情ほど人を馬鹿にした行為はない
やっぱりチホさんの考え方は私のこのチンケな情を一刀両断してくれます
私はこのチホさんのブログにご紹介された方のように夫と接していました
頭禿げるまで頑張って【この可哀想な人を救わなければ】と思って接していました
夫のお父さんは典型的な昭和頑固おやじ
自分の機嫌を自分でとれずに、いつも家族に無視や威圧で威厳を保とうとする
正しいことを家族に押し付け、職場の人間を見下す人
夫のお母さんはそんな旦那さんに虐げられながらもたくましく生き
今では人の話は聴いてますフリの上手い新興宗教のイイ信者
イイ信者というのは宗教団体にとって扱いやすい駒のような人間という意味
さらに夫の妹さんも宗教団体の一員で元夫とは犬猿の仲
会ったら殺し合いにすらなり兼ねないほど、ピリピリしている
もの凄い負のオーラ全開の家族で、でもご両親は体裁がすべてなので
家はきちっと片付いてキレイだし、身体に良いものしか食べないし
人の悪口も、不平不満も信仰上言ってはいけないので
表面上は清くまっすぐな人間を力強く演じている
元夫はそんな家族、両親、兄妹の存在に違和感がひと際強く
私から見れば唯一のまともな人間だった
しかし、まともな精神では耐えがたい環境だったと思う
元夫も暴力という形でしか自分の意思、意見を言えない人間になってしまっていた
元夫は弱かったのだろうか・・・
普通の精神でそんな家庭環境、耐えていけるのだろうか・・・
そういう同情心がとても強かったと思う
私は元夫の不遇な家庭環境に同情し、自分と似た傷を持っているから理解し合えるのではないかという一種の傷の舐めあいを求めていたのだろうと思う
チホさんは、恋愛感情は傷の舐めあいだと言っていたがまさしく
しかし暴言、暴力には耐えがたいものがあり
特にSEXの強要は心底苦痛だった
チホさんの相談者さんのように妊娠中も、授乳中も強要され
本当に本当に本当に苦痛だった
私も心の中で唱えていた
お金のため、お金のため、お金のため
離婚した今ならわかる
私は無力だった
自己犠牲でしか伴走できなかった
相手のことを可哀想な人と思って見下していただけだった
愛と情を履き違えていたのだと思う
自分は優しい人間だと思いたかったのかもしれない
でも自己犠牲を伴う寄り添いは優しさでもなんでもない
それは寄り添う相手を信頼していない
ダメな人という前提で接している
それは本当の愛なのだろうか?
子ども相手にしてもそうだろう
この子は私がいないとダメだから・・・という前提で接していれば
子どもは言葉ではない、そういう想いのメッセージを受け取り本当にダメになろうとする
手のかかる子であって欲しいのは誰のため?
私は元夫をダメな人と想うことで、自分の存在理由を求めていたのだろうと思う
こんなダメな人なんだから私がいなきゃもっとダメになる
じゃあ私が居てあげなきゃね、存在してあげなきゃね、可哀想じゃない?
そうやって相手を見下し、力を奪い、そういう形でしか存在理由を見出せなかった
私が1番、恐ろしい存在に成り下がっていた
夫の家族と同じことを私は元夫にしていたのだろう
見せかけの愛というものをチラつかせて
本当は愛してなんかないのに
ただ可哀想な人としか思ってないのに
自分には助ける力も何も持ち合わせてないのに
あたかも助けられますという偽モノの餌をチラつかせて
自分で自分の存在理由を見いだせないから、可哀想な人を使って理由を見つけようとしている詐欺師のくせに、良い人の仮面をかぶって騙し続けた
離婚して、その事実を認めるのに7カ月かかった
私は被害者で在りたかった
殴られ、暴言を吐かれ、虐げられた被害者で何も悪くない
そう思いたかった
自分は正しい人間で、優しくて、まともだと思いたかった
改めて自分自身の弱さで元夫を心底傷つけてしまったと後悔している
だからせめて今日からは、祈ろうと思う
幸せで在りますように
心から愛し愛される人と出会えますように
今度こそ、自己犠牲からの伴走をする人ではなく
愛からの伴走をしてくれる心の優しい、強い人に出会えますように
そして、どうしたら自己犠牲からではない伴走ができるようになるのかな・・・
私は心底、そういう人間になりたい
だから今は真逆に振るしかない
他者には無情になる
心底無情に
共感、同情、むやみにしない
求められてもないアドバイスはしない
自ら手を差し出さない
自分のためだけに心底情をかける
自分だけを心底愛する
今、私は思いっきりそれをしなければならないと思っている
自分ファースト
チホさんは【他人に嘘ついてもいいけど自分にはつくな】と言ってた
イベント、飲み会、行きたくないなら、それっぽい嘘をつく
愛想良い人やらない
気が付いても同情しない
相手を救いたいなどと思わない
そもそも、救える力は今の私には無いのだから
また偽物の餌を見せて自分の存在理由のためだけに他人を使うのはまっぴらだ
二度とやりたくない
偽物の優しさは欲しくない
結局、それを5年間やり続けて意味がないことを心底知れたから
本当に人を愛せるようになりたい
