「揺りかごを揺らす手」(1992)を衛星放送で見ました。
 
 産婦人科医の夫が自殺、出産まじかの妻はそのショックで流産してしまう。夫の自殺のきっかけを作った女性に復讐しようとして、べビーシッターとして女性の家庭に巧みに乗り込む、そして・・・というスリラー劇、かなり怖いです。
 
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 原題は The hand that rocks the cradle. となっていますが、 その由来はアメリカの詩人ウイリアム・ロス・ウォレス(William Ross Wallace)の詩  ”The hand that rocks the cradle rules the world" (揺りかごを揺らす手が世界を支配する)から来ています。
 
 揺りかごを揺らす女性(母親、おばあさん、あるいは乳母かもしれませんが)が次世代を育てる、と言う意味です。
 スリラー劇ですので、復讐しようとする女が赤ちゃんに危害を加えようとして揺りかごを揺らす、こんな意味に取れますが、そうではありません。 映画の中では、この女は復讐のためとはいえ、赤ちゃんに自分の母乳を飲ませ、(擬似)母性まで感じてしまいます。
 最後は本当の母親の愛が勝つ・・・いかにもハリウッド映画らしいエンディングです。それにしても、「育児を丸投げで人まかせにしてはいけない」と言う暗示が込められていたようですね。
 
 もうひとつ英語の話、 rock  は名詞では岩、 動詞では辞書に「揺らす、揺り動かす」とあります、自動詞で、「(船・人などが)前後左右に揺れ動く」 とあり、更に「縦に揺れるの」は pitch、 「横に揺れる」のは roll と説明してありました。。
 じゃあ、 ロックンロール rock’n’roll  は、どないに揺れるんじゃあ!