Project Gutenbergを利用して読書をいたしました。





Project Gutenbergは著作権切れの文学作品を無料で読むことができるサイトです。

謂わば海外版の青空文庫みたいな感じです。



Project Gutenberg







青空文庫さんほどの頻度ではありませんが、私はProject Gutenbergさんもよく利用させてもらってますので。

読んだものの記録を、青空文庫の時と同じようにブログに残しておくことにしようかと思います。


特に最近はオズシリーズを読むのにハマってるので、そのあらすじなどの記録を書いておこうと思います。







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『DOROTHY AND THE WIZARD IN OZ』

by L. FRANK BAUM









オズシリーズの四冊目です。


今作の主人公も前作同様ドロシーです。

そして、一冊目以来、久々にオズの魔法使いが登場します。


自分の記録用として、細かくあらすじを書きます。

長文です。









ドロシーはカリフォルニアにいました。

ヘンリーおじさんとオーストラリアでしばらく過ごした後、カンザスに帰る前にカリフォルニアの親戚の元に寄ることにしたのです。

ヘンリーおじさんは先に親戚の元に向かい、ドロシーは友達と数日を過ごした後でヘンリーおじさんを追いかけて合流することになっていたので、今はペットのユリイカという名の子猫と二人きりで旅をしています。


ドロシーが親戚の牧場のある駅で機関車を降りると、駅にはゼブという男の子が、ジムという名の老馬に馬車をひかせて待っていてくれました。


ドロシーが馬車に乗ってゼブと牧場をめざしていると、大きな地震が発生し、なんと馬車ごと大きな地割れに飲み込まれてしまいました。

びっくりしましたが落下はゆっくりで、どうやら落下によって死ぬことはなさそうです。



地面の底までゆっくり落ちていく途中、ジム(馬)がお喋りをはじめます。

動物が話しだすということは、ここは文明社会ではなくおとぎの国の領域のようです。

そして、どうやら地下の世界を照らす太陽の代わりになっているらしい、7つのそれぞれ別の色の光を放つ大きな球の側を通り過ぎて、ついに地の底まで達しました。


ドロシーとゼブとユリイカ(猫)を乗せジム(馬)にひかれた馬車は、ガラスのように透明な建物の上に降り立ちました。

その建物には階段がありませんでしたが、どうやらこの世界では、地球の中心に近いので重力が弱いのでしょう、空中を歩くことができるのでした。


この地下の国はマンガブーという野菜人の国でした。

最近マンガブーの国では地震のせいで岩が地上からたくさん落ちてきて、建物が壊れてしまいました。

野菜人達はそれがドロシー達のせいではないかと疑っています。

そして有罪か無罪か、マンガブーの国の魔法使いに聞いてみることにして、ドロシー達を魔法使いの宮殿に連れて行きます。


マンガブーの魔法使いは身体中が棘だらけでユニークな姿をしています。

そして、どうもあまり優秀な魔法使いではないようで、予言などは外れてばかりなのを屁理屈で誤魔化している始末です。


それでも魔法使いはさらなる予言をして、もうこれ以上は地上から何かが落ちてくることは無いとマンガブーの王に伝えた途端、地上からまた何かが降ってきたという知らせが入ります。


皆がその振ってくる何かを見にいくと、それは気球で、中には懐かしいオズの魔法使いが乗っていました。


ドロシー達と野菜人のトラブルを知ったオズの魔法使いは、魔法だと偽ってとても小さな豚を九匹もどこからか取り出すマジックを行い、そうやって自分の魔力を誇示した後に、マンガブーの魔法使いをやっつけて、マンガブーの国の魔法使いの座を奪い取ることに成功します。


