空耳に


   ふりかえる


   もう 誰も


   僕を呼ばない




   じりじりとねじを巻く


   あの夏寺が


   よみがえる




   もう 誰も


   迎えに来ない


   永遠の蝉時雨に


   閉じ込められる




                  <S>

 



先月なかばより、ここ「みつばち果樹園」の管理を、MICHIOさんより引き継ぎました、シバタと申します。

事情を知ってる方は、言わずもがな。

事情を知らない方は、きかないで。w


MICHIOさんから、彼女のピグを取り下げるよう依頼されましたが、ピグのみの削除は不可能のようでして。

今後も、MICHIOさんそっくりのかわゆい<M>ピグちゃんが、ちょこんと佇んで、ここを見守ってくれます。

だからさびしくないね。


そもそも休止中のユニットBeehiveの、「おるすばん事務局」として発足したこのブログ。

その名にふさわしく、とうとう独りぼっちのおるすばんとなってしまいましたが、やめるきっかけをすっかり失って、やめるにやめられなくなった感もありまして。ww

特にあてもなく、ゆるゆる続けてみますので、おつきあいくださる皆さんも、無理のない範囲で、ゆるゆる~っとおつきあいください。


いつも、ありがとうございます。







連載 第5回  

「いけしゃあしゃあ Beehive語録」

                 



―― 人ゆるす齢(とし)を涼しと思ひけり


      (鈴木真砂女の俳句を引用して) <M>


  ('09年8/3  「花火」  08/05  18:06

             れのんさん宛のコメントより)




今回とりあげたのはBeehive語録というより、<M>さんがコメント欄で引用していた女流俳人の句です。

彼女は、この鈴木真砂女が好きだとかで、ふとしたときに名句を暗誦したりする、風流なところのある人です。

この真砂女が晩年に開いていた小料理屋「卯波」が、いまでも銀座一丁目にあって(現在は、お孫さんにあたるご主人がやっています)、いつかお母さん先生と一緒に、連れて行ってもらったことがありました。


鈴木真砂女は、若い一時、7歳年下の海軍士官と、道ならぬ恋に苦しんだと聞きます。

<M>さんは、同じコメント欄で、こんな句も引用していました。



 ―― 羅(うすもの)や 人悲します恋をして 



この「花火」という記事で、<M>さんは、ダンナさんや家族以外の人とは、花火を見に行ったことがないと言っていました。


今年の花火大会に一緒に行きたいと言ってみましたが、返事はありません。







今月の・・・ 

迷えるミツバチの 教えて! ビジター!」



今回は「教えて!」っていう気分じゃないなあ。


まあ、でも、<K>さんが、つわりのFさん(奥サン)のご機嫌とりに悩んでましたんで、そのあたりのことを聞いてみようかな。

その後の経過は順調だそうです。

Fさんは、さっぱりしたものしか食べられないみたい。

ご飯が炊ける匂いが気持ち悪くて、そのくせ空腹時に吐き気がするそうです。

これって、典型的なつわりなんだって?


9月にカナダに遊びに行く予定なのですが、外国でお産をひかえている人に持っていったら喜ばれるものって、なんだろう。

<K>さんご夫妻には「手ぶらでおいで」って言われてるけど、何か喜ばれるものを持っていってあげたいな。

何か思いついた人がいたら、教えてください。



さて、今月も「みつばちオーチャード」にようこそ。

気軽にお寄りいただき、悪態・説教・恨みごと・罵詈雑言・早口言葉・呪文・たわごと・うわごと・寝言、なんでもけっこうです。

ご自由にお使いください。


それでは、コメント欄、開放。




皆様、ご無沙汰しております。倉本と申します。
そうたさん、はじめまして。
他の皆さん、お久しぶりです。
bettyさん、はげおやじさん、誕生日を祝ってくださり、有り難うございました。(遅)


楽しい果樹園でした。(のんき)
僕は被災地域や紛争地域の、その後の復興復旧の経過をリサーチ報告する仕事をしていますが、ここもちょっとした被災・紛争地域でしたね。
皆様のご支援のもと、本人達の復興努力を見守っておりましたが、なんだか発展めまぐるしくてついていけなくて。(笑)
結局どうなったの?と監査を入れてみたところ、果樹園は焦土と化しておりました。(爆)


