次作11作で完結の超大作シリーズ、ついに10作目。

相変わらず、冒頭から派手なカーアクションが炸裂。サブタイトルが示すように、今回は「火」のオンパレード。

CGなんだろうが、その迫力に口が塞がらない。巨大球形爆弾が火玉となって転がり迫り、火炎の迫り来るダムを急落下、カーアクションで2台のヘリコプターを炎上させ🔥•••実際に見た人にしか伝わらなうだろう。まあ、あれだけ、頑健な車などありはしないが(笑)


今作は、ジェイソン•モモア演じる、強敵ダンテが立ち開かる。10年前にドム(ヴィン•ディーゼル)とその仲間が葬った麻薬王レイエスの息子であり、親の仇討ちといったところだ。ドムの「ファミリー」に危険が及ぶ。ダンテは通信技術を利用して車など機械の操縦を乗っ取る。


最終作に向けて、ドムの過去の敵が、(一見?)味方になり共通の敵に挑むことになる。


8作から姿を見せたハッカー、サイファー(シャーリーズ•セロン)、ドムにとっては一人息子の母エレナを殺した憎い敵だ。


9作の敵、弟のジェイコブ。ドムはレーサーの父がレース中に炎上死したのは、弟の故意の整備ミスのためだと疑っていたが、誤解が解けた。父は金に困り八百長をするため、ジェイコブに負けるように整備するように頼んだのだ。


ハン(サン•カン)と因縁の深いデッカード•ショー(ジェイソン•ステイサム)も登場、さらに、ここに来て新キャラ、テス(ブリー•ラーソン)登場、エンディングでは、引退したはずのホブス捜査官復帰、驚く勿れ死んだと思っていたジゼル(ガル•ガドット)も姿を見せた。愈々、最終作はオールスターの様相を見せてきた。


今回はダンテの挑戦の途中、消化不良で終わる。それも、ドムファミリー全員、危機一髪である。最終作までに、記憶がもてばいいが。