やられた元マンガブーの魔法使いは、土に植えられることになりました。

野菜人なので挿木ができるのです。

そのため、皆でマンガブーの国の畑に向かうことになりました。


野菜人達は皆マンガブーの畑で植物のように育って大人になるのですが、畑にはひときわ美しい王女様が育っていました。

この王女様はもうすっかり熟して収穫できるくらいに育っているのに、王の座を明け渡したくない現マンガブー王がまだ熟れていないと言い張って収穫させずにいたのです。


この王女を助ければ、きっと自分たちに良くしてくれるだろうと踏んだオズの魔法使いは、隙を見て王女を収穫してしまいました。

その瞬間にマンガブーの王は権力を失い、王女は新しいマンガブー国の施政者になりました。

野菜人達は女王を連れて街に戻って行きました。


オズの魔法使い達はすることもないので、マンガブーの魔法使いの宮殿に戻りました。


しばらくするとマンガブーの新女王がやってきます。

助けてあげたのだからドロシー達に良くしてくれると思いきや、やはりどんなことをしてあげても野菜人は(体の中身がジャガイモのように均一にできているため)ハートが無く冷酷な人種でした。

前の施政者とドロシー達への態度はたいしてかわりません。


オズの魔法使いは、マジックで新女王にも自分が強力な魔法使いだからこの国に必要だと納得させ、マンガブーの魔法使いの立場を維持してドロシーとゼブの命もうまく補償させることができました。

しかし、ユリイカとゼブと九匹の小さな豚さんたちについては、あんな醜い動物をこの国に滞在させられない、国の果ての山にある暗闇の洞窟の中に追放する、と女王は言い放ち去って行きました。


ドロシー達がマンガブーの魔法使いの館に滞在して数日後、人間達が休んでいる間に、オズの魔法使いの九匹の小さな豚達はジムとユリイカのもとにやってきて動物たちだけで遊んでいました。

そこへマンガブーの野菜人間たちがやってきて、動物達を囲んで暗闇の洞窟まで連れて行ってしまいました。

途中でユリイカは空を歩いて逃げ出し、ドロシー達に動物達のピンチを伝えました。

ドロシーと魔法使いとゼブは急いで暗闇の洞窟に放り込まれようとしている動物達の元に駆けつけました。

皆は冷酷なマンガブー達と戦いましたが、いかんせん数が多すぎてついにドロシー達一行は暗闇の洞窟の中に押しやられて入り口を塞がれてしまったのでした。


洞窟は奥まで伸びていて、螺旋を描きながら上へと登る道になっていました。

マンガブー達に嫌気のさしていた一行はもう元の場所に戻る気にもならず、この道をランプの灯りで照らしながら進んでいきました。


やがて一行は洞窟の出口にたどり着きます。

そこはなんとも美しい谷でした。

そして地上に少し近づいたからでしょう、もう空中を歩くことは出来なくなっていました。

谷を歩いて行くと、途中で美味しそうな桃のような果実のなる木がありました。

その果実を小さな九匹の豚達は我慢できずに食べますが、食べ終わるとなんと九匹ともが透明になってしまいました。

透明になる果物だったのです。


谷はとても長閑で美しいのに、人っ子一人見当たりません。

やがて一軒の家を見つけて訪ねてみると、誰もいないのに食事の用意がされていて、声が聞こえます。

この谷の人達は皆、九匹の豚達の食べたダーマの実という果物を食べて透明になっていたのでした。


透明な人々の話によると、ここはボーの谷という場所で、とても素晴らしい場所なのですが、残念なことに一つだけ恐ろしいことがあります。

この谷には透明な熊達が住んでいて、生き物を捕まえて食べてしまうのです。

その熊に狙われないように、ボーの谷の人達はダーマの実によって自分たちも透明になっているのでした。


ドロシー達は、地上を目指すには、マンガブーの国からこの谷に来た時と同様に、この谷の向こうの方にある高いピラミッド山にある洞窟に入って上に登る必要があると考えます。

透明な熊は恐ろしいですが、自分たちが透明になるのは嫌なのでダーマの実は食べず、山を目指すことにしました。


途中熊に襲われながらも、ボーの谷の親切な人によって熊が来れない川の上を歩く方法を教えてもらい、なんとか洞窟にたどり着くことができたのでした。


ピラミッド山の洞窟を登っていくと、途中で髪を長く伸ばしてそれを細かく三つ編みにしているお爺さんに会いました。

このおじいさんは元は地上に住んでいて、地上で色々な「穴」を作っていましたが、ある時にその穴を一本に繋げてみたところその長い穴に落ちてしまい、ここにやってきてしまったそうです。

