馳走の御辞儀に傘を傾け
本屋でサブカルやらアート系の雑誌を色々見ても、
新しいインテリアやら雑貨やらのショップに行ってみても、
最近面白くありません。
どれもこれも結局同じもののようです。
10代や20代前半の頃までの時代はかなり熱くなれて即購入していたのに、
どんな新しいというものでも、結局焼き直し感が否めず、
しかも廉価で代替もすぐに出てきます。
世の中のモノは全て出尽くしたのではないかとも誇大な感想まで持ってしまいます。
アイデアやデザインなんて誰にでも模造できるものなのでしょうか。
しかも、セカンドアクションの方が廉価に。
それは寂しいものです。
ONE&ONLYこそが現代の世の中の一番の価値なのかなあともちょっと思いました。
自然界の創作こそがもしかしたらONE&ONLYの極みなのかなあともちょっと思いました。
とりあえず、近所の北山植物園というところで「オジギソウ」を安く売ってたので買ってみました。
普段の昼間は葉っぱが開いていますが、
軽く全体を触れてみると、
閉じちゃって枝も下がります。
まさに御辞儀します。
「かたじけない」
礼儀です。
「ごちそうさまでした」
Jrも礼ができるようになってきました。
礼に始まり礼に終わります。
起承転結の「起」と「結」は同じなのかもしれません。
物事の終わりこそが始まりなのでしょう。
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本日のBGM
【ZO! : Collective】
中古レコ屋漁りをしてたら見つけました。
かなり見っけモノでした。
いわゆるジャズヒップホップなんでしょうけど、
音源とかネタの使い方がやらしくなくさりげにいたないです。
まあ明らかにビートやらブレイクがカッチョ良いというのではなくて、
使い方やら、使うネタやらのニクさあたりが、
大人のカッチョ良さなんでしょうね。