【2011.06.22更新日記】
先日発表された『JAPANESE SINGER』今回のアルバム振り幅が凄く広くってアルバム全体を聴き終えるとまるでライブを一本聴き終わったあとのようです。
『Sing Forever』平井堅のいいとこどりですね。平井堅節炸裂って感じがするのですが。『JAPANESE SINGER』というアルバムを象徴する曲でもあると思います。
『いとしき日々よ』TBSドラマ『JIN-仁-』の主題歌。感動のバラード。
『CANDY』はっちゃけたエロ路線。でもコレ、エロのファクター取ったらすんごい純愛なんですよね(笑)
『お願いジュリー☆』これもはっちゃけたファンク。でも個人的にこの曲はセツナクルシイです。
『僕は君に恋をする』映画『僕の初恋を君に捧ぐ』の主題歌。泣くなよ、バカだな…もうね、泣けって言ってるんですか?な曲。
『さよならマイ・ラブ』この曲、タイトルだけ聞いた時はもっとおちゃらけた曲だと思っていたので意外なほどメロウでびっくりしました。松尾節のきいた切ないR&Bナンバー。
『R&B』タイトルの通りR&Bへの愛を歌ったナンバー。カッコいいです。
『Girls 3x』どファンク。オーサカ=モノレールの演奏にオーサカ=モノレールの中田亮さんとEMI MARIAさんとのボーカル3人のかけあいが超ド級にカッコいい。ただコレ歌詞が凄いです。まさにどファンクとしか(笑)でも堅ちゃんのアルバムには必ずあると言っていいエロ路線です(笑)
このあとに
『アイシテル』(映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』主題歌。)が続くんですが『アイシテル』の『ねぇ どこにいるの?』までの間と歌い出しがしんとした後に静かに歌が始まって…意図されたものではないのですがちょっとぞくっとします。すぐに『アイシテル』の世界観に浸れるのはさすが亀田さんプロデュースというか…。
『BLIND』ハウスのリズムですが歌謡曲的なメロディー。苦しい程に切ないナンバー。
『Miss サマータイム』サンバのリズムが軽快なサマー・アンセム。松尾潔さんの作詞作曲ですね。So new! So raw!という凄い歌詞も含んだこれまたはっちゃけた曲。『神様はときどき ミョーにツレナイ』の部分がセツナカワイイです。
『夢のむこうで』映画『星守る犬』の主題歌。このPVがね~☆泣けるんですよ。飼われている犬の一生を、犬の目線でカメラが回っていくんですけど、これ犬飼ってる人は絶対号泣です。『人は愛を選び 愛は人を選ばない いつの日か いつの日か 希望という花が咲く』
『あなたと』震災を経て人として日本人としてどうあるべきなのか。そんな想いを書いた歌だと思います。『不安でたまらなくても 明日さえ見えなくても 震える手と手をつなぎ渡りたい 同じ孤独を重ね合いたい あなたと』
今回の震災ではコメントを発表しなかった平井堅。
「頑張ろう」とか「立ち上がろう」とか、そういう表現が元々苦手で最後の『あなたと』にある“同じ孤独を重ね合いたい”という言葉が今の自分に歌える精いっぱいのメッセージ。それより強い言葉は嘘になるから絶対に言えない。過敏になり過ぎているところもあると思うけど、甚大な出来事ですし、本当に考えさせられました。
9・11の時に『歌うとは何ぞや』と自問しましたが、今回の震災に関しては、ちょっと比較にならないというか、みんなそうだと思うけど、これまでこんなに日本という国について考えたことがなかった。そして自分という人間、あるいは歌手であり芸能人である平井堅がどうあるべきかってことを考えさせられて。
このアルバムが、今回日本に起きたことへの”答え“とは言いきれないけど、言葉さえ発信できなかった僕が、この国で生まれ、この国で育ち、この国で死ぬであろう僕が、赤い玉を持って『JAPANESE SINGER』と題されたアルバムを発表することは、表現者としての自分の覚悟の表れ。それを受け止めていただけたらと思います。
以上別冊カドカワ 総力特集平井堅からです。
…今回の震災では本当に人間としてどうあるべきか考えさせられました。今でも悩みながら不安な気持ちと同時に日本人で良かったと思える報道もあって複雑な気持ちを抱えています。
そんな中この『JAPANESE SINGER』が発売されてそして様々なメディアで堅ちゃんが震災を受けて悩んでいたことも発信されました。
答えはまだ出ていないと思います。ただ悩みながらも堅ちゃんが出してくれたこの『JAPANESE SINGER』
。
私達ファンに出来る事はそんな日本が誇る『JAPANESE SINGER』 平井堅をまっすぐに聴く事。まっすぐに聴き続ける事だけなのだ。そう思います。