今年8月13日に逝去された海老沢泰久さん。

僕の精神的基盤は彼の作品によって形作られたと言っていい。


追っかけたり読み漁りはしなかった。

でも一つ一つの彼の作品、そのものに大きな影響を受けました。


挑戦心、強い気持ち、

人への優しさ、他人を認めること

人の強さと弱さ

ドラマティクな出来事・・・特にごく身近なところにもドラマティックなことがあること

生きる価値とは何か。

男とはどうあるべきか。。。


時に、その当時の自分では消化しきれない作品もありました。

でも、年がたてばいつでも読めるようになる・・・。そう思ってました。

もう新しい作品が読めない・・・そうわかって、その時々でしっかり好きなことをやっておく

その大切さを今更のように感じました。


今は、なかなか書店にいけないですが、ネットは便利です。

意図的に、また意図せざるして見逃してた彼の作品をコツコツ、集め始めてます。


この2冊。これを見逃してたのは確信犯でした・・・
ビール星人2号のブログ-090927_104936.jpg

そこに、あのときマトモに見ちゃいけない真実があるような気がしたので。。。


今のオレなら、読める。


で、実際に読んでみた。

いくつかの短編からなる一冊なので、一気に読むこともない。ただ彼の作品はページ数は多いけど、大丈夫。

あまりの日本語の美しさに、これほどスムーズに読める文章を、僕は彼の他に、知らない。


スポーツ・ノンフィクションでみせた淡々とした筆致そのままに、さまざまなシーンが書き進められていく。

一見すると静かなストーリーなのに。

そこにいるのは、「男」であり、「女」であり、人間、なのだ。

いまの自分は、どうなのだ・・・やはり考えさせられる。


そんなことを読後にボンヤリ・・・

読後にこんな気分になるのは、僕にとっては彼の作品だけだった。

やはり、若くしてのご逝去が悔やまれてならない。


改めて、合掌


追記

ワタシのブログですが、海老沢泰久さんの逝去について、こちらもご覧いただけましたら幸いです。

http://ameblo.jp/beerman2th/entry-10334631416.html