「ある洞窟での体験1」の続き(↓ここをクリックすると「体験1」に飛びます)
https://blog.goo.ne.jp/yuzumamu/e/cb047a68d31ccdee7168b63fed75eb64
洞窟での不思議体験から以降も不思議な経験は幾つもあるのですが、
何年も一気に飛んで、奈良に転居後の話をします。
どういったことなのか、ずっと気になっていました。
それまで感じたことのないほど強烈に私を癒してくれたのは、
いったい何による作用だったのだろう。
私が勝手に自分で、そんなふうに思っただけだったのか?
あの洞窟に行きたかった私のご先祖の霊が現れたのか?
あの洞窟で修行中に行き倒れた人の魂が現れたのか?
心の片隅で、ずっと知りたいと思っていました。
奈良に転居後、知り合いの大阪市のサロンで
ピプノセラピー(催眠療法)を受ける機会が巡ってきました。
催眠状態になるけれど意識もあり、
セラピー中のことを覚えている、というものです。
催眠へ誘導されて分かったことは、
あの時に洞窟で私を優しく包んでくれたのは、私のご先祖ではなく、
ある修行者さんということが分かりました。
行き倒れたのではなく、その後も活躍した修行者さんでした。
誘導中、その人の幼少期の名前が分かり、
閉じた私の眼の中にカラーで幼少時代の場面が現れ、
外国へ行く船の中の様子が分かり、
その人の気持ちが分かり、
私のところへ、どうして現れたのかが分かりました。
催眠状態から覚めた時には信じられませんでした。
信じきれずにその後も過ごしていましたが、
その修行者さんに関する本は何冊も読みました。
しばらく経ってから、同じサロンで別の勉強会があり、
キャンセルなどで、たまたま参加者が私ひとりの時があり、
セラピストの先生にお願いして、催眠療法をしていただくことにしました。
あの洞窟で私を癒してくれたのは誰ですか、と
先生に前回と同じことを問いかけてもらいました。
誘導が始まって直ぐに私が催眠状態の中で歌を歌いだしました。
聞いたこともない言葉で、聞いたことも無いメロディで、歌い続けます。
歌うのはしばらく続きます。セラピストの先生は止めてくれません。
それで、私の声を借りて歌うのを、実際の私が止めました。
後で先生にどうして、止めなかったのか聞いたら「止めかたが分からなかったから」とのことです。
霊さんはこの世に体が無くて歌う声が無いので、
私の声で歌えることが嬉しくて、しばらく続いたのではとの説明でした。
私は「どうして信じないのか」「これなら間違いなく信じるだろう」
と私に言いたかったのではと思いました。
後でネットで調べて、よく似てるなあ、そうじゃないのかなぁと思われるのが、
外国の女性が綺麗なメロディでサンスクリット語で歌うお経の歌。
私の声で歌ったのはお経じゃないかもしれないけれど、とてもよく似ていました。
それでも私は、まだ信じきれません。
しばらくして同じサロンで、個人でなく数人で催眠療法を受ける
グループセラピーというものが開催されたので参加しました。
先生の誘導が始まると、又知らない言葉で何か言い始めました。
今度は歌ではなく言葉です。
その時に自分が発した言葉で覚えているところを直ぐメモ書きしておきました。
それまで一度も聞いたことがなかったのですが、
自宅にたまたまサンスクリット語の般若心経のCDがありました。
一度もちゃんと中を見たことが無かったのですが
般若心経をサンスクリット語で書いた本もありました。
書いたメモと照らし合わせて、私がグループセラピーの時に発したのは
サンスクリット語の般若心経にほぼ間違いないだろうと思いました。
サンスクリット語の般若心経は、その後、
本を見て読んでも聞いたことのない言葉なので、スラスラ読めません。
でもセラピー中は難なく言い続けたのです。
それは私だけの思い込みではありません。
セラピストの先生は私が歌う声や話す言葉を実際に聞いておられます。
グループセラピー時には他の参加者さんも聞かれています。
もう信じないわけにはいきません。
その修行者さんは外国でサンスクリット語の歌を歌い、
サンスクリット語のお経を唱えていたのです。
「ある洞窟での体験3」へ続く
https://blog.goo.ne.jp/yuzumamu/e/9f44763b6f80dc320cf559a1231eb5cf