これは友人が教えてくれた絵本。
 
ある日おじいちゃんが死んでしまい、
おじいちゃんは、土にも天使にもならずに、
なんと、おばけになっちゃった。
いったいどうしてだろう?
 
デンマークで生まれた作品で、
「死」がテーマなんですが
とてもあたたかく、ジーンとするお話でした。
 
私は子供の頃、お母さんが死んじゃったら
どうしようと夜不安で眠れない時期が
ありました。「死ぬ」ってなんだろう?と
考えてもよくわからなくて。
 
死ぬことについて考えたり、
親の前で親が死んだあとの話を
することはあまりよいことではないという
風潮も中にはあるようですが、
私の親は、自分が死ぬこと、
死に方、死んだあとのことを
きちんと文書と口頭で伝えてくれています。
めっちゃ元気な今のうちに、と。
 
これって子どもにとって、
とても気がラクというか
余計な悩みを持たなくていいので
ありがたいと思っています。
 
親と「死」について話す時間は、
「生き方」について話していると
よく感じます。
 
どう死にたいかって、どう生きたいか
なんですよね。
 
死ぬ直前まで元気でいたいから
健康のためにできることを
できる範囲で積み重ねる。
 
後悔なく死にたいから、
今自分に噓をつかず諦めずに
行動するという生き方をする。
 
理想の終わりを考えることは、
生き方の行動指針を
得られると思います。
 
ちょっと話がそれてしまったけど、
それだけ「死」について
考えるということは、
実は生きる上で大切なことだと
思います。
 
これまで読んだ、「死」をテーマにした
おすすめ本↓

 

 

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