CIA工作員だった双子の兄弟の身代わりになった,さえないチケットの売人。核爆発をふせぐため奮闘する。
最初のチェスの場面からリアリティーを欠く。
チェスがいくらうまくても,序盤なのに詰み手まで読み切れる訳がない。頭の良さを示唆したかったのだろうが,ちょっと乱暴だ。
こういう映画で頭から現実的にはあり得ない演出をされると,後の話を「所詮映画」としか観れなくなってしまうから,カンベンしてほしい。もちろん所詮映画なのだが,どこかで真実味を出さないといけないのに。作品全体がやすっぽく感じられてしまう。
と思ったら,これはアクション・コメディなのかもね。
こういう,黒人のラッパー風な役者は決まって口数が多く,スラング混じりのジョークをいう。キャラクタはだいだい一緒。俳優は誰でもいいんだろうな。
アンソニー・ホプキンスが生真面目にCIA上司役を演じている。これが何とか重しになっているかんじ。
何も考えずに観られるのがいいのかもしれないけど。
これといった特徴がない映画だなあ。
「9デイズ」というからには9日間ならではの緊迫感があるのかと思いきや,それもない。
とおもったら,原題は「Bad Company」。それは,どうよ?
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