全国の皆さんこんばんは、GNです。

 

今日はギア編いきます。ギアと言っても今日はシンプルに「冬」のマットと寝袋の事に絞って。

 

最初に言っておきます。

 

本日イチオシするアイテムたち、来期”激”値上がり確定しております。

 

是非最後までご覧ください!

 

 

 

 

過去、様々な環境下で多くのメーカー、様々なR値でテストしてきた経験を元に。

 

「冬」と言っても

・低山、もしくは無雪期までしかやらない方。

・積雪期、厳冬期でもチャレンジされる方。

 

今日は、この2つの分かれ道で選択肢を絞り、シンプルかつ分りやすくいきます。

 

いつも長くなってしまいますからね(笑)

 

 

 

 

 

しかし、この前のテン場、最高だったな~

 

 

 

 

 

飯も超美味かったし、オマール海老も入ってますからね!

 

シェフ、いつもありがとね。

 

 

 

 

 

そして朝はバッキバキ。

 

 

 

 

-5℃まで下がった。

 

前日までずっと気温高かったから、体が順応せず堪えるなー。

 

 

 

 

まず店長U植山のスリーピングギア

 

 

 

 

シュラフ:ウエスタンマウンテニアリング アストラライト(旧カラー)

マット:サーマレスト ネオエアーウーバーライト

プラスして:エバニュー FP マット

 

まずシュラフのスペック
ダウン量:298g
平均重量:500g

使用温度域:摂氏-3度

温度域の表記はコンフォートやリミットとありますが、ウエスタンはコンフォートのみの表記ですかね。

 

スペックですが、キルトの場合は通常のマミー型寝袋と同じように、ダウン量=暖かさとはならない。

 

同じ300gのダウン量だとしても、キルトの場合はフードや背中側の綿がなく、その分が全て上面にきてるから。

 

インサレーション着こんだ状態ではありますが、フロアレスシェルターで、風が吹き込んでるにも関わらず全く寒くなかったとのこと。

 

流石はウエスタン。

 

500gのシュラフで-5℃って凄くないですか。

 

羽毛の機能をそのまま最大限に活かしたウエスタンのダウンは、No.1でしょう。

 

 

 

スリーピングマット、ウーバーライトのR値は2.3

 

R値2.3ですと、おおよそー3℃ほどとなるかと思います。

 

この日の-5℃でも全く冷気を感じなかったのはFPマットのおかげ、もうひとつはタイベックシートではなく、HDEブランケットを使う。

 

そしてサーマレストの技術力の高さ。

 

 

【R値について】

 

昔は言いたい放題でした、笑。

そんな気温で寝れるわけないだろっ!てなような表記もありましたね。

 

数年前までR値は各メーカーが独自にテストして公表していたものでしたが、現在R値は世界共通の検査機関で検査しているため、各メーカーとの比較が大変しやすくなっております。

 

このR値が共通なったことで、これまで表記してたものから数字が上がったもの、下がったものある。

 

R値5とか表示してても、実際は4だったみたいなメーカーもある中、サーマレスト社は従来の表記より全て上がってました。

 

確かXサーモなんて昔は4.9とかだったのが、今は6.9。

 

あとサーマレストはカタログに表示してる重量よりも、実際計測すれば、それよりもだいたい軽い。

 

"超”信頼がおけるブランドだ。

 

 


 

 

 

スリーピングパッドのブーストにも役立つFPマットは、フレームレスパックのフレーム代わり。

 

トレッキングポール+非自立シェルターも同じように、1つの道具を複数使う、これがULの基本。

 

 

 

 

シェルターの話は・・・また今度にしますね(笑

 

そして私GNの装備

シュラフ:SEA TO SUMMIT Flame Ⅱロング

マット:SEA TO SUMMIT Ether Light XT Insulated

 

前回と同じですね。

このマットの寝心地を知ってしまうと、、、持って行っちゃいますね。

 

寝袋に関しましては、ダウン量350gなので、超寒がりの私でも流石に全く寒くない。

因みにインサレーションはアークの ニュークレイFL とアクシーズの Basic Down Pant を穿いた。

 

Basic Down Pant

 

ダウンパンツのド定番と言えば、毎年完売になるMEのパウダーパンツがありました。

今年は無いの?

