羽生 「尿膜管遺残症」で手術 約1カ月の安静必要

 日本スケート連盟は30日、腹痛を訴えていたフィギュアスケートの羽生結弦
 (ANA)が精密検査で「尿膜管遺残症」と診断され、同日手術を受けたと
 発表した。

 約2週間の入院と約1カ月の安静が必要という。

 羽生は、2週間前のGPファイナル時から断続的に腹痛を抱えており、
 全日本で男子3連覇した後に精密検査のため入院中し、29日のアイスショーには
 出演しなかった。

 「尿膜管遺残症」とは、成長過程でなくなるはずの臍帯(へその緒)と膀胱を
 つないでいいた尿膜管が、残っている状態をいう。
 へそから膿のような分泌物が出て、痛みを伴うもの。
 完治のためには手術での除去が必要とされている。
 (ヤフーニュース  より)



 羽生 断続的な腹痛で精密検査へ…29日アイスショーは欠場

 全日本選手権で3連覇を達成したソチ五輪金メダリスト・羽生結弦
 (ゆづる、20=ANA)が、2週間前のGPファイナル時から抱えていた
 断続的な腹痛の精密検査を受けるため、29日のアイスショー
 「メダリスト・オン・アイス」(長野市ビッグハット)を欠場する。

 28日にショーの主催者が発表した。検査結果は日本連盟から発表される。
 羽生は主催者を通じ、「メダリスト・オン・アイスを楽しみにしていただいていた
 ファンの皆さまには、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです」
 とコメント。演技後半の4回転を解禁し連覇を狙う大舞台へ、プリンスは体を休めることに
 専念する。

 これで世界選手権連覇のシナリオに軌道修正の必要が出てきた。シーズン開幕前は
 SP、フリーとも基礎点が1・1倍になる後半に4回転ジャンプを跳ぶ練習をしてきた。
 持病の腰痛や中国杯での負傷により回避していたが、ブライアン・オーサー・コーチ
 (53)は27日の演技後に「今後は4回転を後半にもっていきたい」と構成変更の
 考えを明かしていた。

 来月中旬以降は拠点のカナダ・トロントに戻り、再び高得点が狙える構成を滑り込む
 意向だったが、調整プランは白紙に戻さざるを得ない。
 新たな不安材料を抱えながら、ソチ五輪金メダリストは新年を迎える。
 (スポニチアネックス  より)