しかしながら、わざわざ田畑を焼いて、酸性化した土壌を灰で中和することで、土地の改良を行う焼畑農法というものもありますから、ブスブス燻っているよりは、一度ちゃんと炎を上げて、焼き尽くしてしまったほうがいいのです。
そして僕は、おるすばん組二人からの、かわるがわるの応援要請に対して“焼き払ってしまえ”“もっと壊れろ”“奪い取れ”と、さんざん煽ってきましたので、この果樹園の焼畑計画は思惑通りと、快心の笑みを浮かべずにはいられません。
ですが、この焼畑農法の大事なポイントは、畑を焼却した後、自然の推移による十分な休閑・回復期間をとることでして。


シバタくんとMICHIOさん、両人から、ウェブリの管理画面その他を通してヒアリングした結果、ここ「みつばち果樹園」は、おるすばん組による共同管理を一旦休止したほうがよいと判断をいたしました。
当面はシバタにその管理を任せることに致しまして、MICHIOさんは、少しの間、おるすばんブログをお休みします。
公式声明上は、「一身上の都合」という大人っぽい響きの事由にしようかと思いましたが、それだとかえって皆様にご心配をおかけすると、MICHIOさん本人も言ってますんで、ぶっちゃけ、「ほとぼりを冷ますため」ということで、ご納得ください。
神戸で何があったのかは知りません。(嘘)

ですが、双方共に負傷もなく、第三者に危害が及ぶこともなく、それなりに収まるべき終着点に収まっていますので、その件につきましては、どうぞご心配なきよう願います。
もっと早くこうなればよかったのに。なんちゃって。
その後の事後処理についても、当事者同士で大人の判断をしていく模様と思われますので、いつかBeehiveのセカンドステージでも実現した暁には、この時の想いをうんと扇情的な詞にのせて発表していただきたいと思います。いいなァ、芸のこやしになって。(笑)


MICHIOさん、Beehiveの解散後ホッとする間もなく、ここのブログを開設してくれて、シバタと二人でるすばんしてくれて、ありがとう。
結局ほったらかしで悪かったね。
でも今回のことを、前向きにとらえてくれたあなたの強さに、敬意を表します。
僕はあなたが自分の情熱を開放したら、もっと魅力的なのにと、ずっと思ってました。

しばらくゆっくり休んでください。


シバタには、この場を借りて、ひと言だけ。
「責任をとる」ということの意味をとりちがえないように。
自分が責任をとることで、相手にまで責任をとらせないようにね。
相手の意志をよく確認して、周囲の人間のその後の心証なども考慮に入れて、現状維持のほうがメリットありと判断した場合は、物事を穏便におさめることも「責任をとる」の範疇だと思うよ。


というわけですので、皆様、今後とも「みつばち果樹園」をよろしくお願いいたします。
来月のみつばち月報では、『教えて!ビジター!』のコーナーで、“つわりで不機嫌のカミさんとつきあうコツ”を取り上げてもらおうと思ってたのに。

この分だと新記事更新なるかどうかわかりませんね。残念です。


それでは、焼畑後の果樹園ですが。


コメント欄、開放!! 

(コレ、一回言ってみたかった)


 皆さん、こんにちは。

 先月は<S>くんによる月報記事でしたが、今月は再びMICHIOにバトンタッチいたしました。

でも、まだパスワードを変更していませんので(やり方がわからない。笑)、<S>くんはいつでもここに入れてしまいます。

ですから、<S>くんにはナイショ! というメッセージは、今しばらくおひかえください。(笑


 さて。

「運命の7月」到来。


 事情を知らない方のために、さくっと説明いたします。

それはこのブログの前身である『詞人集団 Beehive』時代から騒がれていた、ある占い師さんの予言です。


 お互いを嫌いではないのに、なぜかケンカが絶えない「おるすばん組」の私と<S>くんの関係について、「いったい、どうしたらいいんでしょうか」と、私が知り合いの占い師さんに相談したのが発端でした。

その占い師さんは、占星術やカード占いではなく透視系の人で、ちょっと考え事をするように空をにらんだ後、こう言ったのです。


―― 腐れ縁は一生続くので、受け入れてください。

    でも、7月に大きな変化が起こります。

    その変化は、二人の関係を劇的に変えますが、

    長い目で見れば、よりいい結果へと導かれるので、

    変化を恐れないように。  ―――


 その予言を『Bee』のコメント欄でアップして以来、おもしろ半分に「運命の7月」といって、ここ「るすBee」でも時々ネタにしていました。


 その運命の7月が、あっさり来ちゃいましたね。

どんな変化が来ても、私は受け入れるつもり。

さあ、来い!!