このおじいさんは三つ編みをいろんな色のリボンで結んでいますが、青いリボンだけは持っていません。

ドロシーが青いリボンをプレゼントすると、おじいさんはとても喜びました。


ピラミッド山をさらに登って行くと、ついに出口にたどり着きました。

そこは恐ろしいガーゴイルの国です。

ガーゴイルは木でできていて、木の翼で飛びます。

そして大きな音が嫌いです。


ドロシー達は大きな音を出して戦いましたが、やがて疲れてガーゴイル達に捕まってしまい、階段などの降りる方法が無い高い場所にある部屋に閉じ込められてしまいます。


ところがユリイカは爪を使って壁をつたい降りて簡単にそこを抜け出し、こっそりガーゴイル達を観察して、彼らの翼が取り外し可能なものであることを探り出してきました。


ゼブはロープを繋いで地上に降り、ユリイカに案内してもらってガーゴイルの翼をいくつか盗んできます。

その翼を使ってドロシー達は脱出します。

目指すのはやはり高い山です。

山の内部を通る洞窟を登って地上を目指すのです。


ガーゴイル達の追跡をなんとか振り切り、ドロシー達は無事に山にたどり着くことができました。

今までと同じように洞窟をぐるぐると登って行くと、ドロシー達はなんとドラゴンの巣にたどり着きます。


そこにはドラゴンの子供達であるドラゴネット達が、悪戯をするからという理由で母親に動けないように尻尾を結びつけられておりました。

おかげでドロシー達は襲われずに済みましたが、早くここを離れないと、母親のドラゴンがやってきてしまいます。


この巣からは二つの道が伸びていました。

一つを選び先に進むと、自動で動いて道の隙間を開いたり閉じたりする大きな岩にぶつかります。

そこをサッとくぐり抜けることができましたが、抜けた途端に岩が挟まって道を塞ぐ状態で岩の動きが止まってしまい、もう後戻りできなくなってしまいます。


そのまま一行が進むと、残念なことに行き止まりにたどり着いてしまいました。


前にも後ろにも進むことが出来なくなり、皆絶望していましたが、ドロシーは、毎日四時になるとオズマ姫が魔法の絵を使ってドロシーのことをチェックしてくれることを思い出します。

