今週は久しぶりにソロでテン泊
設営したら、直ぐに真っ暗
無添加自家製ベーコン
焚き火以外で料理するなら、火器は SOTOのフュージョントレック
マイクロレギュレーター搭載ですし、安定性抜群。
ホースが柔らかいので使いやすい。
フライパンは トランギア ミニフライパン
もう相当長い間使ってるけど、まだコーティングは全然剥がれないし、耐久性、コスパ最強のフライパンですな。
栄養満点ボーンブロス
鍋はトランギアミニセット。
永遠に定番となるクッカーでしょう。
夜はやや強風と雨。
湿気た夜でもヘタレない最高のシュラフ。
ダウンロードしてきた映画を見て寝ます。
今回は軽量さより、快適さ重視。
それでもシェルターが超軽量なので、負担は少ない。
無風で最高の夜明け。
ハンモック泊じゃないのも、かなり久しぶりだな~
久しぶりの地べた寝も良いもんだ。
一旦CM挟みます。
巾着ヌノバケツにピッタリ(たまたま)なアルミプレートが入荷しています。
もうテーブルの組み立て、足をつけることすら面倒になった僕には丁度良い。
丸い枠には110缶がぴったりで
X-MeshストーブL もバッチリ。
何ならコケネンののまま置いちゃっても良いんじゃない。
実測98gと軽量でした。
そして今日の本題。
シートゥーサミット(以下STS)のスリーピングギアについて。
2~3年くらい前からかなり動きが良く、昨年は早々と品薄状態が続いてました。
なので今季はしっかり在庫してます。
皆さん気付いちゃったんでしょうね、このスペックからしたらコスパ最強ってこと。
まあ、昨年から比較すれば、今年は少し値上がりしましたけれど、それでもやっぱり買いですよ(今期までは)。
コスパが良い?
この価格で?
そう思われる方もいるかもしれません。
改めて本日紹介するSTSの寝袋Spark(女性用Flame)に封入されている中綿は、RDS認証の850+フィルパワーのプレミアムグースダウン。
しかも湿気のほとんどを排出する撥水トリートメントが施されています。
これくらいの品質の高級ダウンが使われた海外の寝袋はこんな価格じゃ収まりません。
国内メーカーのものと比較しても、こちらSTSのほうがスペックが高いにもかかわらずこの価格帯です。
これは日本の代理店であるロストアローさんの企業努力でしょうなー。
ロストアローさんは修理やアフターなども万全の態勢で、そんなところも当店が自信を持っておすすめできる理由でもあります。
小雨が強風で舞い、湿気たり、少し湿った足元でも全くロフトを失うことはありません。
因みにこれはダウン量300gほどのモデルですが、朝までバッフバフです。
今お持ちの寝袋、朝になったらヘタってませんか?
これが高品質の羽毛です。
翌朝でこの膨らみ、凄いでしょ。
中に人間入ってませんからね、笑。
Spark、Flameシリーズは構造も独特。
上半身には縦型バッフルを採用。
理由は寝袋が膨らんだ際に羽毛が移動してしまうことを防ぐため。
よくありがちな、横向きになったときなどの肩や腕部分の寒さを防ぎます。
あと全体的に保温効率を高めるため、体温の伝わりやすさ、熱を逃がしにくいなどを考えられた設計です。
ドラフトチューブが入るのはⅢからですが、Ⅱはフードにドラフトカラーが入っています。
ヒートロスを防ぐこの構造はかなりの高ポイント。
因みに今回使ったのは、Flame Ⅱロング(女性用のロング)。
通常の男性の方はスパークのレギュラーをお選び頂き、170cm以下の女性の方はフレームシリーズのレギュラーとなります。
スパークとフレームの違いは同じレギュラーだと、上図のように女性用は肩周りが少し狭く、腰回りが広く、冷えやすい足元は温まりやすいようなサイジングに。
もう一つ、女性用のフレームはサイズが小さいものに同じダウンを詰め込んでいるので、より暖かくなります。
高身長の女性はもちろん、男性の方も選択肢に入れて頂きたいのが、この女性用のロングサイズ。
通常のレギュラーで長さは同じでも、内部が少し広くなります。
あと、フレームのロングはダウン量が増えますので、例えばスパーク2と3の間がフレーム2ロング、といったように、もう少し保温性が欲しいな、とかもう少しスペック下でも良いかな、といったときにこのフレームシリーズのロングをご検討頂けたらと思います。
170cm以下の女性の方は、迷わずフレームシリーズのレギュラーサイズでOKです!
