先日スタッフIと大船山に紅葉を見に行って来ました。
 
10月末でしたが、この日は天候は荒れ、強風にマイナス気温でしたので、現在のウェアリングの参考になればと思います。
 
 
最近、久住ばかり行ってるようですが、昨年の10月に行って以来の1年振りで、その前に行ったのは4年前でしたw
 
 
岳麓寺登山口よりスタート。
 
こちらの登山口だと舗装路が長いですがススキが綺麗で人が少ないです。
 
 
 
 
この日は気温も下がり、とにかく爆風でした。
体感温度はマイナスだったと思います。
 
 
 
 
 
山頂付近に近づくと樹氷が表れ、紅葉した木々が樹氷しており、秋と冬の景色が見れ素晴らしく美しく、そして寒い、、w
 
予想以上に寒く耳が痛くてカルフワタオルをフードの様に使い凌ぎました。
 
 
 
 
今回、私のウエアは 
ベースレイヤー STATIC オールエレベーション L/S
トップス アクシーズクイン マタギ尾州
レインウエア TRAIL BUM WALKER SHELL JACKET *近日再入荷予定
 
この日は気温が下がり爆風で曇り時々晴れといった天気でした。
 
行動中、樹林帯はマタギのみ、樹林帯をぬけ風が強くなるとレインウエアを着て調整すればちょうど良く快適(耳以外w)
 
12月に入り九州も気温が下がりhalo commodityのイヤーフラップ付きの帽子がよく売れています。
カラーも少なくなってきていますのでお探しの方はお早めにどうぞ!
シノラーの方はアクシーズクインのフユボウシも在庫しております。
 
 10月末でもこのような事もありますのでこちらも携帯しておくと便利です!

 

 

下山後は晴天、穏やかな天気になりましたw

 

 
 

 
今回、山頂付近は冬型の荒れた天候になりましたが、マタギとレインウエアで凌ぎました。
 
 
 

又鬼(マタギ)、伝統的な方法を用い集団で狩猟を行う者

 

マタギの方は、1度山に入ると、数日間籠りっぱなしということもあるそうです。

 

そのように数日間山を歩く際に、暖かく、蒸れずに、匂いもでない、

 

マタギの狩りのように数日に渡るシノギングにも安心して使える冬のアクティブレイヤーです。

 
 
 
 

ウールは汗に濡れても冷たくなりにくく汗の吸収・放出性に優れるので、ポリエステルフリースの様に冷たくなることがなく、また、とても高い抗菌防臭効果がある。

 

年々新たな高機能でハイテクな素材が次々と開発されますが、ウールはウールにしかない機能性とメリットがあり、何十年と経った今でも、やっぱりウールは良い。

 

このマタギに使用している生地は、世界三大ウール名産地の一つ日本の尾州ウールが使用されています。

 

 

一見、メルトンの様な目の詰まった生地に見えますが、実はこのウールはかなりスカスカの生地。

 
 
 
*↑は旧モデルの画像です。素材は変わっておりません。
 

光に透かすとこの通り。

 

このマタギもアクティブインサレーション(行動中に着用する保温着)として開発されています。

 

通気度はなんと109㎤/㎠・s、高通気のためオーバーヒートしにくいウールなのです。

 

これまで紹介してきたオクタほどスカスカではないですが、かなり風を通しますし、シェル無しのオクタよりは十分暖かい。

 

着用してみると、何とも不思議な感じ。

 

しっかりと暖かいのに、このスカスカ加減がどんどんと熱気を放出し、ほど良くというか、結構風を通すので全然オーバーヒートしない。

 

これこそ「暖かいのに蒸れない」という言葉がピッタリ。

 

 

起毛されたウール素材は見た目よりも軽い着心地で、ハイロフトフリースのような厚みがないにもかかわらず、ウールならではの暖かさを感じることができます。

 

 

 
 

今期のモデルチェンジにより、よりシンプルなデザインとなりました。

 

これが個人的にすごく好きです。

 

起毛されたウール素材ですので、肌触りが良い!とは正直言えません。

 

中間着ですので全く問題ありませんが、前モデルの首回りのチクチク問題が解消されたのが高ポイント。

 

首回りはカルフワタオルなどで保温でき、逆に温度調整もしやすい。

 

約320gと軽量化されてるのもおすすめポイントです。

 

 

オクタやアルファを使ったテクニカルなウエアも多くありますが、ウールを使った天然繊維のアクティブインサレーションとして十分に使えます。
 
アナログで雰囲気もあるアクティブインサレーションとしてマタギ、お勧めいたします。
 
 
それではまた。