こんばんは。
今回は先日の涸沢の装備を一部ご紹介。
 
この日は前日に徳澤でテント泊でしたので軽い装備で行こうとテントはHERITAGE CROSSOVER DOME<2G>
結果、下山後の着替えなど色々と持っていき重くなったのでテントは何でも良かったなと。。。w
 
 
 
 

 
簡単に言うと軽量、コンパクト化を最優先させたドーム型のツェルト。
必要最低限の強度とプロテクション。
 
 
 
 

 
素材は10dnナイロン高強度ミニリップストップ・透湿防水PUコーティングと極薄素材。
耐水圧は1,230mmと低めの数値。
雨が降りそうなときはHERITAGE CROSSOVER DOME用フロントフライも持っていくと良いかと思います。
入口パネルのみに被せるレインフライですが、出入りの際に雨水が室内に侵入することを軽減し、ちょっとした前室スペースも確保出来ます。
 
 
 
 
 
耐候性について難しいところはありますが、重量630gで手のひらサイズと言ってもいいぐらいコンパクト。
 
 
 
 
 
ポールを別にすれば手のひらサイズで非常にコンパクト。
このテントの最大のメリットだと思います。
これだと大きなバックパックも必要ないです。(僕は大きなバックパックを持ってきてしまいましたが。。。w)
 
 
 
 
 
この軽量かつコンパクトなサイズで一人なら荷物、シューズも余裕を持って置けるスペースがあります。
ちなみにマットはTHERMAREST NeoAir XLite NXT のRSサイズ。(51×168cm / 326g)
テントもマットも黄色w
 
 
 
 

 
設営もスリーブに通すだけなので慣れれば2~3分で設営可能。
ポールは三大ポールメーカーのユナンの軽量なアルミ合金の中空ポール。
もちろんこちらも最低限の強度で軽さ重視です。
 
 
 
 
 

 
開口部はL字型のファスナーですが、開口部を開けても固定する物が無いのでガイライン用の赤いループに引っ掛けるなど工夫が必要です。
やはり快適で安心安全っていうテントではなく、ある程度の経験値がある方向けのテントだと思います。
それでもこの軽さとコンパクトは魅力的で、好みがはっきり分かれるテントですね。
 
 

 

 

 

 

 

写真では分かりにくいですが、黄色は虫が集まってきますねー

メッシュもないのでドアを開ける度に入り放題w

マットも黄色だしw

虫を出すのはすぐに諦め自然との共生を楽しみました!

 

 

 

 

 
ベンチレーターは入口上部と後面パネル下部の2箇所。
上部はモスキートネット無しなので別途購入が必要(今回忘れたので虫は自由に出入してましたw)
ここは最初から付けて欲しいです。。。
 
正直なところ、ベンチレーターや透湿性も第一世代より向上したとは言え結露はなかなかです。
シングルウォールなのでそこは割り切ってます。
吸水スポンジを持って行くと片手で拭いて片手で絞れるので便利ですよ!(人から教えてもらったんですがw)
ちなみにお値段以上のお店で買いましたw
手ぬぐいよりはだいぶ重くはなりますが。。。
 
好みがはっきりと分かれるテントですが刺さる人も多いのではないでしょうか。
この軽さとコンパクトなパッキングサイズは魅力的。。。
フロアレスのワンポールテント、タープ泊に慣れている方には快適だと思います。
 
 
 
 
 

 

シュラフは前回同様、SEA TO SUMMIT Traveller Tr I

個人的には気温が0℃前後ならビビィを併用すれば大丈夫です。(前回も言ったかなw)
僕は車中泊で使うことが多いですが、コンフォート10℃、リミット-2℃なので3シーズン使えます!
 
 

 

 

 
記念撮影w
トップス STATIC ROAR RELAX HOODY(完売してます。。。)
ROAR CREW←こちらは少量ですが在庫ございます。
 
ボトムス Vintage nylon Cargo Pants 秋冬素材を使用した昨年のモデルのアップデートモデル。
山でも街でも十分使えて気に入ってます。
カラーもカーキ、ダークオリーブと紅葉に溶け込めるカラー展開ですw
 
シューズ ALTRA OLYMPUS 6 よく聞かれるのがこれでアルプスいけますか?っていう質問。
僕は行ってますとお答えするしかないですが、このシューズで行けるようになれば快適になるとは思っています。
はっきりとしたお答えが出来ず申し訳ございません!
経験と体力を知らない事にはお答えが難しいところですので、安易に行けますとは言えないです。。。
 
 
 
 
 

 
 

 
上下どちらもLサイズ。
この日は日差しが強くフードが役に立ちました。
 
 
 
 

 
バックパックはTRAIL BUM HAULER
これを使った事で荷物が多くなりましたw
いくらでも入りそうなので入れてしまいました。。。
 
シンプルな巾着タイプですが上部ストラップは十字に配置され、しっかりとコンプレッション可能。
TRAIL BUM STEADY 同様、ウエストベルト付きでトレイルバム唯一のスタビライザーが付属します。
とは言えフレームレスパックなのでスタビライザーはそこまで効かないです。
上部の荷物が多少背中に寄るってぐらいですが、大荷物だと安心感がある人も多いのかな。
 
 
 
 
 
 
HAULERは45L~最大65Lと大荷物を運べますが、背負い心地はそこまで重視してないってメーカーも言ってたような。。。w
とにかく沢山の荷物を容易に放り込む→ホーラーになったとかw
今回は放り込むスタイルで!
 
とは言え流石にトレイルバム。
フロントポケットだけで20L、いくらでも荷物が入りそうでありながらもパック重量750gと軽量。
上部のクロスストラップシステムなどコンプレッションシステムは優秀で荷物をしっかり安定させる事が可能。
 
帰りの着替えなど余分な荷物も持って行ったので12Kg近くなりましたが、徳澤に荷物をデポすることなく全部担いで行きました。
しかし一般的には10Kg未満で抑えたいところ。
 
UL系のフレームレスパックはパック重量が軽い分、最終的にはご自身の筋力で補うことになります。
当たり前のことではありますが、やはり大事なのは中身、総重量が軽くないと快適には使用できません。
もしUL系フレームレスパックのご使用で肩が痛い等、お困りの方は中身の軽量化、もしくはパック自体を考え直してはどうでしょうか。
 
今回、僕が紹介した道具は全て軽量な物です。
本来であれば30Lクラスのバックパックに収納可能ですが、下山後の予定を考えて色々と持っていきました。
とは言え軽量な装備のおかげでできたことではあります。
 
個人的に全てにおいて軽いは正義とは思っていません。
ご自身の使用、用途に合っていれば軽くできるものは多いと思います。
重いが不義ではなく、意味のある重量、例えばバックパックであればしっかりとフレームがあり腰荷重出来て細かい調整が可能。
重量が重い事に意味がある物は多いです。
フレームレスパックの場合は主に肩荷重で背面長調整等、細かい調整は出来ないので装備の軽量化とパッキングと経験が重要になってきます。
もちろんどちらがいいとかではなく、自分に合っているか。
 
トライ&エラーを繰り返してご自身に合った物が見えてくると思います。(ウエアも含めて)
最短、ショートカットで最適解を出すのは難しくトライ&エラーも楽しんでください!
僕も未だによくありますw
一回のテストでダメってことではなく、使い続けて答えが出ることが多いです。(登山での使用は毎回、状況が変わるので)
答えはご自身しか分からないところではありますが、皆さんの最適解へお手伝いが出来ればと思います。
長々と当たり前のこと書きましたが、店頭でご遠慮なくご相談くださいw