BEFFNICKのギター作りによくある風景-TS3D4681.JPG

こんばんは。
あっ!っという間に日曜日も終わりました。が、オリムピックが始まりましたね。

上村選手残念…でした。




で、今日の作業行きます。

先週末から仕上げ作業だったので木工を出来ずにおりましたが今日から再開。

ネックまで作っていた物をジョイントしました。

今回は1台クラシックが混じってるので間違えないように。

何を?

ネック角です。

いつものフォークギターはボディのトップ面に対してネックの先端(ナット部)は下がっています。
何故平行ではいけないのかというと、ブリッジの厚みの問題。

仮に平行だったとすると指板の厚み6mm、フレット1mm、弦高が6弦12fで2.5mmだとサドル位置で4mm、そしてサドルがブリッジから2.5mm程度は出しておきたい。
するとブリッジの厚みは6弦側で8.5mm。

ちょっとこれでは薄過ぎ。

やはり10mm前後が適当だと思います。

この為のネック角です。

一部雑誌等でネック角3度とか書かれてますが実際にはその角度だけの問題ではありません。
重要なのはブリッジの接着面の高さ(位置)です。
さっきは平行だと仮定しましたがトップが膨らんでいたらどうでしょう?

ボディの縁から見て真ん中辺りが1mm膨らんでいたらさっきの足し算では弦高が高くなり過ぎてしまいます。

ひとつづつ違うネック角をきちんと設定しないと後が大変ですから…


そんでクラシックは逆です。

また平行だと仮定して、クラシックのばやい指板8mmフレット1mm弦高が6弦12fで4.5mmだとサドル位置で8mm

サドルの出具合を2.5mmだとするとブリッジは14.5mm。

これは高過ぎです。
クラシックの場合もブリッジは10mm前後なのでフォークとは逆方向へのネック角を付ける訳です。


私は最近『レイズドフィンガーボード』という手法をとっています。
$BEFFNICKのギター作りによくある風景


通常、逆ネック角だと指板の接着面がジョイント位置を頂点にして『くの字』に折れてしまう。

クラシックギターを見てもらうとそれを指板上面で補正している為にジョイント位置から急に指板が薄くなっているのが判ると思います。

これがどうも気になってですねぇ…

指板の下にネック材を延長した形でマホガニーを入れてあります。
すごく手間ですけど好きなんですよ(笑)。
$BEFFNICKのギター作りによくある風景


上手くいくと満足って感じです。