羽生、一夜明けの一問一答 悔しくて眠れずうなされていた


サンケイスポーツ 11月30日(日)12時4分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141130-00000511-sanspo-spo

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯で4位に入った、ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(19)=ANA=が30日、大阪・なみはやドームで会見した。

 --一夜明けて

 「昨日は悔しくてけっこう眠れなかった。夢の中でうなされていた。ちゃんと覚えてはいないけど、次の試合に向けてどうなれば強くなるか、自分をコントロールして本番で実力を出せるか、夢の中でトレーニングしていたと思う」

 --4位という結果

 「村上選手と無良選手を見て、同じ日本人として誇らしかったけど、そこまでできた人間ではないので悔しかった。もう一度、一番高いところに立ってやる、君が代を聞かせる演技をしたいと思った」

 --中国杯の激突は

 「もう衝突する前にはどうあがいても、戻れない。壁を作ってもらってこんなに楽しいことはない。(ファイナルへ)練習できる期間は1週間ぐらい。この壁を打ち砕いて乗り越えたい」

 --今季の調子は

 「焦りはある。出遅れている。ここまできて、尻に火がつかないようじゃ話にならない。これが五輪シーズンじゃなくてよかった。スケーターが一度は体験するような事件ではない。幸せ者。課題をいただいて幸せ」

 --ファイナルは連覇がかかる

 「五輪王者、世界王者じゃなくて、チャレンジャーとして臨みたい。ファイナルは最後、ギリギリでつかんだ。弱くなっている自分は嫌い。弱いということは強くなる可能性がある。ものすごいきつい状況に立たされているけど、(試練を)乗り越えた先にある景色はいいと信じている」

 --6分間練習について 

 「ぶつかってしまったのは僕らの不注意。僕らが悪い。ルールは関係ない。自分に集中することが課題」