MEからアクシーズクインブランドに変わっただけですので、その後継モデルがこれとお考え下さい。

 

寝袋とマットの事だけって言ったけど、ちょいちょい挟んでくるじゃ~ん、って?

 

ダウンパンツもスリーピングギアっしょ!笑

 

 

 

 

 

相棒のお二人は、今季の雪山用に新調したスパーク4とフレーム4。

 

もちろんオーバースペック(笑

汗かいて脱いでたそう。

 

 

 

 

 

今回イチオシしたいのは、やっぱりこれなんです。

 

SEA TO SUMMIT Spark SpIV

シートゥーサミット スパーク4

 

850+フィルパワー ウルトラドライプレミアムグースダウンが620g封入

メーカーサイトの重量は880g

 

今回、しっかり計測。

 

実測881gでした!

 

 

ありますでしょうか、この価格でこれを超えるスペックのものが。

 

600gのダウン封入だと、ほぼ1kg超えのものばかりかと思います。

 

しかも市場で一番売れてるであろうメーカーのダウンよりも高品質羽毛、フィルパワーも違います。

だから、他社同等ダウン量のものよりも軽いのに暖かい。

 

しっかりと蓄熱遮熱するボックス構造はもちろん、熱を伝えやすくする縦バッフル、熱を逃がしにくくする横バッフル、この他社にはない独自構造も、おすすめのポイント。

 

 

 

 

 

シートゥーサミット フレーム Fm IV

日本人の体形ですと、男性女性問わず、女性用モデルという選択肢あり。

レギュラー、ロングサイズ選べます。

 

フレームはスパークよりもダウン量多めで、もう少し暖かくなります。

 

私は過去、ー20℃の厳冬期もダウン量600g程度のシュラフ+エスケープヴィヴィ、インサレーションをしっかり着込むことで対応してきた。

 

 

シンプルに言えば

無雪期や、冬季の低山などの方はスパーク3フレーム3

厳冬期の使用ならば間違いなくスパーク4フレーム4

 

このⅢかⅣ、二つの選択肢でおすすめ致します。

 

 

寝袋の対応温度は個人差が一番大きいギア。

 

あとは、スリーピングライナーを足すとか、エマージェンシーヴィヴィを被せるなどして対応頂けたらと思います。

 

 

 

 

 

↑懐かしい笑。

 

過去、色々テストしてきましたよー。

 

皆さんにオーバースペックなものをおすすめするのは簡単なんですよ。

サイトのスペック見て、コレ買っきゃ間違いないって。

 

でも、それじゃプロショップとしてダメでしょ。

だから本当にこれで行けるのか?限界はどこなのか?様々なもので人体実験。

 

そうすることでこの状況ではこれで十分とか、これでは全然無理、だとかアドバイスが出来るわけです。

 

 

 

 

 

で、自分で限界を知った後、最終的にコレを使ったときは衝撃だったな~。

 

サーマレスト ネオエアーXサーモ
 

マットでこうも違うの!?

めちゃくちゃ暖かいじゃん。。

 

 

「何だか寒くて寝れなかったな~」、それ本当に寝袋のせいでしょうか?