その時に合図を送れば、オズマ姫はかつてドロシーがノーム王から奪った魔法のベルトの力によってドロシーをオズの国に呼び寄せてくれるのです。


絶体絶命と思っていたところで、ドロシー達は魔法のベルトの力によってオズの国に運ばれて、助かることができました。


オズの国ではドロシーは大歓迎を受けます。

そしてそれはオズの魔法使いも同じでした。

以前の支配者である魔法使いは、オズの人々にとても人気があったのです。

素晴らしいエメラルドの都を作ったのも魔法使いでしたしね。


オズの国に住むドロシー達のお友達もやってきて、歓迎会が催されます。


その席でオズマ姫とオズの魔法使いはオズの歴史について話し合います。


かつてオズの国は一人の王によって治められていました。そしてその王の名は代々、男ならオズ、女ならオズマと必ず名付けられていました。


オズマの祖父にあたるオズ王の時のことです。

王がある日狩に出かけたところ、悪い魔女のモンビに攫われて虜にされてしまいました。

そしてモンビを含む四人の悪しき魔女達がオズの国を四つに分けて、自分達が支配し始めたのでした。


その後に、ある良い魔女が北の国を手に入れたモンビを征服し、もう一人の良き魔女グリンダは南を支配していた悪しき魔女を征服しました。

しかしモンビはまだオズ王(オズマの祖父)を虜にしたままでした、そしてその後ではその息子(オズマの父)も虜にし、次にはオズマ姫も虜にしていたのでした。


オズマ姫が産まれた時、モンビは姫を男の子に魔法で変えてしまいました。

誰も姫を見つけ出すことができないように。


そこにオズの魔法使いが気球に乗ってやってきます。

オズの魔法使いは本当はとても長い名前だったのですが、愛称として名前のイニシャルをとってオズと名乗っていました。

だから気球にはオズと記してありました。


歴代の王の名前と同じオズという名と、見事なマジックと腹話術と気球によって、オズの魔法使いはオズの国の人々に強大な力の持ち主とみなされました。

魔法使いは人々に命じてエメラルドの都をオズの中心地に建設し、そこでオズの国を統治することを宣言して受け入れられます。


その後しばらく魔法使いは善政を続けますが、そこにドロシーがやってきて、自分が魔法使いではなくて詐欺師だということがバレてしまいました。

魔法使いはドロシーをカンザスに連れて帰る約束を果たさねばならないし、自身もそろそろ自分の国に帰りたくなっていたときでもあったので、気球に乗ってオズの国を脱出します。

ただしトラブルがあってドロシーを残して一人で飛び立ってしまいましたけど。


それからオズの国の施政者はカカシに受け継がれ、ジンジャー将軍に奪われて、次にはモンビの元を逃げ出したオズの国の正当な君主であるオズマ姫によって取り返されたということです。


オズの魔法使いはもはやオズを統治するつもりはなく、自分のことはオズマ姫の忠実な臣下と思って欲しいとオズマに伝えます。

オズマは答えて、エメラルドの都を築いた高名な魔法使いに、よければこのままオズの国の王室付き魔法使いとして住んではどうかと提案します。

オズの魔法使いは一度は自分の国に戻ってみたものの、もう会いたい人達も亡くなっていたし、歳もとってサーカスで働くことも大変だったし、オズの国のことはもちろん好きだし、この提案に涙を流して喜んだのでした。


その後、オズマのお城で丁寧すぎる扱いを受けたことで、自分の立場を勘違いして思い上がってしまった老馬のジムが、オズマの愛馬ソーホースとレースをして、こっぴどくやられて落ち込んだり。

魔法使いの九匹の豚を気に入ったオズマ姫に、魔法使いはそのうち一匹をペットとしてプレゼントしたのですが、その子が行方不明になってしまい、ドロシーの子猫のユリイカが食べたのではないかと嫌疑がかかって裁判が起こったり。


色々な事件が起こった後で、ドロシーとゼブとジムとユリイカはオズマに魔法のベルトの力で、それぞれの家に送り返してもらったのでした。









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4冊目のオズも面白かったです。

なんせ一冊目で気球に乗ってどこかに消えてしまったはずのオズの魔法使いが帰ってきたんですから、それだけでそりゃワクワクするにきまってます。




今回の冒険は、でも、今までよりもちょっと怖かったかも。


マンガブーの冷淡さは嫌な感じだったし、ボーの谷の透明な熊は作品が違っていたらただのホラーだし、ガーゴイルたちもなんだか意思疎通できない怖さがありました。



オズの国に到着してからのお話は、ジムとユリイカがちょっとかわいそうだったなぁ。

おとぎの国だからってすべての訪問者が幸せに過ごせるわけでもないんですね、合う合わないがあるんだなぁ。


しかし、地割れに呑み込まれてからオズの国に到着するまで、ジムとユリイカはすごく頑張ってたのに、あの扱いは無いんじゃないかしら、作者のボームはちょっと意地悪ですね。

