先日、はじめて訪れた街のバス停でバスを待っていたときのこと。目の前にレトロモダンな木造の建物があった。たくさんの窓があり、そのうちのいくつかはカーテンが開け放ってあった。
眩しい外光は差し込まない造りなのか、太陽はまだ高いのに部屋の中はぼんやりと薄暗い。そして室内の天井では、これまたレトロな照明があたたかい光を放っていた。めっちゃいい感じ。
メイドさん(秋葉系のコスプレじゃないよ)が顔でも覗かせないかと、期待してしまいそうな雰囲気。世間の喧騒を遮ったこんな部屋で、あたたかい紅茶でも飲みながら文庫本を読みたい!
時間にして15分ぐらいだっただろうか。窓から外を眺めてイメージを膨らませるのじゃなく、外から窓を眺めて空想の世界を広げるなんて、一歩まちがうと不審者扱いで職務質問だよね。
でも、楽しかった。
少しはウチの窓にも意識を注いでみようと思い始めた今日この頃。外からぼんやり眺める人の、想像力をくすぐれる窓にしたいなぁ。まちがえても僕がメイド姿で窓辺には立ちませんがっ。


