ビール星人2号のブログ-111217_185246.jpg
 
あっけない幕切れだった。
久しぶりに負け続けたシーズン。
 
昨夜詰め掛けたサポータの誰しもが「準決勝・国立競技場」までを、当然に一抹の不安を感じつつも、はっきりとイメージしていた。
 
この試合のキックオフ前、トーナメントで次の対戦相手を決める一戦で、本命の鹿島アントラーズが京都サンガ(J2)に敗れたことを知っていた。
次回はX'masイヴとはいえ、また「俺達のホーム」等々力スタジアムでの試合が組まれていた。
天皇杯の運営はJリーグではないため、かなりの試合が地方開催になる。昨日鹿島アントラーズが敗れたのも「香川県」だった。
 
川崎フロンターレが天皇杯をホームで戦える。
こんな恵まれた番組は決まって浦和やガンバ、名古屋のようなビッグクラブの影の特権だった。当然川崎フロンターレとしてはこんなことは過去に一度もなく、近年「強豪」と称されるようになった一つの目に見えないアドバンテージが、ついに俺達にも与えられたのかなぁ~という、居心地の悪さと少しの誇り、いや驕り、だったのか。浮ついてたのも事実だろう。
 
それにしても、しっかり引かれたタイトルへの道や、揃えられたお膳立てを、昨夜の川崎フロンターレはいともあっさりとひっくり返したのだった。
 
まるで得点するのを避けるかのように横パスを回し、ゴール前でもパスを選択してしまう。
 
むしろもう得点をする術を忘れたかのようなダメダメぶりだった。
 
采配にも一貫性がない。
 
パス回し=ボール支配率を高めて崩しにいく
 
だと思うが、思い切るべきカウンター攻撃すら、パス回しに。
 
かつて破壊的な攻めでゴールを量産し「川崎ゴール工場」と怖れられた面影はまるでない。
 
昨夜はジュニを手放した(いなくなった、のではない。クラブが棄てたのだ。)それから最初の試合だったが、あの美しい中村憲剛のパスをみるたびに、そこにジュニがいないことがわかるのだ。矢島卓郎と小林悠は最後までジュニのようにタテに切り込むことはなく、ケンゴのパスは彼等のほんの少し先に伸びて、結果として届くことはなかった。
ケンゴのパスが届く、あの位置だからこそ、相手にとっては脅威だったのだ。
 
引いてボールを貰いに来るフォワードなんて、あぁして引いて守れば、湘南レベルで十分守れるだろう。
 
 
フロンターレは、もはやJ2中位の実力も、いまや、ないのである。
 
それがハッキリと示されたのだ。
 
さぁ、どうするよ。
もう強豪だという幻想は棄てて、また組み上げていけばいい。
 
ただ、それを「彼」に託していいのだろうか。
 
迷うのだ。ビール星人2号のブログ-DIMG0089.GIF