羽生結弦「イエーイ!」圧巻リカバリー2位
フリー、合計で今季ベスト
男子フリーが行われ、SP3位の羽生結弦=ANA=は今季最高の206・67点、合計も今季最高となる303・71点で2位に入った。途中、ミスもあったが圧巻のリカバリーで観客を驚かせた。優勝は4回転ジャンプ5本を着氷させた17歳のネーサン・チェン(米国)で307・46点。宇野昌磨=中京大=は4回転ループを公式戦で初成功させたが、288・05点で3位だった。
冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーに成功したが、後半の4回転サルコーからのコンビネーションが2回転になった(2回転サルコー-1回転ループ)。その後、4回転トーループ、トリプルアクセル-3回転トーループを決めた。
そしてトリプルアクセルからの連続ジャンプという要素を、4回転トーループからの連続ジャンプ(4回転トーループ-2回転トーループ)に変更し得点を稼いだ。最後も3回転ルッツから3回転アクセルとして巻き返した。
フリーは自己ベスト(219・48点)に迫る206・67点で優勝したチェンを上回り1位だった。合計でも303・71点のハイスコア。得点を見届けると「イエーイ!」と喜びの声を上げ、オーサーコーチと抱き合った。
日経 http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK00118_Z10C17A2000000/
ネーサン、再び事件です。
17歳チェンが5本の4回転着氷で逃げ切り 羽生超えV
デイリースポーツ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170219-00000075-dal-spo
男子フリーが行われ、SP首位の17歳、ネーサン・チェン(米国)が4種類5度の4回転ジャンプを着氷させ、フリー2位ながらSPとの合計でISU公認大会では自身初の300点超えとなる307・46点をマーク。羽生の猛追を退け、プレ五輪を制した。
全米選手権のフリーで史上初の4種類5本の4回転ジャンプを決めたチェンが、再び世界を驚かせた。今大会は当初4本の予定だったが、直前の羽生の演技に刺激されてか、5本に挑戦。冒頭の4回転ルッツ-3回転トーループを決めると、一気に波に乗り、トーループ1つを除く4本で出来栄え点で加点を引き出す圧巻の内容で、逃げ切った。