   だってもう

   ここにいても

   景色が変わらないなら

   それはもはや絵と同じ

   でも 私もあなたも

   季節を生きる命なのだから

   額縁から歩みだしましょう

                  <M>

 






連載 第4回  

「いけしゃあしゃあ Beehive語録」

                 (ニュースふくむ)



――でも自分の意思だけでは

   飛び込めないこともあるから。

                     <K>


  ('09年7/27 「宵待草」  07/29 12:34 

             れのんさん宛のコメントより)



 今月、誕生日を迎える、Beehiveの不在メンバー<K>さん。

お祝いの気持ちもこめて、彼のコメントからの語録です。


 「宵待草」は、長年のパートナー Fさんとの入籍をブログ上で発表する記事としてアップされました。

<K>さんらしい照れ隠しからか、なんだか妙にたそがれた詞でしたが、その後も奥様のFさんからは、互いを束縛しあわず、それでいて思いやりをもって尊重しあう、素敵なパートナー同士であることをうかがわせるメールをもらっています。


 上の引用コメントは、入籍や出産といった、人生の決断を迷うパートナーに対し、次のような態度でいたいと語ったコメントに続く言葉でした。


 「彼女の人生選択を見守りながら、ある時は決断を尊重し、迷った時は背中を押してやれるような存在になれたらと思います」

 「決して『こういう方向に持っていこう』と思ってるわけではないんですよ。

 ただ背中を押してやりたいだけ」

 

 本当に素敵な男性ですね。


 今年の夏は、お父様の一回忌で帰国の予定だった<K>さん。

「かみさんの体調が安定しないので、帰れないかも」というメッセージに驚き、Fさんの健康を心配しましたが…。

どうやら病気ではなさそうです♪

<K>さんは「安定期に入るまでは」と渋っていましたが、Fさんご本人が「そんな神経質になっててもしょうがないでしょ。ダメになったときはダメになったって言うから、気にせず公表OK!」と許可をくれたので、ここでほのめかしておきます。(笑


 <K>さんったら、背中を押しただけでなく…。べーっだ!


 来年2月の吉報を待ちましょう。


 そして私にもきっと「自分の意思だけでは飛び込めない」変化があるはずだから。

流れに流されていこうという意志をもって、何かおおいなるものに背中を押されてみようと覚悟している、運命の7月。(笑






今月の・・・ 

迷えるミツバチの 教えて! ビジター!」



 今月の「教えて」は<S>くんからです。

皆さん、ぜひとも教えてあげてね!

<S>の「教えて!」

「告白した人やプロポーズした人は、どんな言葉を使ったのか教えてください。

 告白された人やプロポーズされた人は、具体的にどんな言葉だったのか教えてください。

 どちらも経験ない人は、自分だったらどう言われたいか教えてください。

 でも誤解しないでね。別にそれを参考にしようなんて思ってないよ。たんなる好奇心だからね!」(原文ママ)



 ↑言い訳がましいよ。(笑


 さて、今月も記事とは関係なく、お寄りいただいた方にはコメント欄で近況やPRやツッコミなど、自由な交流を楽しんでいただければと思います。

「みつばちオーチャード」にようこそ!


 コメント欄、開放!!!






皆さん、こんにちは。

シバタです。

ここは「おるすばん Beehive 事務局」局長 MICHIOさんの管理する場所ですが、今回は、同事務局の使用人<S>が記事更新させていただいてます。

当初、このテキストのやりとりを、ウェブリのほうの共同管理画面を使って行うつもりでしたが、飾り文字などの書式をそろえるのが面倒なので、前記事をコピーして編集できるよう、期間限定でパスワードをもらって、このアメブロの管理画面にログインさせてもらって書いてまーす。


うしし、女子の部屋にこっそり忍び込んだようなスリル。

あ、メッセージとかは見ないマナーは守ってますんで、MICHIOさんと水面下で俺の悪口言ってた人たち、安心してください。

ただし、当然ながら、Mチャンのピグはいじらせてもらった。

この記事を読んでるあなた、Mピグはまだランジェリー姿かな?

