安富和男(やすとみ・かずお)著、『すごい虫のゆかいな戦略ーーーサバイバルをかけた虫の生きざま』を読みました。

講談社のブルーバックスです。








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今日の本のお供は、ちょっと前にアリエクスプレスで買ったベビーのぬいぐるみです。

うさぎさんの着ぐるみが可愛くって、お気に入りです。

眉毛を消したり、チークをパステルで入れたり、ほんのちょこっとだけプチカスタムしてます。








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『一寸の虫にも五分の魂
みんなで力を合わせて巨大なスズメバチを“ふとん蒸し”にするニホンミツバチ、孵化を待ち伏せて妹に交尾を挑むタマゴバチ、痛み止めを打ってから血を吸う蚊など、人間顔負けの「策略」と「かけひき」ーーー全25話』
(カバー裏より)




身近な虫達の意外に知らないとっても変わった生態を、写真や図入りで、長くとも10ページ程度でまとめた短いコラム集です。



全25話となってますけど、各話の合間には2ページ程度のミニコラムが挟まれていたりして、実際には全33話も虫のお話が載ってます。
薄い本ですけど、中身はなかなかのボリュームです。





虫達の子孫を残すため生きていくための戦略、面白いです。

表紙の絵にもなっているニホンミツバチがスズメバチを集団で囲んで熱でやっつける方法は有名ですが。
それ以外にも色んな虫たちが、それぞれに信じられないほどユニークな方法で生活しています。

虫の生態って本当面白いですよねー。
生き物はやっぱり良いなぁ、知らないことばかりでいつまでも飽きません。




上空からものすごい数の卵をばら撒く蛾とか、蜘蛛の糸をうまく利用するアブとか、アリやハチなど社会性昆虫の暮らしとか、同じ種の虫でも役割によってまったく見た目の違う姿をしていることとか、本当面白いお話ばかりこの本には載ってますよ。
好奇心刺激されまくりです。




そういえば、この手の本はここ数年ですごく読みやすくなりましたねー。
スマホのおかげで。

本書に出てくる虫も、知らない虫はすぐに検索してどんな虫だか写真を見ることができるし。
パソコンでももちろんネットがあれば調べられるんですけど、やっぱりどこにいても手元でチャチャっと調べられるスマホやタブレットが断然便利ですね。

昔はこういう本を読むと、必ず「この本に出てたあの虫、どんな姿をしてるのだろう?」なんてモヤモヤさせられましたが、今ではすぐ調べられてスッキリ!です。
良い時代になりましたね。






読みやすい文章の短いお話がたくさん載っているので、気軽に読めますよ。

ちょっとした隙間時間に読むにも良い本だと思います。

生き物好きな人にオススメです。








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