参考までに
スパーク0=~10℃
スパークⅠ=~4℃
スパークⅡ=~‐2℃
スパークⅢ=-8℃
スパークⅣ=-15℃
*フレームはプラス2~3℃アップ
スパークとフレームのロングのダウン量の比較
スパーク0=100g、フレームロング=115g
スパークⅠ=180、フレームロング=215g
スパークⅡ=300g、フレームロング=355g
スパークⅢ=430g、フレームロング=495g
スパークⅣ=620g、フレームロング=730
男性の方で、例えばスパークⅡよりもう少し暖かいものが欲しいとなれば、フレームⅡを、スパークⅢよりもう少しだけスペック下でも良いかな、など選択肢は広がるかと思います。
また、スパークとフレームロングの大きさは、フレームロングのほうが少し広いので、そちらも合わせてご検討ください。
ダウン量が同じでも、同じ暖かさではありません。
同じダウン量であればフィルパワーが高いほうがより暖かく、
同じ暖かさでもフィルパワーが高ければ少ないダウン量ですみますし(すなわち軽いのに暖かい)
同じスペックでもフードや足元、縫いつぶしやボックスなど、構造によっても保温性や断熱性は変わってきます。
(当たり前のこと書いてるだけですが、当店も初心者さんがかなり増えましたので、すみませんね。。)
マットも今一度ご紹介させてください。
技術力の向上により、スリーピングマットは各社素晴らしいものが沢山で揃ってます。
圧倒的な軽さのウーバーライト
軽さと断熱性のバランス最強のXライト(僕が第1回のOMMで使ったのもこれでしたね)
最強の暖かさのEXPEDのダウンマットやXサーモなど。
それぞれ特徴がありますね。
ではSTSのマットはどうか。
もっと軽いものはあります。
もっと暖かいものもあります。
でも、寝心地は断トツNo.1だと、個人的には思ってます。
こちらも昨年は早々と完売でしたので、今期は頑張って在庫してます。
SEA TO SUMMIT Ether Light XT Insulated
シートゥーサミット イーサーライト XT インサレーテッド
簡単にに説明すると、幅が55cmとワイド、厚みは何と10cm!
それでいて、183cmのレギュラーサイズで490g
R値が3.2なので、おおよそマイナス7℃~8℃対応ってとこでしょうか。
寝心地の良さの訳、まずは幅ですね。
一般的な他社のマットは全て51cmという規格ですが、こちらは55cmです。
たったの4cm?、いや全然違いますよ。
あと、サイドのバッフルが高くなって、寝返り打つ際もずれ落ちないし、腕も落ちないし。
もうひとつはこのエアスプリングセル。
シートゥーサミットお馴染の多くの凹凸は寝袋のふくらみの手助けにもなり、とても快適。
このエアスプリングセルはスプリングマットレスのように、身体に沿って各気室が変形し、一か所が潰れても隣が盛り上がったりしません。
この構造により、従来のエアマットのようにフワフワしない、安定した寝心地を提供。
僕は固いマットが苦手で、固いマットだとお尻の部分が盛り上がってしまい、腰が痛くなってしまうのですが、このマットはお家のマットレスのように圧を分散し、フラットに寝れます。
夜は映画を見ながらゴロゴロしてたのですが、横になったり、肘をついたりしても、常に安定。
次に断熱性。
このモデルは2種類の断熱材を使用しています。
エアスプリングセル内部にはサーモライト中綿、更に、Exkin Platinum 反射フィルムを内蔵。
Exkin プラチナム断熱材は放射熱を反射し、中綿のサーモライト®断熱材は対流熱損失を防ぎます。
女性モデルにはより厚いサーモライト®中綿を内蔵し、更に暖かいモデルでR値は3.5
幅は同じく55cm、長さは168cmなので小柄な男性にもおすすめです。
反射断熱材のExkinプラチナムはシャカシャカ音もせず静かで快適。
これらの断熱材により、超軽量ながらもオールシーズン対応の暖かさ。
また内部のTPUコーティングには抗菌トリートメントが施され、カビや細菌の増殖を抑制します。
2種の断熱材、ワイドな幅と厚み、耐久性のある生地、それでも軽量に抑えられてるのは独自のループ状溶着技術により、膨らませたときに必要な生地の量が少なくて済み、従来よりも少ない生地量でより大きな気室を生み出す事が可能に。
この最新技術によって、この大きさでありながらもここまでの軽量化に成功。
バルブも優れています。
薄く小さめのバルブは逆止弁になっており、マットの固さの微調整に便利。
排気の際も一気に空気を放出し、撤収も楽に行えます。
空気入れのポンプはスタッフサックと一体型になっており、これがまたやりやすい!
入口が小さいため、効率よく空気が入り、楽々空気が入ります。
3~4回でほぼ膨らみます。
軽量なエアマットは生地の厚みが20Dや15Dなどが主流にはなってきましたが、こちらは表地30 / 裏地40Dナイロンと、耐久性も高く安心感が違います。
重量はメーカーサイトではレギュラーサイズで490gと記載されてますが、実測468gでした。
決して超軽量とは言えませんが、2種の断熱材、ワイドな幅と厚み、耐久性のある生地、それでこの重量は全然ありですね。
もうハンモックじゃないと寝れない、テント泊だったらあまり寝れなかった僕が朝まで快眠。
寝心地の良さならば、圧倒的に過去No.1でしたね。
現在、寝心地、スパークとフレームのサイズ感などお試し頂けるよう準備しております。
是非ご検討くださいませ。