けけけ。



さて6月です。

関東はまだ梅雨入りしていませんが、時間の問題。

冷たい冬の雨は嫌いじゃないが、この季節のじめじめとした雨降りは気が滅入る。

体にまでカビが生えそうで、何もする気にならない。


しかしながら、そういうプチ鬱に転じそうな停滞期っていうのは、後から考えると、充電や安息になっていたということもある。

特に僕のように、調子のいい時はついじっとしてられなくて、ひとつところにとどまっていられないような多動系男児には、こういった抑うつ・停滞期も必要。


「今年はこうしてやる」

「近いうち勝負に打って出る」

「あとは行動するだけ」

そういう計画や課題が目の前にあって、ほぼ準備も整っているのだけど、すべて今は時機が悪く外的なコンディション待ち、というのが、現在の僕の状態。

陰鬱ないらだちと、始動への欲求をかかえて、ただひたすら梅雨明けを待つ。


そんな俺をあざ笑う雨雲よ、今に見ておれ。

好機は必ず巡るのだ。

どんな罪人の上にも。



   圧をかけてくれ。

   もっとだ。

   もっと強く。

   それを撥ね返さんと たわむ力が

   俺の内部で

   爆発寸前の膨張となるまで。



               <S>



連載 第3回  


「いけしゃあしゃあ Beehive語録」




――「親しみ」とは、「軽い侮蔑」の要素を

   含んでいるのかもしれません


                         <M>


    ('09年3/20 「年下の同僚」  03/21 13:39 

            ゆめみる乙女さん宛のコメントより)


今月は、MICHIOさんの語録の中から、シバタ・セレクトでお届けするBeehive語録。


上記の本体記事は、職場の年下男のエンエンと続く愚痴を、ホントはそれどころじゃないスランプにみまわれてる姉御肌系キャリア女性が、居酒屋のカウンターで粛々と聞いてあげている、という、いかにもMICHIOさんあたりに起こりがちな一幕詞「年下の同僚」。


その詞に寄せて、ある訪問者さんが、詠み人<M>さんに重なるこの詩の主人公を評して、

「相談や愚痴をきいてくれる人というは、人間的に厚みがあっていいですね」

というコメントを寄せたところ、<M>さんはこんなふうに返しています。


 「確かに相談事となると、人は信頼おける人にしか持ちかけないですよね。でも愚痴となるとどうなんでしょう。私の場合だと、ものすごく尊敬してる人や品位のある人にはこぼしにくい…。自分と同じ程度に卑俗で、多少の毒のある人にしかこぼせないように思います


そして、そのあとに続けた言葉が上記の引用文でした。


別にね、こういうことを書くMICHIOさんを意地悪だと言っているわけではありません。

そうではなくて、誰の心にもあるけれど、その本人にさえ気づかない密かな悪意や、自然発生的なダークな部分を、こんなふうに敏感にとらえてフォーカスできる彼女はすごいな、と。

と同時に、彼女の俺への「親しみ」に、いったいどんな感情が隠されているのやら・・・と、しみじみ思っちゃったりして、印象的なコメントでした。w

でもね、たぶんMICHIOさんも気づいていると思うけど、<軽蔑>という感情は、<自己嫌悪>の裏返しだから。

自分に厳しい人、自分のすべてを許しているわけではない人が、他人の中に、自分のダークサイドを見て嫌悪する。

そして、その嫌悪感情を抱かせる対象が、自分ではなく他者のふるまいであることにホッとしてるのも事実。

親しみは、そんな<ホッとさせてくれる相手>への感謝とご褒美なのではないか。

もっと言えば、「あなたも俺程度の人間なんだね」という嬉しさが、彼を彼女をハグしてやりたいような親しみになるわけだから、<軽蔑>も<自己嫌悪>も、そこから他者と繋がれるなら、動機はなんだっていいさ、と思うんだ。


