山岳レースの経験から生まれた新しい軽量バックパック
MONTANE Featherlite 30 (モンテイン フェザーライト30)
2泊分の装備約8kgを背負ってテストしてきた。
非常にシンプルなつくりながら、その背負いやすさにはちょっと驚き。
何故なのか?
まずはこのキレイに身体に密着する曲線で設計された、バックパックの命であるハーネス。
通気性と軽量化のためパッドは肉抜きされている。
硬さは長時間背負い続けても疲れない絶妙な硬さ。
またこの幅が良い!
ショルダーハーネスの幅が太すぎたり、外側に広がりすぎると腕を振ったり、大きく上げたりすると腕の付け根あたりが干渉するが、この幅や角度が素晴らしく、激しく動いてもまったくストレスが無い!
UDのファストパック等のベスト型ザックのフロント回りの収納力と動きやすさも魅力だが、やはりこのウエストベルトの恩恵はデカイ。
ウエストといってもおヘソのあたりにくるので動きの妨げにはならず、荷重分散による肩への負担軽減は結果疲れにくい。
また、パッド内側の素材がザラザラ感が無くとても柔らかいので、ウェアとの擦れのストレスがない。背面がメッシュなのもまた良い。
また小型パックには珍しくスタビライザーも付属される事でしっかりと荷重を重心に近づけることが可能。
パックの揺れに関しては「まったく揺れない」という表現はしない。
それはOMMでもアルティメイトでも同じで荷物自体の揺れはパッキングのテクニックやコンプレッションで防げる。
重要なのは身体とパック本体との揺れをいかに最小限にできるか。
そこは身体への密着度が重要であり、このモンテインのパックはハーネスやウエストベルトの造り、スタビライザーなどで揺れを最小限に抑えてくれた。
因みにウエストベルトは本体からポケットの内側を通って直接バックルに繋がっている。
これもまた揺れない要因。
またボトム部分が斜めになっていることで荷重がグッと腰に近付き重さを感じにくくもなる。
このようにちょっとしたとこだが、同じ重量を背負ってもテコの原理で重さの感じ方や疲労度の差は大きく関わってくる。
ザックの選択において、ただ重量が軽いとかハーネスが柔らかい等で選ぶと痛い目に合う事もある、ホント重さの感じ方はまったく違ってくる。
各部の素材もとても素晴らしい!
本体の素材はRAPTOR Featherlight™100Dトリプルリップストップ素材を採用。
軽量ながらとても耐久性の高い素材。
このザックのスペックは容量30Lで重量実測728g(背面パッド込み)。
背面パッド無しで実測618g。
今回はパッドを外してOMMデュオマットを入れて行った。
ストレッチメッシュ素材も伸縮性が高く素晴らしい。
サイドメッシュポケットにはボトル2本入れても無理やり感はなく、すんなり入り、1本でも2本でも揺れたり飛び出したりせず、スムーズに出し入れが可能。
ホント良い素材。
シンプルな見た目ながら細かに考えられたつくりは流石MONTANE、山岳レースで培ったノウハウが詰め込まれている。
正直あまり期待してなかったが(笑)実際使ってみて納得!
ファストパッキングやOMMレースのバックパックにおいて、OMMとアルティメットの2強から是非コイツを候補に入れて頂きたい!
ファストパッキングにチャレンジしたい方、これは自身を持っておすすめできますよ!
23Lもあり。
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