オズの国のメンバーがいかに素晴らしいかを書きたかったんでしょうけど、なんか性格悪い書き方ですよ。



全体としては、オズの国までの冒険のパートと、オズの国についてからのパートに分かれますが、ちょっとバランス的に後者が多すぎな気がします。

前作のヒーロー達が出てきて邂逅するってのはそりゃ楽しいに決まってますけど、でもも少し控えめでもいいかもなぁ、なんて感じました。

もっとドロシー達の冒険が見たかったな。








今回、気になったのはオズの国の歴史です。

ボームはオズの本を続きものとして考えずに行き当たりばったりに書いたようで、本によってお話が噛み合わないところが結構あります。



一冊目の『The Wonderful Wizard of Oz』では、オズの魔法使いが気球に乗ってオズの国に降り立った時、オズの人々は彼を空からやってきた強力な魔法使いと思って、彼の言うことをなんでもきいてくれるようになり、また四つの地方を治める南北の良き魔女も東西の悪しき魔女も同じようにオズの魔法使いをすごい力の持ち主と勘違いしたのでそれに文句を言うこともなく、魔法使いは自然とオズの国の王になった…ということになっています。

オズは詐欺師ではありますが、良い人として書かれてます。


二冊目の『The Marvellous Land of Oz』においては、南の良き魔女グリンダによると、オズの魔法使いはパストリアという名の前のオズの王様から王権を奪ったことになっていて、さらにその娘であるオズマを自分の地位を奪われないように、悪しき魔女モンビに頼んでどこかに隠してしまった、ということになっています。

この本では一冊目と打って変わって、かなり悪い人になってますよ、オズの魔法使いは。


そして、この四冊目の『Dorothy and the Wizard in Oz』では、あらすじに書いたような歴史が語られるのです。

オズの王は代々オズまたはオズマという名前だから、パストリアという名前のはずはないし。

オズマはおじいさんの代から囚われてたことになってるし。

モンビとオズの魔法使いの関係も無かったことになってるし。

二冊目のお話とは全然違っちゃってます。


二冊目では多分ボームは二度とオズの魔法使いを物語に登場させる気が無かったから、オズの魔法使いをなんだか悪者に書いてますが、四冊目でまた出しちゃったので慌てて良い人に書き換えたんでしょうね。



そういや、辻褄が合わないところ、他にもあったなぁ。

オズマはドロシーのことを毎週月曜日にチェックすることになってたはずです、三冊目の『Ozma of Oz』では。

でもこの四冊目では毎日四時にチェックすることに変わってしまってますよ。


ボームがかなり行き当たりばったりにオズシリーズを書いたのが、この辺りを読むとよくわかります。

でも、この辺の矛盾を見つけて整理しながら読んでいくのも結構楽しかったりしますけどね。






ああ、そうそう。

あと、この本を読んで疑問に思ったことや気づいたことがあります。


まずは、ユリイカのこと。

この子はkittyとだけ書かれていて性別は書かれて無いんですが、人称はsheです。

でも挿絵を見ると、どうも衣装が男性なんですよ。

私はユリイカを女の子と思って読んでたんですけど、男の子なのかしら?

調べてみると、犬とか猫とかペットの人称については、現代では人間と同じように性別によってsheとheを使い分けるみたいです。

でも、ボームの頃はもしかして違ってたのかなぁ???

例えば犬はheで猫はsheだったのかも?

ちょっとこれはもっと調べてみようと思います。

その辺のこともしもご存知の方いらっしゃいましたら、よろしければご教授ください。



それからピンヘッドのこと。

オズの魔法使いの長い名前のイニシャルなんですが、取り方によってはピンヘッドになるので、それは使わずにオズにしたそうなんです。

なんでピンヘッドが嫌かというと、ピンヘッドってお馬鹿さんって意味があるからだそうで。

一冊目の『オズの魔法使い』でカカシにあげた脳味噌、確かピンがたくさん入ってましたけど…これってもしかして洒落なんですかね。

ピンヘッドとかけてるのかな?




異国の本を読んでると、ストーリーだけでなくて、その国の文化なんかについても色々と気づくことがあって、二重に楽しいですね。










次は五冊目の『オズへ続く道』です。


実はもうほとんど読み終わってるので、また自分用のメモとして詳しいあらすじを近いうちに書かなくっちゃ。


そろそろ登場人物とか整理して表にでもしたほうがいいかしら?

だんだんキャラクターが増えてきて、どの本に誰が登場していたか、後でわかるようにしておきたいのです。










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過去記事です↓




三冊目のオズの本のあらすじと感想です。