と、つい、ポジティブ思考。w




今月の・・・ 


「迷えるミツバチの 教えて! ビジター!」


今月の「教えて!」はMICHIOさんから。


<M>の「教えて!」

「今年は、仕事で遠方への出張が多く、先方への手土産に悩みます。

皆さんがこれまでに、もらって嬉しかった東京土産、

おいしかった、あるいは役に立ったいただきもの、

先方に喜ばれたおつかいもの、などがありましたら、教えてください。

逆に、もらって困ったいただきもの、などもあれば、参考にさせていただきます。」



↑ うん、これは俺も興味ある。

俺も出張先に持っていくもの、悩むから。

空港にあるみやげものじゃ、いかにもって感じだし、他の整備士がさんざん持って行ってるから「またか」って言われちゃうし。

でも、珊底羅さん、「練馬大根」とか言うのはやめてね。w

さて、今月はシバタがお送りした「みつばち月報」でしたが、ここは本文記事とは関係ないTwitter的な場所ですから、今回も本文とは関係なしに、好きなことをつぶやいていってくださいね。


んじゃ、今月も


コメント欄、開放!!

 皆さん、こんにちは。

 「おるすばん Beehive 事務局」 常駐管理人・MICHIOです。


 風薫る5月になりました。

 いい季節です。

 3月あたりについ買ってしまった、気の早い春のお洋服。

 さっそく着たかったのだけど、4月が寒くて着られず、うずうずしていたオシャレさんたち。

 そろそろいいですよー。

 私も、もうずいぶん前にスタンバイさせていたシフォンのワンピを出動させます。

 今年はトレンカとかいう長めのレギンスを、ペッタンコのバレーシューズとあわせるつもりで、春先から何足か用意していましたが、寒くてずっとブーティを脱げなかった…。

 そろそろ行くわよっと気合い入れていますが、その前にフットケアのサロンに行かないと、かかとがヤバイです。


 同い年のオカマの友人、ハナちゃんが私の美容の師匠なのですが、

カノジョに言わせると

「あたしたちくらいの年齢になるとねっ

 体の曲がってるとこ、角っこになってるとこ、

 そういうとこの内側のたるみと、外側の角質を

 てってー的にケアしなくちゃ、ダメっ。

 つまり、肩とか、肘とか、膝とか、顎と首の境目とか、

 首と鎖骨の角とか、そういう『曲がり角』よっ」


 カノジョのように「努力して女になった」友人は、「生まれつき女だった」という境遇に甘えている私に、それはそれは厳しくダメ出しをするので、毎日一緒では疲れてしまいますが(笑)、たまにランチするにはいい刺激になります。


 そのハナちゃんが、今月ひとつ歳をとる私のために、共通の友人を集めて「お誕生日会」を催してくれるらしいのですが…。

「少し痩せたって本当!?

 あらっ! じゃあようやくあのブランドの

7号が着れるようになるじゃあなーい?

 前はアナタ、ぱっつんぱっつんだったわよっ!

 少しでもグラマラスに見えるように、

 わざとやってるのかと思っちゃったわよ~。や~ね~。

 お誕生会は、オシャレしていらしてね~。

 今回は主役なんだから、いつものまっ黒けはやめてよねっ。

 メークもちゃんとしてきてね~。

 まぶた、光らせんのよっ。

 わかってる?

 アタシより地味にしてきたら、ほんと、怒るからね~。

 地味とシックは違うのよ!

 何度も言わせないでね~」


 素敵なお店でオシャレな友人を呼んで、というハナちゃんの意気込みはとってもありがたいのだけど、その華やかさとスノッブな空気についていけそうにない私は、今から憂鬱です。

 門前仲町あたりの縄のれんの小料理屋で、小上がりに4~5人で上がりこんで、ぬる燗とねぎまで…。

 そういうほうがいいんだけどな。



  …などと私事を書き連ねましたが、巷では「五月病」などというものも出回る季節。

 この五月病は医学的な学名ではなく、アパシーシンドロームなどという「適応障害」のひとつで、

その診断はうつ病の診断と似ているそうです。

 私はどちらかというと、じめじめと陰鬱な六月に落ち込むタイプなのですが、みなさんはどうですか?


