娘2歳6ヶ月になり、ついに断乳しました。
排卵チェッカー判断だと排卵してなさげで断乳しなきゃしなきゃと思いつつ消極的であったのですが(かわいそうで)、これはもう断乳しないとダメだなと思う出来事があったからでした。
それは夫と娘が2人で週末九州へ旅行にいって帰ってきたときのこと。私の仕事は土日祝関係なく勤務のため父娘2人旅でした。
福岡空港から羽田空港へ。
私は2人が帰ってくる日、夕方到着に合わせて羽田空港まで迎えに行きました。
展望台まで行ってフライトレーダー見ながら着陸見届けました
到着ゲートから出てきて私を見つけるや否や大喜びの娘。
私も会いたかったよ〜♪
なんてにこやかだったのですが、娘が大喜びしていたのは私に会えたことではなくおっぱいが飲めることだったのです
羽田空港から乗ったモノレールの中で他にもたくさんお客さんがいるのに
「おっぱい!おっぱい!」
と言いながら服の裾を捲ってくる。
「おうちまで我慢しようね」
と最初は優しく抵抗していたのですが、何度断ってもなんとかおっぱいを飲もうと2歳とは思えないすごい力で服を掴んでくる。
夫がそれを見かねて娘を私から引き離すと狂ったように泣き出してしまいました。
ぎええええー
みたいな怪獣みたいな今まで聞いたことのないような泣き方。
おっぱい〜!
と叫びながら
電車が降りる駅に着くまで迷惑やら恥ずかしいやらで私たち夫婦は顔を上げられませんでした。
きっと車内の人たちの中にはこの子もうこんな大きいのに(身長90センチです)まだおっぱい飲んでるのか、と思ってる人もいるだろうなぁ。
そんなふうに思うとさらに恥ずかしくなってしまいました。
なんとか家につき、とりあえず授乳するとさっき泣いたことはケロッと忘れてすごく機嫌良く機内でもらった飛行機のおもちゃで遊び始めました。
この一連の流れにどっと疲れて、もう断乳しよう。このままじゃ電車やバスにもゆっくり乗れないし、と決意を固めたのです。
その日の夜はいつも通り添い乳で寝かせて、翌朝のおっぱいを最後と決めました。
そして朝。
最後のおっぱいをあげたあと、保育園に送り出しました。
夕方帰宅後、いつもと変わらず家に入るなり「おっぱい!おっぱい!」という娘に私は心を鬼にして乳首に辛子を塗りました。
超昭和的断乳方法です
いつもの通り勝手に服をまくり、おっぱいを吸おうとする娘。
が、乳首には辛子が塗ってある。いつもと違う様子に
「あれ?」
と首を傾げて服を元に戻しました。
その後も何度か服をまくって、そのたびに
あれ?あれ?
と言ってまた戻す。
そのうち諦めて
「牛乳!」
と言ってくれて牛乳を飲んでおっぱいのことは諦めてくれました。
そして夜寝る時。
前日まで添い乳だったので厳しいかな、と思いつつ風呂上がりにまた辛子を塗った私。
案の定添い寝すると服を捲ってきます。
そしてまた
「あれ?」
と小さくつぶやいてすぐに服を戻すとしばらくは仰向けのままくるくる回ったり歌い出したりしてしまいましたがそのうちぎゅっと目を閉じて勝手に寝てくれました。
これにて終了。
あれから一週間、もう母乳を欲しがって泣くことも服を捲ることもすっかり無くなりました。
ただ一応保険で夜寝る前だけに指しゃぶり防止クリームを乳首に塗っています。夜寝ぼけて吸わないように。(辛子は自分の乳首がかぶれそうなので初日以外塗っていません)
これすごくすごく苦いですこうしてあんなにおっぱいに執着していたのに断乳はとてもあっさり終了しました。
大人が思っている以上に子どもの適応力というのはすごい。
ということで適応力低い私の体ですがこれで排卵もちゃんとしてくれ!
もう何回買ったでしょうかね…(遠い目)