はじめまして!
こんにちは、こんにちは!ネイリストのこびです!
せっかくブログを始めるなら、私の人生を大きく変えてくれた出来事を書いてみようと思いますので良かったらお付き合い下さい。
何かを始めるのに遅いなんてない、やりたい、始めたいって思った時がその人のタイミングなんだと思います。
手に職つけたいなぁ。
思えばこれが全ての始まりでした。
私がネイリストを目指すことを決めたのは29歳の春頃。
大学を卒業してから転職を繰り返し3社目、新宿のベンチャー企業でWebライターをしていました。
その前は
パチンコ店のホールスタッフ
↓
田舎の工場事務
↓
Webライター
という感じで統一感のない仕事を渡り歩き、大体1年半~3年のスパンで転職していました。
どの職場も思い出いっぱいですが、それはいずれ書くとしてネイリストを目指したきっかけを書きます。
私は昔から筋金入りのヲタクです。
数多あるヲタクの種類で分けるとすると夢女、夢女子と言われるタイプに属します。
漫画やアニメのキャラクター×自分と言うカップリングを妄想し、夢小説という形で妄想文章にして公開するタイプのとち狂ったヤツです。
厳密に言うとこの中でも細分化され、その中の1つに当てはまる夢女子なのですが、それは後日語れたら語ります。(※ヲタクは一概に一言で表すのは難しく細分化が激しい文化です)
とりあえず、話を戻しましょう。
「初恋の人は忍たま乱太郎の土井先生♡」と言った感じの幼女であった私は、そのままヲタク友達に恵まれてすくすく真っ直ぐヲタクとして育ったので高校生の頃から二次創作活動をしていました。
大学生を終える頃には某サイトのランキングで常に1位を取ってみたり、界隈では「あ、そのサイト知ってる」という立ち位置を手に入れていたので己の文才を過大評価していたのです。
その結果、求人を見ていた時にWebライターという文字にピンと来たのでした。
また、自分のサイトを無料ホームページで作る等を何回かしていたので、サイト作成の触りがわかった事もありベンチャー企業のWebライターのご縁をいただいたのです。
主な仕事はアフェリエイト用のサイト運用と、記事作成。
当時はアフィリエイトが栄えていたので、とりあえず掲載上位のサイトに案件を入れれば売れる!と言った感じだった気がします。
結果的に不向きな仕事をしていたので、面白いくらい記憶が曖昧で……。
とにかく、毎日Googleアナリティクスと悪戦苦闘しながら案件の記事を書く、そんな中で私の心はすり減っていきました。
あと、The喋るタイプの陰キャコミュ障と言う私がイケイケどんどーん!うぉぉぉ!!やるぜ!なベンチャー企業が合っていなかったのもあります。
とにかく、私は気がついたのです。
私は好き勝手妄想を書くのが好きであって、売れる文字を書くことになんの魅力も感じていない、と。
私の勝手な妄想に賛同した人に感想を貰うことが喜びであって、文章に売れる、売れないなどの価値は見いだせないと。
そりゃそうだろうよ、と今なら思います。
ただ、ベンチャー企業に就職した時のおつむが弱い27歳位の私は「ライターって手に職じゃん♪趣味で小説書いてたし、書けるっしょ!」と思っていたのです。
今の27歳の方の方が、よっとぽどしっかりしていることでしょう。
そこでもう一度、原点である手に職が欲しいという思いに向き合うことにしたのでした。
私の得意なことって何?
できることは?
興味がある事は?
そもそもこの私が続けられることってなんだ。
とまぁ、転職サイトを見まくりながら色々悩みましたが納得のいく結果は出ませんでした。
その間も生活のために仕事をし、心がすり減り、気持ちも落ち込んでいたのですが、ある日Instagramで痛ネイルなるものを見て衝撃を受けたのです。(※爪にキャラクターのイラストを模写で描いたネイルアートのこと)
「推しが、こんな小さい爪の上に!!?」
それはもう忘れられない記憶です。
ジェルネイルは大学生の時に道具を買ってセルフでやっていた事がありますが、大人になってからネイルサロンに行ったのなんて1回。
それで満足しリピートしないタイプでした。
普段からネイルに興味なんてミリもなかった女に、ネイルという存在がガツンと入り込み、一気にネイルの世界に興味を持っていかれたのです。
そこからは早かったです。
神がかった痛ネイルを施術するネイリスト様のInstagramを怒涛にフォローし、見まくる毎日でした。
自分で痛ネイルをやりに行くと言うのも考えたのですが、人気ネイリストさんだと新規のお客を取っていないことが多かったことや、こだわりの強いヲタクの私はピンキリの世界である痛ネイルに対して妥協出来ない危険な女に成り果てたため「コレでは双方幸せになれない……」とやってもらうことを諦めました。
そこで思うのです……
「なら自分で描けばいい」
と。
そうだよ、手に職欲しいんじゃん?私!と我に返り、ネイリストって手に職やん!
とても短絡的な思考ですね。
本当に愚かに見えます。
でもコレが、私にとっての人生の転機になるのでした。
次回、29歳夢女、ネイリストを目指す~スクール編~
好きな事への行動力が異常なヲタクの資料請求とスクール見学とスクール入校を書きたいと思います!