忙しくて4日ぐらい更新をサボってました
その間に和ジャズの神様「鈴木勲」サンの訃報も知りました。
鈴木勲サンといえば、
今から約50年前のことです。私が二十歳くらいのころ。
古い話しでスンマセン(^^;。
会社が終わって風呂から上がると
5つ上の先輩が
「おい、びーわん、エエもん聞かしちゃるけぇ、行くか?」
と、いうので別にデートもないし「エエよ。連れてって」
5つ上の先輩というのは、
「エエもん見しちゃるけ、ウチへ来い」
というので付いて行ったら
麻丘めぐみの「芽ばえ」をALTECのA7で鳴らして
私が腰を抜かしたという件の先輩です(笑)。
で、
その先輩に付いて行くと
そこは、農耕用の牛を飼っていた農家で、
薄暗い四畳半くらいの部屋に案内されました。
部屋の主は、先輩よりも3つ上の30前のオッサンでした。
狭いけどレコードやらオーディオで一杯で、
目の前に迫ったのは、、、(画像は借り物です)
JBLのバックロード4530でした。
そのオッサン(たしか、赤ん坊を抱っこしていた)がオモムロにレコードを掛けると
噴き出たんです。鈴木勲サンが!
何しろ至近距離での爆音再生でございましたが、
鮮烈な咆哮にカルチャーショックを受けました。
脇汗がタラリ💦💦
(まぁ、当時は鈴木ヤスシは知ってましたが
鈴木勲サンなんて畑違いで知る由もありませんでした)
そのとき、オッサンの掛けたレコードが
鈴木勲サンの「BLOW UP」から「LIKE IT IS」だったんです。
これを聴いて完全に頭の中は「JBL,JBL・・・・」がグルグル(笑)。
あんなの聞かされたらオカシクなるのも無理ありません。
その結果が
ALTECのA7とJBLの4530を足して割ったような現用の4560という訳です。
あの時、鈴木勲サンのレコードじゃなかったら違う方向へ行ったかもしれません。
それから、生録ブームの折には、
デッキ持参で鈴木勲クィンテットを生録させて頂きました。
2トラ38で録音しました。
というわけで
面識はありませんが、鈴木勲サンには御世話になっておりました。
それでは、
自前録音の「ライク・イット・イズ」を(^^)/
なるべくボリュームを上げて。
★再生機器:DENON/DP-80&DENON/DK-2300⇒
Grace/F-8L⇒STAX/UA70⇒
YAMAHA/C-2(うに改)⇒SONY/TA-N86×2⇒ OPTONICA/PX3315⇒
JBL3WAY(低音:JBL/D130+JBL/4560,中音:GAUSS/HF4000+JBL/2397,高音:JBL/075)
★録画機器:ZOOM/Q2HDを使用しました。