A-LA-BA・LA-M-BA


a day good night

Back To Zero ('88)より

こういう男が単純に強烈な光を放てた時代だった。

圧倒的な手足の長さとハンガーのような肩幅(笑)

彼はあの頃いたアイドルたちのナニカを超越した、そういった型に収まらない、むしろどこか大物感が漂うようなリアル・アーティストとして踏み出した・・・といった頃がこの映像の頃だったと記憶している。

このステージが彼のソロ活動としての一端の区切りで、この直後にあの布袋寅泰と組んで、今も一部で熱烈に評価されている(苦笑)「COMPLEX」を結成、ロックへの道を歩むこととなる。

そうして彼はますます芸能界での立ち位置を見失っていくこととなるのだった。

しかしこの頃本気で取り組んだとされるボイス・トレーニングの成果は、このステージで遺憾なく発揮されている。
デビュー当時の「セッ○ス、セッ○ス、セッ○ス、セッ○ス、もう2回」とワザと歌っているとしか思えないチンピラ声ではない。

長時間にわたり叫び歌い続けてきたコンサートのラストにきて、このバラードを歌い上げる力量は見事だ。

「吉川晃司」というだけで、軽々しく見る方にはぜひお聴き願いたい。
まだ若かった頃の、ではあるが。。。

ちなみに僕が20年来で唯一持っているライブ音源CDは、このステージを記録した、この1枚だけである。