天文学者が、あまりにも空を見るのに夢中すぎて、足元の井戸に、気がつかずに落ちるという話です。
この話の解説として、"The Complete Fables (Penguin Classics)
引用させて頂きます。
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One could apply this fable to men who boast of doing wonders and who are incapable of carrying out the everyday of life.
「素晴らしい研究より、日々の生活の方が大切、まずは、足元をきちんと見てから、それ以外のことをしろ!」ということだと思います。
この話を読むと、私も含めた多くの日本人の現状を思い起こします。
現在の日本では、誰もが、仕事や生活に追われ、日々忙しく過ごしています。
そして、『忙しい = 優秀な人間』という、ちょっと??と思いたくなるような、価値観が当たり前となっています。
もちろん、仕事は大切です。
日々忙しく過ごすことも、ある意味、必ずしも100%悪いこととは言い切れない気もします。
ただし、食事をする時間も無いほど、忙しくする、忙しさって、何の為の忙しさなんだろうと思ってしまいます。
英語には、"You are what you eat."という言葉もあります。
食事はすごく大切です。
食事だけではなくて、どんなに仕事が忙しくても、人間として、もっと大切にしなくてはならないことがあるような気がします。
英語には、'Stop and smell the roses'という表現もあります。
「本当に、忙しいことが良いことなのか?」を考える間もないような速度で日々動いている日本社会、どんなに、忙しくても、少なくとも、立ち止まって薔薇の匂いをかぐくらい心に余裕のある生活は必要だと思います。
◎参考書籍
The Complete Fables (Penguin Classics)
一話一話がすごく短くて、中には、子供の頃に日本語で読んだ話も出てくるので、読みやすいです。
◎本館サイト:読めて聴ける英語