パソコン講座
パソコンの起動が遅い、動作が重いというのは、最も直面しやすい
トラブルの一つですよね。
パソコンの電源を入れるたびに、悩まされる人も多いと思います。
この現象は下記の4つが原因として挙げられます。
これらのうちの1つが原因だったり最悪の場合、いくつか重なってる
ことも。でも、このトラブルはパソコンの基本的な事が関わっている
ので、解決するために調べて直すことは大きくスキルアップにつなが
ります。
初心者から脱出するためにもがんばってみましょう!
-----------------------------------------------
原因その1 パソコンのスペックが低い
現在お使いのパソコンが、CPUが1GHz未満、メモリーが256MB
以下の場合、スペックが低いと考えられます。
パソコンの使用頻度は人それぞれですので一概には言えませんが、
セキュリティソフトの導入後、パソコンの動作が重くなるという話が
よくあります。パソコンのスペックが追いついていないことが多いよ
うです。まずは自分のパソコンのスペックを把握する必要があります。
解決策
パソコンのスペック確認方法
マイコンピュータを右クリック→システムのプロパティ 全般タブで確認
パソコンの安定動作を望むならCPU1Ghz以上、メモリーは512MB以上
はほしいところですね。
メモリーの増設は、一番重要で効果が最も高いといえます。
また、デスクトップアイコンを整理するだけで多少機動が早く
なります。
現在利用しているセキュリティソフトが適切かどうかも検討すると
よいでしょう。
--------------------------------------------------------
原因その2 常駐プログラムが多い
メッセンジャー、セキュリティソフトなどに代表される常駐プログラムが
たくさん起動していると、パソコンの立ち上がりが遅かったり動きが重い
ことにつながります。常駐プログラムは右下のタスクトレイのアイコン
で確認できますよ!
解決策
常駐プログラムはCPUやメモリーをかなり消費します。ですので不要な
常駐プログラムは解除したほうがいいでしょう。
また複数のセキュリティソフトをインストールしているとパソコンのシステム
がかなり不安定になりますので不要なセキュリティソフトや不要なプログラ
ムは削除してしまいましょう。
--------------------------------------------------------------
原因その3 パソコンの不具合
ハードディスクの中のファイルが破損や、断片化を起こしていたり
すると、パソコンの起動や動作にかなり影響します。
またハードディスクの空き領域が極端に少ない場合も同様です。
解決策
パソコンのメンテナンスをすることで、パフォーマンスがかなり改善されます。
それからWindows UpdateでOSを最新の状態にしましょう。
ハードディスクが物理的に問題ないかどうか検査する必要もあります。
---------------------------------------------------------------
原因その4 ウィルス・スパイウェアに感染
セキュリティ対策をしていなかったり、インターネットをしていると突然
ポップアップ広告が出るとか、関係ないホームページが勝手に開く場合
とウイルスやスパイウェアに感染している可能性が非常に高いです。
解決策
ウイルスやスパイウェアに感染しているようであるならば、早急に対策を
とるべきでしょう。ウィルス対策ソフトでスキャンしてみましょう。
リカバリーは最終手段になります。
自分で出来るパソコンのメンテナンス
パソコンは日進月歩で進化しています。そのおかげで、以前よりは
だいぶ「タフ」になったな…と感じます
しかし、使っていればパソコンもだんだんと不具合が起きてくるもの
ここでは、自分出来るメンテナンス方法をご紹介します
メンテナンスはけっこう時間がかかります
待っている時間はでもどうぞ
1. ディスククリーンアップ
パソコンの中は、いわば「ファイル」だらけです。「何かのファイルを作成
するために作成されるファイル」というのが多数あるのですが、通常この
ファイルは目的のファイルが作成されれば自動的に消滅します。
しかし、なんらかの原因でこの消滅するべきファイルが消滅せずにパソコン
内に残っている場合があります。これらを一掃する作業が
「ディスククリーンアップ」です。
この「消滅すべきファイル」が残っていると、思わぬ不具合が発生する
場合があります。
操作手順
XP
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール
→ディスククリーンアップをクリック
→ダイアログボックスはOKをクリックします。
VIsta
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール
→ディスククリーンアップ
→自分のファイルのみをクリック
→ダイアログボックスはOKをクリックします。
2. デフラグ
ディスクのクリーンアップが終わったら「デフラグ」もやりましょう。
パソコンでファイルを作成したり、削除したりするとディスク内
(記録するところ)に空洞ができ、ファイルの立ち上がりが遅くなり、
結果パソコンの調子が悪くなります。
その空洞をつなぎ合わせる作業がデフラグです。
操作手順
XP
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→デフラグ
→最適化をクリックします。
VIsta
スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→デフラグ
→最適化をクリックします。
Beplus