 

本当は寝袋ではなく、マットの断熱性が足りなかった。というのが良くある話。

 

いくら超ハイスペックな寝袋を使ったとしても、体重で背面は全て潰れてしまいます。

 

寝袋のスペックは着るものやライナーやカバーなどで何とかなることが多いですが、マットの断熱性が足りない場合はどうしようもない。

 

寝袋で寒い場合は丸まっておけば何とか朝まで耐えれますが、マットの断熱性が足りない場合は、そうはいきません。

 

過去、私は雪山でマットの断熱性が足りず、地面からの冷気で体の接地面が耐えれず、朝までひたすら寝返りを打ち続ければならないという地獄を味わったことがある、本当に地獄(笑)

 

実は寝袋よりもマットのほうが大切なんだと。

 

 

 

 

それ以来、雪山はXサーモ一択でした。


 

 

上表はEXPEDのものですが、先ほども述べましたようにR値は共通の検査機関になってますので、今はとても分かりやすいかと思います。

 

今回使ったサーマレストのウーバーライトのR値が2.3、STSのイーサーライトインサレーテッドのR値が3.2(女性用はR値3.5

 

正直な話、今回僕が使ったイーサーライトインシュレーテッドはー5℃でも少し寒さを感じた。

(下には何も敷いてない、フットプリント変わりのエマージェンシーブランケットが使いすぎて、アルミがほぼ剥げていたことなども少しは影響したかもしれませんが)

 

 

で、実感したのはR値の対応温度はリミット(限界)と思ったほうが無難かと思います。

 

店長UのR値2.3でー5℃全く問題なかったのはFPマットのおかげ。

 

パンク防止にもFPマットか、山と道ミニマリストパッドの併用、おすすめ致します。

(嵩張っても良いのならばエバニューTrail Mat とかEXPED Flexmat XS が実はFPマット125とそんなに重量変わらないという)

山と道ミニマリストパッドはたったの53g!


 

で、スリーピングパッドのおすすめをシンプルに伝えますと

 

厳冬期の使用では、Xサーモ もしくは EXPEDのウルトラ7R の2択しかない!ということですね。

 

紹介が未だ出来てませんが、今年からEXPEDのマットが全てリニューアルしています。

 

分かりやすく商品名がほぼR値です。

 

EXPED ULTRA 7R のR値は、驚異の7.1!

 

 

 

厳冬期雪山でもくじゅうを始め西日本の山域ですとULTRA 5R(R値4.8)でも十分かと思います。

 

もう一つは、重量比=暖かさで言えば世界最高スペックと言っても良いでしょう、サーマレスト ネオエアーXライト(R値4.2)

 

テンサーインシュレーテッドもありますけど完売。

超希少なテンサーアルパインのショート(R値4.8)が、今日現在でラスト2個、軽量化重視の方はこれだ!

 

 

 

まとめると

【厳冬期でとにかく暖かいものが欲しい方】

サーマレストXサーモ、エクスペドULTRA 7R、のどちらか。

 

【雪山でもくじゅうを始め2000m以下級の山域】

エクスペド5R、ネオエアーXライト、テンサーアルパインの3つのどれか。

 

ですかね。

 

 

これ以下、低山使用などの方は沢山ありすぎますので、R値2以上のもの+FPマットなどで対応でも良いでしょう。

 

 

えっ、シンプルじゃなかった?笑。

 

下手なんですよね、まとめるの。。

 

 

 

 

ついでに、MIYAGENさんの 3Dホイッスル 2g とか再入荷してます。

 

命を守るエマージェンシー装備、お忘れなく!

 

 

エマージェンシー何もったら良いの?とりあえず遭難したことを妄想してください。

何があったら助かる可能性が高まりますか?

 

 

とりあえずは冬は、低山でも、日帰りでも、このどれかバックパックに入れておいてください

ビバークツェルト

Rab ARK Emergency Bivi

SOL Emergency Bivvy

 

 ↑ ↑

また挟んできた~笑。

 

 

 

 

 

 

さてさて、ここ数年は雪山でもハンモックばかりだったので、今期は久しぶりに行ってみますか!

 

 

 

 

スタッフ研修 in モフモフ。

 

 

 

クーポンは本日25日、23:59まで!

 

シートゥーサミット、サーマレスト、エクスペド、来季激値上がりです!

 

狙い目はソコ!!!

 

 

では。