EXPED LIGHTNING
エクスペド ライトニング、45L、60L共に今期分再入荷しました。
2012年の発売後『OUTDOOR INDUSTY AWARD 2012』を受賞した名作。
細かなアップデートはしてきたものの、7年目になった今も大きな変更はしないまま販売され続けているエクスペド ライトニング45。
何年経過しても、毎年完売している密かな人気、というより毎年じわりじわりと少しづつこのバックパックの魅力が伝わってるように感じます。
このジワリ感の理由はこうでしょう。
ひとつは単純に軽量化の第一歩として。
フレームレスのULザックと比べると決して軽くはないですが、45Lで実測1095gという数値はフレームが付いた腰荷重のザックの中では超軽量だと言えるでしょう。
年々ギアは進化し軽量化され、宿泊装備に関してはフロアレスシェルターやワンポールテントなどにより大幅な軽量化が可能となり、フレームレスパックも多く普及していきました。
この事によりハイカーは歩くスピードもどんどんと早くなり、長い距離を楽に歩けるようになり、山での遊びが広がったのではないでしょうか。
そこから、更にストイックに軽量化をしていく方と、食料やお酒など少し楽しみを増やしていく方が分かれてきたようにも感じます。
このジワリ感のもうひとつの理由は、逆に楽しむための道具などの持ち物が増えてきた方も多くなったからではないでしょうか。
これは6年前の写真、僕が使ってるのは45L。
(1kgほどのテントと厳冬期の宿泊装備を入れてます)
自分は毎年多くのギアをテストしながら販売しているため、同じ道具を何年も使い続けることはそう多くはないですが、このライトニングは販売当初から毎年ずっと使い続けてます。
電車などで行き帰りの荷物が増える高山への遠征時。
また、自分は寒がりなので防寒関連ギアが増える冬山や、2、3泊の山行や冬靴もっての飛行機新幹線での遠征など、今日は10kg超えるなってときは決まってライトニングの出番。
これを選ぶ理由はこうです。
まず重量は45Lで実測1095g。
生地は軽量で引き裂き強度があり、耐摩耗性も優れた210Dダイニーマリップストップ。
裏地にPUコーティングが施され、耐水圧は1,500mm。
本体の縫い目を極端に減らすことで軽量化と防水性能を上げている。
そして重さを感じさせない背負い心地と動きやすさの『T-Rex背面システム』
このライトニングに採用されているユニークなT-Rex背面システムは、このT字型に配置された軽量アルミフレーム。
背中の接触点を最小限に抑え(背中に隙間ができる)、蒸れにくい構造。
ただ蒸れにくいというだけではなく、フレームがT字型というのがミソ。
肩部分には横方向のアルミフレームがあり、縦方向のフレームは腰パッドの裏まで。
この腰パッドが支点となり、腰荷重でありながらも上半身をフレキシブルに動かす事ができる。
更にウエスト部分も柔軟に可動する。
メジャーブランド同等クラスのフレームザックに比べ、重量は半分ほどで圧倒的に動きやすい。
ショルダーハーネスのパッドはそれほど分厚くはないが、腰荷重のため肩には全く負担はない、むしろ丁度良い。
またハーネスの幅がやや細めで、ストックを使う際にも上半身や腕回りの自由度がとても高い。
更にチェストストラップの取付角度が素晴らしく、これもフィット感・背負い心地の良さの理由。
そして背面長が無段階で調整可能、これ重要。
自身の背面長にミリ単位でピッタリと簡単に調整ができ、ストラップを引く、緩めるだけなのでフィールドでも微調整ができます。
またこの軽量なアルミフレームは身体の形に合わせて湾曲している。
このザックが身体に合わない方はそうはいないのでは(極端に痩せすぎとか)。
止水ジッパー付きトップポケット。
外側はサイドポケットのみとシンプルだが、ここにある程度の収納力があるのでとても便利。
スタビライザーも付属。
トップクロージャーはサイドからでも接続可能。
先ほども書きましたが、縫い目を最小限に抑え防水性をも高めている。
サイドストレッチメッシュポケット&ウエストベルトポケット左右。
ウエストベルトポケットもストレッチ素材で、補給食なども沢山収納可能。
サイドポケットには500ml2本が余裕で収納出来るサイズ。
コンプレッションベルトはポケットの内側、外側どちらからでも可。
軽量で細めのコンプレッションストラップはパック全体を均一にコンプレッションするため荷物が揺れない、疲れにくい。
アックス、ポールホルダー。
これらのストラップはコンプレッションのみならずギアの外付けにも便利。
オプションでフラッシュパックポケット ■ を装着すれは、更に収納力アップ。
なるべくキレイなパッキングをすることで見た目だけではなく、重量バランスが良くなり揺れずに疲労度が軽減されます。
パッキングのコツは、寝袋やインサレーションをあえて収納袋に入れずにパックの外側(身体から遠いほう)の隙間に詰め込んでいくと良いでしょう。
パッキングひとつで体力の消耗が全く違ってきます。
僕は普段はフレームレスのザックしか使わないですが、たまにライトニングを背負ってみるとその快適さにびっくりします。
フレーム付きで腰荷重ってこんなに楽だったのかって。
とにかく今使ってる重たいザックから卒業したい。
ULザックが欲しいけど、装備をそこまで軽量化できない。
たまには宴会道具を持ちたい、そんな方には本当におすすめしたいです。
フレーム付きながらも軽量、そして腰荷重でありながらも動きやすいってのは本当に素晴らしい。
重たい荷物を背負ってた人がウルトラライトな世界に出会った時、それは自由を手に入れたことでしょう。
僕もその一人で衝撃でした、こうも違うものかと。
最近では最初からULザックからスタートした人も多いでしょう。
「ここからあそこまで頑張って縦走したい」、「ロングトレイルを歩きたい」、「目的はないけど軽快にハイキングを楽しみたい」、「ストイックにファストパッキング」。
「軽量化したおかげで長い距離も楽に歩けるようになった」、「今まで歩くのに必死で見てなかった景色も楽しんで見れるようになった」、「トレイルランから1歩先へ」。
とても良いと思います。
そして色々と経験を重ねていくと自分に合ったスタイルというのが見えてきますよね。
カリカリに軽量化したけどフリーズドライ食だと味気ないな~とか、夜暇だし料理にちょっと拘ってみようかな~とか、宴会食料・撮影機材とか。「軽い=我慢」にならないようにしたいものです。
もちろん軽いに越したことはないし、僕は軽さは正義だと思ってるほうですが、要は自分のスタイルとバランスですね。
それを踏まえてご検討されてみてください。
とういことで45L、60Lどちらも今期春分入荷しました → ■
が、どんどんと減っていってます。
今回売り切れると次回は秋になりますので、夏山シーズンのアルプス縦走など計画してる方はお早めに!
























