加齢すれば、心身共に衰えていく・・・
これは、どうにも抗うことができない現実であり、それを思うと気持ちが暗くなってしまいそうだ。
老化に関する研究は、無数に行われていて、その中に「筋肉の発達と老化を関連づけたもの」があるので紹介する。
科学者たちによると、筋肉と脳機能は共通の病態生理経路を所有していて、そのため頑強な筋肉が維持されていると、脳内の神経系を発達させたり、健康な状態に保つことが可能になるのではないかと推測しているのだそうだ。
すなわち、筋肉をつけることで老化の予防に直接つなげることができるのだ。
若い頃に比べて挙上重量が伸びなくなった、筋肉量が増加しなくなったなどと、トレーニング意欲を落ち込ませる必要はない。
今日までの筋トレも、今後の筋トレも、自分が高齢になった時、身体だけでなく脳の健康を維持するためにも役立つのであり、そう考えたら明日からのトレーニングにも意欲が高まるのではないだろうか。