スポーツコミュニケーションズの記事です
二宮清純が責任編集を務める、1999年開設のスポーツ情報サイト「SPORTS COMMUNICATIONS」の公式アカウントです。
羽生くんのファンは下げ記事批判するけど
そういう記事が減らないのはやっぱりアクセスがあるからだよね
こういう、記者名入りで羽生選手を評価してくれる記事にアクセスすることが大事な事だと思うんだけど。。。
2024年6月14日の記事です
(文/大木雄貴)
美しき旋律の裏に響く生々しい“エッジ音” ~羽生結弦のDanny Boy~
過去に羽生は「Danny Boy」のコンセプトを、こう説明している。
「Danny Boyに込めたコンセプトは希望です。希望の中には、“過去の希望”と“未来に対しての希望”があると思うんです。うれしかったこと、震災前の過去に戻って、手を伸ばして触れてみたいと思うこともある。その逆が未来への希望。未来に対して希望を抱き、明るい未来があるように、と祈りをささげることもありますよね。(このアリーナの)ステージから見て、リンクの左側が過去、真ん中が現在、右側が未来という設定で滑りました」
この曲はゆったりかつシンプルな音の運びのため、羽生が氷上を滑る音も耳に入ってくる。スケート靴の刃が氷上を削る音は、実に生々しい。Danny Boyの時のそれが私には、人々の悲痛な叫び、心の痛みを表しているように聞こえてならない。
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生々しいエッジ音に象徴されるさまざまな悲しみを、優しい旋律と羽生の演技が癒し、昇華してくれる。トリプルループ後に急停止して魅せる仕草と表情、優雅なオープンアクセル、氷上に虹をかけるイナバウアーからは、安寧を祈る思いが伝わってくる。Danny Boyは清濁を併せ呑む羽生の覚悟が感じられる作品の1つだ。
エッジ音という事で『MEGALOVANIA』の事も書いてくださっています。
「Danny Boy」は私も大好きです。
羽生さんの演技だけでなく、
スケートのエッジ音も大好きで
この話をい一般の方としたときに、
「私も!」と、おしゃった方がいて、
演技中に響くスケート靴の音が好きな方が結構いらっしゃるのだなと思いました。
FaOIはまたちょっと違ったコンセプトだったのでは?と感じていて
羽生さんの演技に出会える事は
一合一会
二度と同じ演技には出会えない
そして、そういう思いで全身全霊をかけて羽生さんは演技して下さる
だからこそ
エッジの音も
演技後の曲の最後の一音も逃したくない
羽生さんにとっては照明が消えるまで
音が消えるまでが演技(表現)の一部
だからこそ願うのです。
会場の音に
観客の声援に
羽生さんの表現する最後の一音を聞かせてほしいと
「Danny Boy」
見ているだけで(言葉がなくても)
涙が溢れてくる
それが羽生さんのフィギュアスケート
(このアリーナの)ステージから見て、
リンクの左側が過去、
真ん中が現在、
右側が未来