五月病になりやすいタイプは、以下のタイプだそうです。


A.何事にも手を抜くことができない
B.何でも自分で背負い込んでしまう
C.几帳面で曲がったことが嫌い
D.頑固で融通がきかない
E.家族にうつ症状の方がいる
F.一度やりだしたら、とことんまでやる
G.周囲の評価がとても気になる


 <S>くん、ヤバそうじゃん?(笑


 鬱病もアパシーシンドロームも、ハードな状況下よりはむしろ、そういった苦難の日々が過ぎ、ようやく平穏な状況に置かれた時に発症しやすいんだとか。

「苦悩のあとの充足」。

 これがいちばん危険な状況らしいです。

 そういう意味では、年度初めの激動と興奮がおさまり、ようやく足もとから遠くへと目を移すタイミングのこの5月。

 春風の中のリラックスが、気落ちをともなう脱力にならないよう、シフォンをまとって、まぶたを光らせて、オカマの友人に檄を飛ばされに出陣するしかないかしら、やっぱり。(笑




   悲しみのさなかで いつか
   憂鬱など甘い菓子のようだったと

   悟ったあの冬も 今は遥か遠く

                  <M>

 


連載 第2回  

「いけしゃあしゃあ Beehive語録」



――満たされている人って、

   身のまわりがシンプルですよね

                     <K>


  ('09年9/28 「彼岸」  09/29 00:57 ごんさん宛のコメントより)



 長年の不倫関係を清算した女性の思いを詠った短い詞のあと、コメント欄では<K>さんの結婚観や男女にまつわる思いなどを垣間見ることができ、普段の男くさくシブいキャラからはうかがい知れない<K>さんの一面がのぞく、印象的な記事でした。

 上と同じごんさん宛のコメントで、<K>さんは以下のように続けます。

 「何かに過剰に思い入れたり、収集や陳列に凝っている人って、どこか満たされない気持ちを抱えているのかもしれません


 そして、何気なくこんな私見も。

 「すぐ『マニア』になる男は、基本的にこのタイプかも。(笑)」

 

 私も個人的には「満たされている人はシンプル」説には賛成で、そういう意味では自分も「バラエティは増やしても、スタイルはシンプル」でいたいと思っていましたが。

 ここ2~3年ほど、まったく物欲がなく、「ついに私も一皮むけたか」と思っていたのに、最近また身の回りのものが増え始めてきたのが気になります…。

 この春、服飾関係に使ったお金、ここ数年の中では異常でした。

 どうしたんだ、 私。 

 枯れるんじゃなかったのか?

 いったい何に満たされてないというのでしょうか…。


 欧米では年末ではなく春に大掃除をする習慣があるそうです。

 寒くないから体も動くし、窓を開けても水回りをいじってもつらくない。

 季節の変わり目なので、衣替えもかねて物を整理できる。

 そんな利点から、日本でも春の大掃除を支持する人が増えているとか。

 私も、体内のデトックスばかりでなく、身辺・家内・クローゼットのデトックスをはかろうかしら。

 

 「心境が現象をつくる」だけでなく、「現象を変えることで心境に影響を及ぼす」ことも可能ですよね、きっと。




今月の・・・ 

迷えるミツバチの 教えて! ビジター!」



 今月から「迷えるミツバチ」は交替制にしました。

 5月の「教えて」は<S>くんからです。

<S>の「教えて!」

「僕ら航空従事者には航空身体検査というのがあって、これに合格しないといけないので、健康には気をつけています。

ですが、今年ひとつだけ引っかかったのが、貧血と低血圧。

血中のヘモグロビンが若干足りないのと、血圧が95-54で、三十代前半男子にしては低いと指摘されました。

今のところ、たちくらみや倦怠感などの自覚症状はないので「経過観察」ということで事なきを得ていますが、『女みたいな低血圧』と言われてちょっとヘコんでいます。

貧血自体は食生活とサプリで改善するとして、低血圧って、どうしたら治るんでしょうか。

低血圧だと、いったい何が困るんでしょうか。

そのへん、詳しい方がいらっしゃいましたら、アドバイスお願いします。」(原文ママ)



 さて、今月も記事とは関係なく、お寄りいただいた方にはコメント欄で近況やPRやツッコミなど、自由な交流を楽しんでいただければと思います。

「みつばちオーチャード」にようこそ!


 コメント欄、開放!!!



来月のみつばち月報は、<S>くんの責任編集でお届けする予定です。お楽しみに。