから。
先に汗で白濁と書きましたが白濁するのはしっかり塗ってある証拠のような物ですね。
流行の極薄では白濁もしないでしょう。
木にセラックが染みてるだけみたいなもんですから。
塗膜が無いから白濁しようがありません。
セラックを選ぶ時はちゃんと塗膜があるか、これをしっかり見るべきだと思います。
んで、その塗膜を作るのが大変です。
ひたすら薄塗りを繰り返す。
地道です。
プロもアマチュアも変わらない根気の作業です。
しかしこれをきちんとやると仕上がりはラッカーと変わらない外見が出来ますから。
頑張ります!。
他の木工と平行してはなかなか進みません。
セラック塗装用の部屋が欲しいな~。
